舞台裏シリーズ
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舞台裏シリーズ

羅い舞座 京橋劇場 2023年5月公演
「宝海劇団」舞台袖レポート

2023年6月9日 17時25分13秒

羅い舞座 京橋劇場
宝海劇団公演「大空祭り」の舞台裏に密着!
客席からは見られない、舞台袖からのぞく奮闘模様をご紹介いたします。
(撮影:2023年5月28日)

 

 

■開演30分前

開演30分前、
祭りの主役、宝海大空座長も化粧スタート。

 

座長 宝海大空(たかみ おおぞら)

 

宝海大空座長といえばお面を使ったショーも印象的。

箱からあふれるお面の数々…

 

 

宝海蘭丸さんもちび丸くんも気合十分!

 

宝海蘭丸(たかみ らんまる)

 

 

ちび丸(ちびまる)

 

 

宝海大心さん、宝海空也さんも
ミニショーの準備に余念なしです。

 

 

宝海大心(たかみ だいご)

 


宝海空也(たかみ くうや)

 

 

 

蘭丸さんの口上と共にミニショーが始まります。

 

 

 

 

 

■第1部ミニショー

作りこまれた舞台に大空座長の殺陣とお面を使ったショーがカッコいい!

 

 

 

 

音響&照明&木がしらと舞台袖も大忙し。
空也さんも座長の様子をみながら木がしらを打ちます。

 

 

 

座長の魅力が凝縮された特別なミニショーに、お客様も大興奮。

 

実はこのミニショーにはまだタイトルが決まってないそう。

大空座長に聞いてみました。

 

 

 

■座長が語る『大空祭りミニショー』について

 

「今までひとつのショーの中に僕のできることを盛り込んだことがなかったので、 やってみたかったんです。

稽古の時にはもっと良いものにできると思っていたのですが、 これをラストショーに持って行くには恥ずかしいと思ってミニショーにしました… ぶっちゃけ、始まるまでやる気がなかったくらいです(笑)

けど、やってみたら、途中でこれはイケるなと思いました(笑)」

 

 

手応えを感じた笑顔でミニショー終了!
座大空座長の笑顔は見ているこちらも嬉しくなりますよね♪

 

汗だくの大空座長が舞台袖へ走ってきます。

 

座長「今日は暑いよねー」

 

スタッフ「座長が頑張りすぎです!」

 

 

お芝居に向けて、休む間もなく準備が始まります。

 

 

 

 

 

 

宝海竜也園長は早々にお芝居の準備万端。

 

 

舞台上ではちび丸くんも雪の掃除を頑張ります。

 








■新作狂言『お役者仁義』開演!

 

 

幕間も次の幕に向けての打ち合わせ。

 

 

棟梁も座員さんもみんなで次の幕の準備です。

 

 

 

幕と幕の間が長くならないように、
舞台の準備が気になる大空座長。

 

 

二場開幕

 

 

 

 

三場に向けて足にも白粉をしっかり塗ります。

 

 

帯を結びながら舞台の進行をチェック。

 

 

座長の登場!

 

 

 

 

お芝居の途中、楽屋では空也さんが次のかつらを準備中。

 

 

次の幕は弁天小僧に扮した衣装で登場です

 

 

 

 

 

宝海真紀さんも照明&音響のサポート。

 

 

 

忙しい、次は男の衣装に着替えます!

 

 

 

 

 

 

 

『お役者仁義』終幕

 

 

「おつかれさまでした!」

 

 

 

 

■大空座長が語る『新作お役者仁義』について

「初めてのお芝居は皆んな手探りなので、 テンポ良く行った方がよい部分や、じっくりと間を作ったり、 曲を足したり、曲を使わない部分を作ったり、次に活かせる課題はたくさんありました。

けど、初めて演じるお芝居だったんですが、全く緊張しなかったんですよ。 きっと自信があったんです。

型にはまったお芝居で崩れにくいのもありますし、 役が僕にはまっていたんですね。 はまっていない役をするお芝居ほど緊張するものはないんですよ(笑)」

 

大空座長ハマり役の「お役者仁義」にみなさんご注目♪

 

お芝居が終わり、口上挨拶が始まります。

 

口上を務める宝海空也さん

 

この間、座長はショーに向けて化粧。

 

芝居の化粧を一旦落とし、新たに下地から塗り直します。

 

 

 

三代目ボーイ豆タンクくん。

お母さんの宝海愛輝さんにお化粧を手伝ってもらいます。

 

 

ちび丸くんのお化粧はお母さんの宝海蘭丸さんに。

 

 

 

宝海大空座長の衣装はお母さんの宝海真紀さんに帯を結んでもらいます(^ ^)

 

 

 

 

 

■第3部舞踊ショー

宝海大心さんのマイクで舞踊ショースタート!

 

 

 

幕開けトップステージ

 

 

ちび丸

 

 

宝海大空(割幕からの登場)

 

 

 

 

 

 

宝海蘭丸

 

 

この間、座長は女形から立役へ仕替え中。

 

 

宝海大心
メガネ男子にセッティング

 

 

師匠(宝海大空)とお弟子さん(宝海空也)

 

 

ちび丸 着付け中

 

 

三代目ボーイ豆タンク 準備万端。

 

 

 

宝海空也

 

 

 

座長 宝海大空

 

 

マイクをどうぞ。

 

 

大入御礼の三本締め
おめでとうございます!

 

 

三代目ボーイ豆タンク

 

 

ハンチョウを入れる空也さん

 

三代目を見つめる座長のまなざし。

 

 

座長 宝海大空

 

 

照明を調整する園長 宝海竜也

 

 

大空&大心

 

 

 

園長 宝海竜也

 

 

いよいよラストショー。

衣装の準備

 

 

照明について座長と園長の打ち合わせ

 

 

ラストショー「野ざらし」開幕

 

 

照明が気になる
リアルタイムに照明の調整中!

 

 

 

 

 

 


 

三代目もスタンバイ

 

 

 

余韻を残す情念と幻想のラストショー
是非とも劇場で体験してください。

 

 

 

 

 

■大空座長が語るラストショー「野晒し」

 

「今日も公演中の舞台を見ながら、照明を調整しながら公演をやっていました。

僕が主役の日なので、ガッツリ作り込んだ舞台をお客様へお届けしないといけないですが、 みんなの1ヶ月間の体力を考えて、作り込み過ぎず、 何かあったらリアルタイムに修正できように柔軟さを持ってやっています。

それが、毎日違う舞台をお届けできる大衆演劇の良さでもあると思います。

稽古の時には衣装合わせまでできないので、 当日みんなのかつらをみたら、稽古中に想像したものと違うこともありますし、 僕も当日になって変更することもあります。

今日のミニショーをラストに持ってこれないと思ったので、 前日に急遽思いついたのがこの「野ざらし」でした。 前日思いついた割には、まあまあ良かったと思っています(笑)

次に見てもらう時には、ここでは言えないですが、 こうしてみようというアイデアもあるので、 さらに喜んでいただけるように考えています。お楽しみにお待ちください!」

 

 

大盛り上がりの大空祭りは大幅に延長。
息つく間も無く送り出しへ、そして夜の部へ続いていきます…

 

 

宝海劇団の6月の公演先は羅い舞座堺駅前店です!


 

羅い舞座 堺東店 2023年5月公演
「劇団天虎」舞台袖レポート

2023年6月8日 16時02分37秒

羅い舞座堺東店5月公演は、七星泰河(ななせ たいが)座長率いる劇団天虎。

舞台からは見えない楽屋や舞台袖での奮闘ぶりをレポートいたします!

(取材:2023年5月25日夜の部)

 

 

■夜の部開演前

 

「お疲れ様でーす」

笑顔で迎えてくれた七星泰河座長。

 

 

この日は泰河5番勝負」の3日目。

ミニショー5曲を座長が早替えで踊り切るというチャレンジ企画です。

 

 

いよいよ開演。

いざ、勝負!

 

 

■第1部ミニショー「泰河五番勝負」

 

 

 

1曲終わって・・・

 

 

 

 

2曲目のイントロが流れる間に着替え。

早替え用の帯ではなく、しっかり結びます。

 

 

2曲目

 

 

 

大急ぎで戻ってきて

 

帯を結んでもらいながら、同時にかつらを被ります。

 

 

 

 

3曲目

 

 

 

小道具も仕替えて登場。

 

 

走って戻ってきて・・・

 

 

 

大急ぎで舞台へ

 

 

急げ!

 

 

5曲、全て異なる世界を舞踊で表現。お見事!

 

 

 

 

 

■第2部お芝居準備風景

 

ミニショー終わって、お芝居へ。

 

背景幕の後ろから、大道具を取り出します。

 

 

大道具を出す七星英雄(ななせ ひでお)さん(左)

 

 

座布団を並べる七星あいり(ななせ あいり)ちゃん。完成!

 

 

それでは、お芝居の出演者をご紹介♪

 

 

親分に扮する七星英雄さん。

 

 

七星泰河座長のお兄さんです。

「初舞台は21歳の時です。親が役者だったので、いずれは自分もやりたいと思っていました。

娘のあいりは12歳で、小さい頃ちょこっと舞台に出ていたのですが、本格的にやり出したのは、弟が劇団天虎を立ち上げてからですね」

 

 

その七星あいりちゃんの役は、なんと用心棒

 

 

可愛すぎる用心棒。果たしてその活躍ぶりははいかに?

 

 

 

幸妻弥枝(こうざいやえ)さんは一家の娘おみつ役。

 

 

「初舞台は中学卒業してすぐだったので15歳です。

子育てを機に一旦辞めていたんですけど、泰河座長が劇団を旗揚げする時に、声をかけられて復帰しました。
10年ぶりでした(笑)」

 

 

弥枝さんはアイデアマンで、例えばこのかつらケースの整理術も弥枝さんのアイデアによるもの。

 

 

「ケースに名前を書くだけじゃなくて、それぞれ色違いのテープを貼っています
劇場へ乗り込む時、お手伝いの人に『白色のは座長の化粧前に置いてください』と言うとスムーズです。
傷んだところも隠せますし、一石二鳥なんですよ(笑)」

 

なるほど、確かにわかりやすいです!

 

そしてもう一人のメンバー・七星あやねちゃんは、現在中学1年生。平日は学業優先で、週末のみ出演とのことでした。

 

 

 

 

さて、ここからはマンスリーゲストのみなさん。

 

和新之助座長は、代貸の大五郎役。

 

「今日はこんな感じです」

役に合わせて悪い顔をしていただきました♪

 

 

 

花組むらさき・藤間美香座長は旅人役。

 

 

立役も得意とする美香座長。

「今日は二枚目です」

 

 

 

花組むらさき・南條のぼる座長は、一家の二代目役。

 

「二場から登場なので、ちょっとゆっくりしてまーす」

 

 

 

そして本日の主役・三下の三太役は、七星泰河座長。

 

 

ちょっと、いや、だいぶマンガチックなメイクですが……

「これは藤間歩くんをイメージしてるって書いておいてください♪」(泰河)

 

(*藤間歩:藤間劇団の三代目藤間歩さん。今年8月に座長に昇進予定)

 

 

 

さて、お待ちかね、これよりお芝居の開演です!

 

 

 

 

■第2部 お芝居「三下仁義」

 

一家の跡目を狙う代貸の大五郎は、親分を亡き者にしてしまう。
それを見てしまった三下の三太は大慌て。一家の危機を救うことは出来るのか?
一幕二場の時代人情剣劇です。

 

 

掃除をする三下の三太。

 

 

代貸・大五郎が帰ってくる

 

 

親分に一家の跡目を譲ってくれと頼むが…

親分を殺してしまった大五郎。

誰にも見られていないと思ったのに、三太に見られてしまった。

 

 

なんとか三太を言いくるめようとするが、うまくいかない。

 

こうなったら実力行使。お嬢さんを連れて行く大五郎。

 

 

 

ここで序幕から第2場へ、大急ぎで場面転換。

 

 

 

 

第2場 道中

 

帰ってきた二代目。

 

 

そこへ、代貸が雇った用心棒が。

 

 

「お前が用心棒??」

 

「おう、そうじゃ」

 

しかし…あっけなく斬られて退場。

 

「わ〜〜〜」

 

 

可愛い用心棒の健闘に拍手が沸きました!

 

 

さあ大詰め、三太が意地を見せる!

 

 

一家の運命は?ぜひ舞台で!

 

 

 

■お芝居終演〜口上

 

アナウンスをする幸妻弥枝さん

 

 

 

お芝居終わって舞台挨拶をする七星泰河座長

 

 

 

舞台袖で袴を畳むあいりちゃん

 

 

袴を畳むのは難しくないですか?と、尋ねると

「いいえ。大丈夫です♪」とにっこり。

 

舞台裏の仕事も率先してこなします。

 

舞踊ショーが始まる前、背景幕の裾を綺麗に整えるあいりちゃん。

 

 

「誰かに言われる前に、さっと気づいて動いてくれるですよ」と、弥枝さん談。

 

 

 

さて、舞踊ショーの幕開けは英雄さんと弥枝さんの相舞踊から。

 

 

急いで降りてくる英雄さん。

 

 

 

■第3部舞踊ショー開幕!

 

 

七星英雄、幸妻弥枝

 

 

 

座長 藤間美香

 

 

 

 

座長 和新之助

 

 

 

 

七星あいり

 

 

 

この間、座長は女形の支度中。

 

女形の時、イメージ像はありますか?

「特にないですね。メイクのテーマは『キラキラさせる』です!」(泰河)

 

 

 

愛用の香水はルイ・ヴィトンの「シティ オブ スターズ」

いくつもの柑橘系がブレンドされた、複雑で官能的な香りです。

後ろのアクセサリーケースは、模様ごとに整理されてわかりやすそうですよね。

 

 

座長 七星泰河

 

 

 

女形2本目の支度

 

 

1本目とはガラリと変わって、シックな色味の着物。

 

 

 

座長 七星泰河

 

 

 

このまま群舞へ

 

座長中心に華やかに

 

 

 

南條のぼる

 

 

 

 

七星英雄

 

 

 

 

幸妻弥枝

 

 

 

和新之助

 

 

座長 七星泰河

 

 

 

 

座長 七星泰河

 

 

 

ラスト舞踊「千本桜」

 

 

 

 

これにて終演!

 

 

めでたく大入り!

 

 

■劇団紹介

劇団天虎(げきだんてんこ)

劇団芸昇で座長を務めた七星泰河座長が、2019年7月に羅い舞座 堺東店で旗揚げ。
古典から現代劇まで幅広く演じ、特に三枚目役には定評がある七星泰河座長のもと、旅芝居という大河へ悠々と挑む。

 

七星泰河座長の初舞台は8歳。昨年の2月には芸道20周年の記念公演を羅い舞座 京橋劇場で行いました。

現在28歳。自ら立ち上げた劇団を牽引する若き気鋭の座長です。

 

 

「旗揚げからもうすぐ4年です。やっぱり大変でしたね。特にすぐコロナ禍になってしまったので…

コロナが落ち着いても、景気自体が良くならなかったら、厳しいですね。

でもそれはどんな世界も同じことなので、言い訳せずに、なんとか頑張らないといけないと思っています。

応援よろしくお願いいたします!」

 

ありがとうございました!

 

劇団天虎は6月は羅い舞座御所店で公演中です♪

 

 

 

 

 

 

 

 

羅い舞座 堺駅前店 2023年5月公演
「劇団KAZUMA」舞台袖レポート

2023年5月29日 15時38分45秒

羅い舞座堺駅前店5月公演は、藤美一馬(ふじみ かずま)座長率いる劇団KAZUMA。

舞台からは見えない楽屋や舞台袖での奮闘ぶりをレポートいたします!

(取材:2023年5月25日)

 

 

■開演1時間前

朝のミーティングが終わり、ミニショーのリハーサルが始まったところ。

 

 

 

 

化粧前の藤美一馬座長

「おはようございます!」

 

 

一馬座長の化粧前は、舞台上手側の一角。

「僕は化粧する時、人に見られると気が散って出来ないんです」という座長。

座員さんに見られるのもNG。

 

そんなわけで、座長の化粧前を仕切るために、かつら箱がブロック塀のように積まれています。

 

 

「どの劇場に行っても、絶対見えないように仕切ってます(笑)」(一馬座長)

 

では、せめてお道具だけでも拝見…

 

こちらゲストに行く時に使っている手鏡。

朱色地に貝細工の桜が施された華やかな逸品。

 

 

「十周年記念で作ったもので、その時の出演者のみなさんにもお配りしました」(一馬座長)

 

 

 

犬が好きで、昔チワワを飼っていたという座長。

こちらはチワワを飼う前にお客様からプレゼントされたもの。

呼ぶものがあったのかも?

 

 

 

 

香水はディオールのプワゾン。

甘さとクールさが絶妙のバランスの芳香は一馬座長にピッタリ。

 

 

 

では、他のメンバーの化粧前へ…

 

 

こちら龍美佑馬(たつみ ゆうま)さん

 

 

香盤表をノートに書き写しておられました。

 

 

「毎日記録しています。次に同じ劇場に乗った時、お芝居や曲が被らないようにするためです」

このように、お客様を飽きさせないために日々努力されているのですね。

 

 

佑馬さんも「化粧しているところはちょっと…」

 

冴羽竜也副座長も「僕も…」

 

 

次々と撮影NGを出されてしまいましたが

「彼ならいいです!彼を撮ってください!」

と、モデルに推薦されたのは

 

城春輝(じょう はるき)さん。

 

 

「いいですよ~」と快く応じてくださいました。

すみません、ありがとうございます!

 

イヤホンで聴いているのは?

「今日のお芝居のセリフです」

 

 

 

春輝さんは21歳が初舞台。

「それまではヒッチハイクをしてまして…」

 

なんと!ではどうやって大衆演劇に?

 

「座長の知り合いの人から紹介されて。体験入団させてもらって、やってみようと思って正式に入団しました」

 

現在26歳。役者になって5年目です。

 

 

 

 

ミニショーの支度を終えた冴羽竜也(さえば たつや)副座長。

 

 

初舞台は16歳だそう。

「21歳で一度辞めて、一馬座長と出会ったのが26歳の時です。それからずーっといます笑」

 

竜也副座長といえば、妖艶な女形が印象的です。

「女形のイメージですか?うーん、特にいないですね~」(竜也)

 

 

 

続いて女優陣

有扇愛梨奈(ゆうせん ありな)さん

 

 

「役者になって5、6年くらいですね」

 

座長の着付けも手がける頼れる存在。

お芝居でも重要な役を任されています。

 

 

 

あみさん。

有扇愛梨奈さんに誘われてこの世界に飛び込みました。

 

 

「入団して3年くらいです」

 

舞踊ショーでは投光も担当。

この日も、楽屋と投光室との往復で、ずっと走っているあみさんでした♪

 

 

 

ゲストの一馬座長の弟でもある藤千代之助(ふじ ちよのすけ)座長。

 

 

僕も化粧しているところを人に見れるのはダメなんですよ〜

というわけで、後ろ姿を撮らせていただきました。

 

楽屋着は着物。

「ラフな格好より着物の方が僕は落ち着きますね」(千代之助座長)

 

 

 

さてさて、本日の出演者の皆様をご紹介したところで、第1部顔見せミニショースタートです!

(千咲大介座長とKEITAさんはこの日はお休みで不在でした)

 

 

 

■第1部顔見せミニショー

 

 

 

手前から あみ、城春輝、有扇愛梨奈

 

 

 

 

副座長 冴羽竜也

 

 

 

座長 藤美一馬

 

 

 

 

着替えながら音響を担当する春輝さん

 

 

 

ミニショーラストは藤千代之助座長も参戦!

 

 

 

 

 

 

 

幕が閉まると、すぐお芝居の準備。

 

これがめちゃめちゃ早くてですね…

 

 

 

 

床几(しょうぎ)を出して

 

 

 

背景幕をしゃーっ、

 

 

位置を確認して「はい、OK」

 

1分程で序幕のセットが出来ました!

 

 

 

 

■第2部お芝居「天竜鴉」

劇団で長く演じているお芝居の1つ。

旅鴉の銀次は、天竜川で溺れてしまったところ、筏流しの甚兵衛に助けられる。
命を助けてもらったお礼にと、やくざに憧れて村を飛び出したという甚兵衛の息子・新太郎を探してやると約束するが…
1幕5景の時代人情剣劇です。

 

(配役)

  • 夜鴉銀次:藤美一馬
  • 新太郎:城春輝
  • 新太郎の父甚兵衛:龍美佑馬
  • 新太郎の妹おみよ:有扇愛梨奈
  • 大黒屋代貸:冴羽竜也
  • 大黒屋若いもん:あみ
  • 村の娘:あみ(2役)
  • 大黒屋親分:藤千代之助

 

 

銀次に扮する藤美一馬座長

 

 

 

 

 

大黒屋一家代貸に扮する冴羽竜也副座長

 

 

 

 

 

おみよに扮する有扇愛梨奈さん

 

 

 

村娘と大黒屋一家若いもん2役を務めるあみさん

 

 

 

序幕 甚兵衛の家

 

 

 

銀次を助ける甚兵衛

 

 

助けてもらったお礼に新太郎を探してやると約束する

 

 

 

場面転換。背景幕を変える一馬座長

 

 

 

出番まで舞台袖で控えます

 

 

音響を担当していた春輝さん。第2景から新太郎役で登場です

 

 

兇状の旅から帰ってきた新太郎だったが…

 

 

 

大黒屋親分(藤千代之助)(中央)が、旅人銀次を使って新太郎を亡き者にしようと企む

 

 

場面転換。

この間、立ち回りを合わせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

甚兵衛に背負われ助けられた銀次が、今度は甚兵衛の息子の新太郎の亡骸を背負うことになろうとは…

 

 

 

 

 

 

 

 

大詰め。1年後の天竜村。

銀次が甚兵衛を訪ねてやって来る。約束を果たすために…

 

 

 

 

銀次、甚兵衛、おみよの思いが交錯するクライマックス。ぜひ舞台で!

 

 

 

■舞台口上

 

一馬座長と城春輝さんのかけ合いが楽しい♪

 

「お芝居が長引いたので、準備が出来次第すぐさま幕を開けますね!」(一馬座長)

 

 

 

 

 

■第3部舞踊ショー

 

幕開けトップは若手3人による群舞

 

 

 

 

春輝さんが舞台にいる間は他のメンバーが交代で音響につきます。

 

 MD音源をセットする龍美佑馬さん。

大衆演劇はMDやカセットテープが大活躍。

 

 

龍美佑馬さんの初舞台は38歳。

「それまでいろーんな仕事をやってました」

 

現在はいくつも書き下ろしの脚本を手がける劇団の作家としても活躍。

これまで物書きの仕事をされていたのでしょうか。

 

「いえ。元々歴史が好きというだけで。大衆演劇のお芝居はやくざものばかりでしょう。
もっと他に出来るのにって、書き始めたのがきっかけです」

 

最新作は新撰組を題材にしたお芝居。

劇団KAZUMAのオリジナル狂言がかかった際にはぜひチェック!

 

 

 

 

ゲスト 藤千代之助座長

 

 

 

城春輝

 

 

龍美佑馬

 

 

 

座長と副座長の女形が続きます

 

副座長 冴羽竜也

 

 

 

座長 藤美一馬

 

 

 

有扇愛梨奈

 

 

 

この間、黒幕の後ろで太鼓の準備

 

 

 

 

一馬座長といえばこの大きな締太鼓ですよね!

 

 

 

左より 冴羽竜也、藤美一馬、城春輝

 

 

あみ

 

 

舞踊ショーも大詰め。ラスト舞踊の衣装に着替えます

 

左より 城春輝、冴羽竜也

 

 

 

ラスト舞踊「ミッションインポシブル」の照明の指示書

 

 

舞台を暗くし、光線のような照明で浮かび上がらせる演出。

細かく指示が書かれています
(ちらっと読みましたが、全然解読できませんでした…みなさんすごいです)

 

 

 

ラスト舞踊は全員が舞台に出るので、千代之助座長がアナウンスを担当。

 

 

舞台袖の連携プレーも気心の知れた者同士ならでは。

 

 

 

 

貴重な兄弟のツーショット♪

 

 

 

 

ラスト舞踊「ミッション・インポシブル」

 

 

暗い&動きが速い=撮影惨敗。。

実際はもーっとかっこいいので、ぜひ舞台で(汗)!!

 

 

 

お昼の部、これにて終演!

 

 

お疲れ様でした!

 

 

 

【劇団紹介】

平成14(2002)年2月1日に藤美一馬座長が旗揚げ。劇団名の「KAZUMA」は座長の名前「一馬」が由来。「明るく楽しく」がモットーの三枚目の芝居が十八番の劇団。座長をはじめ、個性あふれるメンバー達が織りなす舞台はチームワーク抜群。舞台を色鮮やかに飾る斬新な演出には多くのファンが注目している。

 

藤美一馬座長

「今、うちは1年に6ヶ月しか劇場公演をしていないんです。月公演がない時は、身体を休めたり、ゲストに行ったり。単発公演もやるんですけど、その稽古もじっくり出来ます。僕のわがままからこのペースになってもう6年で、メンバーも理解してついてきてくれています。ありがたいですね。」

 

 

ありがとうございました!

 

【次回羅い舞座公演予定は…2023年10月堺東店です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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