舞台裏シリーズ
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舞台裏シリーズ

羅い舞座京橋劇場 2024年7月公演
「優伎座」舞台袖レポート

2024年7月26日 17時19分58秒

 

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は羅い舞座京橋劇場での、優伎座公演に密着しました!

(2024年7月7日取材)

 

 

 

■開演前

 

午前11時半頃。すでにメンバーみなさん準備の真っ最中。

こちら4階の楽屋。

市川侃汐朗(いちかわ かんしろう)若座長が化粧をしておられました。

 

 

 

 

 

「うちの劇団はね、そんなに堅苦しくないんで」

朗らかに笑って、和ませてくれる若座長。

開演前から元気いっぱいです。

 

 

 

 

 

同じく化粧中の、二代目市川市二郎(いちかわ いちじろう)さん。

 

 

 

 

鏡にはご家族の写真がたくさん。

 

 

 

 

 

 

廊下にはきっちりと整頓された衣装ケースがずらり。

 

 

 

 

かわいらしい水玉模様で統一されています。

 

 

 

 

 

市川なぎ紗(いちかわ なぎさ)さんもお化粧中。

 

 

 

 

 

化粧箱も小物のピンクがいっぱい。

 

 

 

 

 

続いて化粧中の雪(ゆき)めぐみさん。

 

 

 

 

化粧箱の上にあるおぱんちゅうさぎはお客様からいただいたものなのだとか。

そんなめぐみさんの小物もピンクが多いですか、本来のイメージカラーは黒なんだそう。

「黒、めっちゃ好きですね」と、めぐみさん。

 

 

 

 

 

市川英儒(いちかわ えいじ)座長の楽屋の前には名入りの楽屋暖簾が!

 

 

 

 

英儒さんは化粧を終えられて上へ。さすが、準備が早いです。

 

 

 

 

 

エース 英昇龍(はなふさ しょうりゅう)さんは、5階に化粧前を置いています。

 

 

 

 

「音響や色々仕事をするのに、ここだと便利なので」

 

今回はたまたま1人だけ皆さんと別ですが、化粧前の位置は劇場ごとで変わるそうです。

 

 

 

 

 

 

本日の舞踊ショーのセトリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台袖にはたくさんの着物がずらり!

 

 

 

 

 

 

 

香水やアクセサリーなども一箇所にまとめられて、綺麗に整頓されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

帯や手ぬぐいも綺麗に畳んで決まった場所に。

 

 

 

 

どこを撮っても片付けが完璧。

物を大切にされているのが伝わってきます。

 

 

 

刀発見!

 

 

 

 

自身の身だしなみに使うものから小道具まで、余すことなく整頓していらっしゃいます。

 

 

 

 

 

舞台には大きなセットが。

 

 

 

 

今日のお芝居に使う鳥居。

めちゃめちゃ大きいので、2つのパーツに分かれています。

 

 

 

 

 

古い赤ちゃん人形がポツンと。

 

 

 

 

知らずに見たらちょっと怖いかも……^^;

 

 

 

 

 

お面も知らずに見たら怖いかも(笑)

 

 

 

 

 

 

今日の舞踊ショーで大活躍します♪

 

 

 

 

 

 

お芝居のセットで開演を待つ二代目市川市二郎さん。

 

 

 

 

12時。いよいよ開幕です!

 

 

 

 

■第一部お芝居

第一部は「大利根の兄妹」というお芝居。

 

 

飯岡一家の下っ端・音吉(ゲスト:劇団KAZUMA 城春輝(じょう はるき)さん)は

成田甚三(英風舞さん)から笹川一家のテラ銭を盗むようにけしかけられます。

 

 

 

左より エース英昇龍さん、英風舞副座長

 

 

 

 

しかし音吉は失敗。

 

笹川一家の身内衆から制裁を受けてしまいます。

 

 

 

左より 真珀達也(ましろ たつや)座長、城春輝さん、市川侃汐朗若座長

 

 

 

 

笹川一家の代貸・勢力富五郎(二代目市川市二郎さん)に情けをかけられ一命はとりとめますが……

 

 

 

左より 城春輝さん、二代目市川市二郎さん

 

 

 

 

 

失敗したことで甚三に殺されるところを、用心棒・平井左近(英儒さん)が助けます。

 

 

 

 

左より 英風舞副座長、城春輝さん、市川英儒座長

 

 

 

 

 

音吉を助けた左近に甚三は、代わりに左近の妹・おさよ(市川なぎ紗さん)を嫁に貰いたいと申し出ます。

 

 

 

 

 

左近の妹。おさよ。

幼いころに足を怪我してしまった彼女を、左近は身分ある武家のところへ嫁がせたいと考えていました。

 

 

 

 

しかし、音吉とおさよは仲睦まじい関係だったのです……

 

 

 

 

左より 城春輝さん、市川なぎさん

 

 

 

 

 

左近に交際の許しを乞う音吉とおさよ。

 

 

 

 

左近は二人の仲を認めず、一旦別れさせますが、

 

おさよの音吉への思いは強く、左近もとうとう折れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

二人に追っ手がかからぬよう、笹川と飯岡の出入りに向かう左近。

 

 

 

 

大詰めは大迫力の殺陣シーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この間、舞台裏でもガヤを入れたりと、慌ただしく動いておられます。

 

 

 

 

舞台裏からでも客席まで通る迫力のある声、さすがです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大立ち回りの末、力尽きる左近が最期に思うは…

 

観る者の心を掴み涙を誘う、シリアスな兄妹愛・恋物語「大利根の兄妹」

ぜひ舞台で!

 

 

 

 

 

そんな迫真の舞台の裏では笹川一家と音吉が自撮りを(笑)

 

 

 

 

 

サングラスをかけて陽気なポーズ。

 

 

 

 

左から 市川侃汐朗若座長、城春輝さん、真珀達也座長

 

見守るみなさんも楽しそうです😆

 

 

 

 

 

■第1部終了〜第2部舞踊ショー準備

 

第一部のお芝居、無事終了。

男性陣全員が舞台でご挨拶。

 

口上を仕切る英風舞副座長。

 

 

 

 

 

 

 

 

楽屋では舞踊ショーに向けての準備です。

 

 

お化粧中の座長の様子。

 

 

 

 

本来、取材やインタビューの依頼は断っていたと話してくださいました。

 

 

 

 

着付けの様子をパシャリ。

 

 

 

左より 昇龍さん、英永麗(はなふさ えれん)さん。

 

永麗さんはもと劇団メンバーで、現在は別の仕事をしながら時折サポートに駆けつけておられます。

 

 

 

 

 

 

市川英儒座長

 

 

 

 

深い赤に梅模様の裾引きで。

 

 

 

 

 

いよいよショーの開幕です!

 

 

 

 

 

■第2部舞踊ショー

 

 

幕開けトップは賑やかな群舞から

 

 

 

鮮やかな緑色の着物と大勢のパフォーマンスで、会場を盛り上げていきます。

 

 

センターは真珀達也座長

 

 

 

 

 

 

 

続いてなぎ紗さんのソロ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲスト 城春輝さん

 

 

 

 

少女のような可愛らしさが漂います。

 

 

 

 

 

 

舞台裏では着付けを済ませた座長の姿が。

 

 

 

 

座長はいつも舞踊ショーは女形から入るそう。

 

 

 

 

役者さんの間からも称賛される英儒座長の女形。

舞台を赤に染め尽くす、情感ほとばしる舞踊にうっとり。

 

 

 

 

 

市川侃汐朗若座長はゴージャスなドレスで登場。

 

 

 

 

チョコレートを連想させる色が曲と相まって印象的。

さっきのサングラスの人と同一人物とはとても思えませんね(笑)

 

 

 

 

 

こちらがこの舞踊で使っていた鬘。

 

 

 

 

すごく作り込まれていますね。

 

 

 

 

 

連続で女形で登場する座長。

 

 

 

 

終始着付けで大忙しです。

 

 

 

 

 

真珀達也座長も女形に着替えます。

 

 

 

 

 

 

ふんわりと柔らかな色気が漂います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かっこいい面舞踊!

 

 

 

 

左より 城春輝さん、市川永麗さん、侃汐朗若座長

 

 

 

 

 

 

座長と副座長による相舞踊は「かささぎ橋」

 

 

 

この日は七夕。それにちなんだ粋な選曲です。

 

 

 

 

 

 

しっとりとした舞踊の後、突然始まる

真珀達也座長と獅恩(はなふさ しおん)さんの歌謡ショー。

 

 

 

 

 

歌ウマ!

 

 

 

 

 

 

 

お二人の美声に会場は大盛り上がり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて英 永麗さん

 

 

 

 

剣を使って躍動的に。

 

 

 

 

 

 

エース 英昇龍さん

 

 

 

 

風車を持って、曲の物語を表現します。

 

 

 

 

 

 

英風舞副座長

 

 

 

 

ラメ入りの鼠色コートで、渋さ全開!

 

 

 

 

 

市川侃汐朗若座長

 

 

 

 

個人舞踊2本目は袴姿でキリッと決めます!

 

 

 

 

 

 

個人舞踊のトリは市川英儒座長

 

 

 

蝙蝠模様の羽織姿で登場。

渋さの中にアンニュイな空気を漂わせて。

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ラストに向けて舞台裏は大忙し!

 

 

 

 

あわただしく着付けをするみなさん。

 

 

そんな中に

 

おや……?

 

 

 

 

一人だけ違う衣装(?)の人が……?

 

 

 

 

 

 

ラスト舞踊「優伎座メドレー」

 

 

 

 

ダークな雰囲気を纏って登場するみなさん。

 

 

 

 

 

アップテンポな曲に団員もお客様もノリノリ!

 

 

 

 

 

雪めぐみさんも参戦!

 

 

 

 

 

 

最後にさきほどのヒョウ姿🐆の獅恩さんが登場!

 

ラストに相応しい終わり方です(笑)

 

 

 

こうして第一部、第二部とも賑やかに幕を閉じました。

 

皆様お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

■市川英儒座長メッセージ

最後に英儒座長に今月の見どころをお伺いしました。

「今月の見どころは……毎日!です!

他の日にもいろいろな劇団のイベントがありますので、お楽しみにお越しください」

取材などは苦手で、そういった依頼が来ても断っていたという優伎座さん。

ステリアスな面もありつつ、終始アットホームな舞台袖でした!

 

 

 

■優伎座プロフィール

平成17年2月に旗揚げ。

劇団員全員が優れた技(芸)ができるようにと「技」の文字をもじり「優伎座」と命名された。

公演によっては座長自身が脇役に回る事もあり、チャンスを与えることにより劇団全員の芸の向上を目指している。

 

 

 

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羅い舞座グループ弁天座 2024年7月8月 二ヶ月公演
「浪花劇団」舞台袖レポート

2024年7月25日 13時32分06秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見えないところでの劇団の奮闘ぶりをお届けしています。

今回は、羅い舞座グループ弁天座で7月8月 二ヶ月公演中の浪花劇団の皆さんに密着しました!

2024年7月5日取材)

 

 

 

■開演1時間前

 

「おはようございまーす」

楽屋にお邪魔すると

 

「暑ッーーー!!」

 

みなさんの叫び声が(主に浪花(なにわ)めだかさん😆)

 

それもそのはず、今日は全国各地で記録的な猛暑日。

 

 

 

 

いよいよ夏本番。

大衆演劇にとって1年で最も過酷な季節。

しかし、そこは元気印の浪花劇団の皆さん。

楽屋には酷暑も吹き飛ばす元気なムードが溢れていました♪

 

 

 

 

 

舞台上はお芝居の大道具がセッティング済み。

 

 

 

 

背景幕は劇団のもの。

実はこれには、ちょっとした仕掛けがあるのです。

 

 

 

近江新之介(おうみ しんのすけ)座長

「ふすまの部分はマジックテープで留めてあって、必要に応じて外せるんです」

 

 

 

 

 

ぺリッと

 

 

 

 

と、こんな感じ。

 

なるほど、ここを外すと入り口として使うことも可能ですね。

 

 

 

 

 

お稲荷さんもマジックテープ。

 

 

 

 

1枚の背景幕で、色々な場面に使えるように工夫されているのでした。

 

 

 

 

舞台8割、役者2割という言葉がありましてね」と、近江新之介(おうみ しんのすけ)座長。

 

きちんとした舞台を見せたいという思いから、舞台道具を自分たちでも製作しています。

今回は、浪花劇団ならではの舞台道具に注目しながら、お芝居の模様を追っかけたいと思います^^

 

 

 

 

 

 

開演30分前。

客席に神楽の音楽が流され、

「ちゃくとー!」

太夫元・三枡(みます)ゆたかさんがアナウンスしました。

 

 

 

『ちゃくとう』とは『到着』のことで、役者が揃ったことを告げる意味があるそう。

 

気持ちが引き締まりますし、かっこいいですよね。

 

こんな昔ながらのしきたりを守り続けておられることに、感動を覚える取材班でした。

 

 

 

 

 

 

お芝居の立ち回りの稽古が始まりました。

 

 

 

 

左から、三枡ゆたかさん、浪花(なにわ)こはるさん。大河一心(たいが いっしん)若座長。

 

 

 

 

 

 

楽屋に戻って、化粧前を順番に見て参りましょう。

 

 

 

浪花(なにわ)こころさん17歳。

 

 

 

 

今日はヒロイン仏一家の娘・おえい役です。

 

 

 

 

 

こころさんは剣戟はる駒座の津川祀武憙(つがわ しぶき)座長の大ファン。

今日も化粧前は祀武憙グッズでいっぱいでした😍

 

 

 

 

 

 

祀武憙グッズとともに置かれていた手話の本。

 

 

 

 

こころ「昨日届いたばかりなんです」

 

めだか「テレビドラマに感化されて取り寄せたんですよ〜」

 

いつかこころさんの手話舞踊が観られるかも!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こころさんの隣に、大河一心若座長、19歳。

 

「これ、撮ってください!」

 

手に持っているのは大きなパフ

 

 

 

 

デッカッ!!

 

 

 

 

 

「いいでしょう、ドンキで見つけたんです」と若座長。

 

パフパフパフっと、3パフくらいで白粉が塗れそうですw

 

ご覧いただいた役者の皆様、いかがでしょう?!

 

 

 

 

 

 

「こっちも撮っておいてください」

 

若座長が指す先には、1枚の写真が。

 

 

 

 

若座長の大伯父にあたる浪花三之介(なにわ さんのすけ)さんに抱っこされているのが若座長。

1歳になるかならないかの頃だそう。

可愛いですね〜

三之介さんも嬉しそう。

 

化粧前にはその人の大切なものが溢れていますね。

 

 

 

 

 

 

そのお隣は、浪花めだかさん。

 

今日のお芝居は、こんな顔の役です↓

 

 

 

 

確か前回の取材の時もこんなメイクだったような…

 

「まあ、だいたいこんな役ですねー笑」

 

 

 

そんなめだかさんの大切なものは、同じく1枚の写真

 

 

 

 

 

新之介座長……

 

 

 

 

に、抱っこされている、生まれたばかりの頃の次男坊・浪花小福(なにわ こふく)ちゃんでした❤️

 

 

「ずっと小さいままでいてほしいです笑」と、めだかさん。

小福くんも、現在小学2年生。

ただいま登校中で、お昼の部の終わり頃に帰ってくるそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして舞台袖に一番近いところに、近江新之介座長。

 

 

 

 

今日のお芝居は仏一家の親分で、おえいの父親役。

 

座長「今日のお芝居『男の情話〜千里の虎』は、うちの劇団では昔からやっているお芝居です。

主人公は仏一家の代貸のトラで、ラストシーンが印象的ですが、僕としては、このお芝居は親子の情愛がテーマですね」

 

 

 

 

 

 

座長がかぶる鬘を手入れするめだかさん。

 

 

 

 

「白髪はどうしてもほつれてくるんで」

 

 

 

 

 

丁寧に梳かれた鬘をかぶって、完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

音響ブースには化粧を終えた浪花(なにわ)しめじさんがスタンバイ。

 

 

 

 

しめじさんは浪花劇団に入団して10年以上。

今日は、閻魔一家の身内と、料亭の板前の2役です。

 

 

 

 

 

普段は照明を担当している次女の浪花(なにわ)こはるさんも、今日はお芝居に出演。

 

 

 

 

料亭の仲居さんと、閻魔一家の身内の2役を演じます。

 

 

 

 

 

「今日お芝居に出てまーす!」

座長のインスタで宣伝。

 

 

 

とっても可憐な仲居さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今日の主役、仏一家代貸・トラを演じる若座長。

 

 

 

 

 

 

全員支度万端で時計はジャスト12時。

 

 

「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ…」

 

めだかさんのアナウンスで

 

 

 

 

開演です!

 

 

 

 

 

 

■第1部 お芝居「男の情話〜千里の虎」

 

 

 

仏一家の親分は、一家をたたんで堅気になると、娘のおえいに話す。

 

 

 

 

 

それに対して納得できない代貸のトラ。

 

 

 

 

 

おえいに告白するも、頑なに拒否されてしまい……

 

 

 

 

 

 

腕も立ち、義侠心あふれるトラだが、酒好きで不器用なところが玉にキズ。

 

そんなトラに、おえいの弟で一家の若親分・マンちゃんだけは、優しく接してくれるのだった。

 

 

 

 

 

 

ここで場面転換。

 

 

背景幕が取り払われ、その後ろにセットされていた二重の登場。

 

 

 

 

 

第2場は堅気になってからの仏一家の佇まい。

 

 

二重だけでなく、舞台下手に植え込みと木の塀が備え付けられます。

 

 

 

 

 

大きな道具をたくさん出すのは大変ですが、

出来るだけ立体感のある舞台を見せたいという、座長のこだわりです。

 

 

 

 

堅気になった親分。着物も着替えます。

 

 

 

 

 

 

 

第2場 その後の仏一家

 

やくざから足を洗い、堅気の商売を始めたものの、うまくいかず…

 

 

 

 

 

借金の証文が閻魔一家の手に渡り、理不尽な利息をつけられてしまう。

 

 

 

借金の取り立てに来る閻魔一家の親分(三枡ゆたか)。

 

 

 

 

 

 

 

ゆたかさんが舞台に出ている間、音響につくめだかさん。

 

 

 

 

 

音響担当のマンちゃん、可愛いですね^^

 

 

 

 

 

借金を返すため、おえいは芸者奉公に出ることに。

 

料亭ひさご屋から板前が迎えが来る。

 

 

 

 

 

 

 

父が娘のために出来ることは、せめて髪を梳いてやることくらいだった。

 

 

 

 

スポットだけの演出。二人の心情を浮き彫りにします。

 

 

 

 

 

再び舞台転換。

 

 

 

 

 

 

 

襖を取り替え、貧世話から料亭にします。

 

 

 

 

 

 

 

さっきと同じ木戸でも、ちょっとした装飾をつけることで、家の造りを立派に見せます。

 

 

 

 

 

 

 

第3場 料亭ひさご屋

 

 

おえいを訪ねてくるマンちゃん。仲居さんが取り次ぎます。

 

 

 

 

 

 

一緒に帰ろうと駄々をこねるマンちゃんに、ぼた餅を持たせ、なだめるおえい。

 

 

 

 

 

 

 

 

仲居役を終えたこはるさん、今度は閻魔一家の身内に変身。

 

 

 

 

 

このお芝居はめだかさんとゆたかさん以外、全員着替えがあって大忙し。

 

 

 

 

 

さあ、最後の場面転換。

料亭から閻魔一家へチェンジ。

 

 

屋根をつけて

 

 

 

 

 

悪役の家らしく、龍の襖に仕替えます。

 

 

 

 

 

舞台下手に松を置いて、先ほどの木塀を裏返して、黒塀に。

 

 

 

いかにもお金持ちの家らしくなりました。

 

このリバーシブルの黒塀は、劇団持ちの道具。

折りたたみ式で、畳めるようになっている優れものです。

 

 

 

 

 

 

大詰め 閻魔一家

 

 

トラが閻魔一家に殴り込み!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラの書き置きを読む仏の親分とおえい。

 

 

 

 

 

トラの声は、二人に聞こえただろうか……

 

 

 

 

いたわり合う父と娘、それを陰で支えるトラ。

切ない幕切れなのですが、

トラのことが大好きなマンちゃんの存在に、少しだけ救われる思いです。

 

不器用な男の生き方と、親子の情愛が織り込められた、浪花劇団らしい人情劇。

 

 

「チョン、チョン、チョンチョンチョンチョン…」

 

お芝居の終わり、柝を打つ座長。

 

 

 

 

 

SEの機械音ではなく、木の優しい音が耳に心地よいです。

 

 

 

 

 

 

片付けと並行しながら、座長による舞台口上。

 

 

 

 

 

 

前売り券販売に向かう支度をするしめじさん。

 

 

 

 

 

黒幕の後ろで、舞踊ショーで使うブラックステージをセットします。

 

 

 

 

 

ショーではこちらが大活躍!

 

 

 

 

浪花劇団の舞踊ショーでは、背景をプロジェクターで映し出します。

こちらは、映像ソフトがインストールされたパソコンと、専用のコントローラー。

 

「最近の機械って、トリセツが無いでしょう。

まず僕が手探りで使い方を覚えて、皆に教えます」と新之介座長。

 

 

 

 

 

背景も要チェックで、舞踊ショーレポートへと続きます!

 

 

 

 

 

 

■第2部 歌と踊りのバラエティショー

 

 

幕開けトップは若座長。

 

 

 

 

白いドレス着物で、小粋な女形舞踊。

 

 

 

 

 

 

 

映像のコントローラーを操作するしめじさん。

 

 

 

 

 

 

 

「踊ってきまーす」

 

出番前、インスタグラムのストーリーをアップする新之介座長。

 

 

 

 

客席から登場。

 

 

 

 

「はい、拍手〜」

 

お茶目な座長にお客様も乗せられます。

 

 

 

 

 

 

女形から立役へ化粧替え。

 

 

 

 

「女形から立役になる時、僕は化粧全部落として一からやりますね。

白の上から塗るのではなく、ちゃんと肌色にしたいので」

 

シンプルな化粧を心がけているからこそ、基本に対するこだわりです。

 

 

 

 

 

歌うめだかさん。

 

 

 

 

まるみのある声に、圧倒的な声量。

胸の奥まで響きます。

 

 

 

 

 

 

群舞「涙唱」より浪花しめじさん。

 

 

 

 

スラリと伸びた手足

中性的な雰囲気で勇壮な舞踊。

 

 

 

 

 

 

立役の若座長。舞台に行く前に香水を手のひらに一振り。

 

 

 

 

 

こちら若座長の香水。

 

 

 

 

若座長「無くなりそうな香水の瓶、撮られてしまった(笑)」

 

 

これを見た親切なお方がプレゼントしてくれるかも…笑

 

 

 

 

 

 

 

座長立役の個人舞踊。

曲に合わせて背景が変わり、映像と人が一体に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

座長と若座長の相舞踊「竹とんぼ」

 

 

 

 

 

さすが親子、息ぴったりです。

 

 

 

 

 

こころさんの個人舞踊。

 

 

 

 

実年齢より上に見られることが多いというこころさん。

 

「よく二十歳以上?って言われます」

 

確かに、こんな落ち着いた舞踊を見たら20歳以上に思われるのも納得です。

 

 

 

 

 

 

さて、いよいよラスト舞踊間近。

 

母・めだかさんに「へへー」と、かしこまる若座長の図。

 

 

 

 

若座長「これがうちの劇団の楽屋の日常です」

 

めだか「ウソですw」

 

 

 

 

 

 

 

ラスト舞踊「千本桜」

 

 

お揃いの紫の裃袴で厳かに

 

 

 

 

 

力強く

 

 

 

 

 

 

幻想的に

 

 

 

 

 

最後はビシッと。

 

 

 

 

 

浪花劇団歌と踊りのバラエティショー、

これにて終演!!

 

 

 

 

 

終演と同時に、小福くんが学校から帰ってきました。

 

 

 

 

「おかえりー」

「お客さんに挨拶して」

 

 

 

 

 

 

楽屋に戻ってきた小福くん。

 

カメラ目線いただきました。

 

 

 

 

 

「見て見てー、こんなん出来るねん」

 

 

足を開いて床にペター。

 

 

 

 

 

身体、やらか!

 

みなさんがお見送りに行っている間、

色々特技を披露してくれる小福くんでした^^

 

 

 

 

 

「お疲れ様でしたー」

 

 

お見送りから戻ってきたみなさんをパシャ。

 

 

浪花こころさん

 

 

 

 

 

 

 

 

浪花しめじさん

 

 

 

 

 

 

 

浪花めだかさん

 

 

 

 

 

 

 

大河一心若座長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近江新之介座長

 

 

 

 

 

記録的な猛暑の中の公演でしたが、みなさん元気いっぱい。

暑さに気をつけて、2ヶ月公演無事乗り切られますように!

 

 

 

 

 

■近江新之介座長メッセージ

初めての2ヶ月公演で、いろいろな意味で楽しみです。

イベントのお知らせとしては、7月14日に若座長の2周年、

28日に僕の誕生日公演をやらせていただく予定です。

いい劇場なので、お値段以上の舞台が見ていただけると思います。

夏休みに入れば子役を使ったお芝居もやりますので、

ぜひお楽しみにお越しください!

 

 

 

 

 

■浪花劇団プロフィール

 

関西を代表する歴史ある劇団。

平成17年(2005)8月、大阪市の朝日劇場で近江新之介が座長を襲名。

若手中心の幅広い舞台を繰り広げるほか、

子役を使った芝居に取り組むなど、さらなる躍進を続けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

羅い舞座京橋劇場 2024年6月公演
「見海堂劇団」舞台袖レポート

2024年6月26日 15時22分26秒

舞台袖レポートでは楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は、羅い舞座京橋劇場で公演中の見海堂劇団(みかいどうげきだん)。

「真之介祭り」に密着しました!

202465日取材)

 

 

 

開演1時間前

 

午前11時。

楽屋にお邪魔すると、見海堂真之介(みかいどう しんのすけ)総座長と少し眠たそうなベビー虎駿(こしゅん)くん。

 

 

 

総座長「舞台好きね?」

 

虎駿くん「……(ねむい😴)」

 

 

 

ここで総座長より予定の変更を告げられました。

総座長「今日は真之介とあさとのダブル祭りだったんですけど、

あさとさんが乗り込みの時にぎっくり腰をやっちゃいまして。

だから今日は僕一人の祭りになりました」

 

なんと、おいたわしや。

 

「今は舞台に出られるようになったんですけど、さすがに祭りは無理なので

毎月の移動で大荷物を運ぶので、腰痛は役者さんの職業病でもあります。

あさとさんの1日も早い回復を祈るばかりです;;

 

 

 

 

 

お化粧中の総座長を横からパシャリ。

 

 

 

お化粧はいろんな人のメイクから研究して勉強してきたそう。

 

 

 

 

化粧台の近くには小判がいっぱい!

 

 

 

 

実はこれ、バスボム

大量に入れれば億万長者気分!

 

 

 

 

 

「おはよーございます!」

軽快な挨拶で登場したのは見海堂光(みかいどう ひかる)さん。

 

 

 

 

総座長「撮っといてこれ。出勤を」

光さん「出勤って笑」

決めポーズ&爽やか笑顔いただきました!

 

 

 

 

写真を撮り終えたあとは黙々と音響の作業にかかります。

 

 

 

仕事デキ感ある背中です😆

 

 

 

 

 

 

続いて、

おにぎりの準備をしている照明担当のサンダーバード幸太郎(こうたろう)さんをパシャリ。

 

 

 

 

今日のお芝居で使うものだそうです!

 

 

 

 

4階の楽屋へお邪魔。

見海堂駿(みかいどう しゅん)代表が羽二重のお手入れ中。

 

 

 

 

代表「これは羽二重に髪の毛をくっつけた特注品です。

使っているうちにおしろいがついちゃうんで、時々削らないといけないんです」

 

ザクザクと削り落としていく手際の良さは、職人と呼びたいくらいでした。

 

 

 

 

お化粧を始めた駿さん。アイラインを引いています。

 

 

 

 

「もう5分でできちゃう」

すごい……

 

 

 

 

 

代表の楽屋には「駿」と書かれた暖簾がかけてありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

別の楽屋へ。

見海堂虎之介(みかいどう とらのすけ)花形がゲーム実況の動画を流しながらお化粧中! 

 

 

 

 

ゲームはするのも見るのも好きだそう。

「今はSwitchをやることが多いです」

 

 

 

 

 

楽屋の廊下にたくさんの背景幕が積まれてありました。

 

 

 

 

写真はほんの一部。倉庫にも「まだまだある」そうです。

お芝居に合わせた背景幕を自前で作るのも、舞台への飽くなき追求ゆえ。

追求した分、さらに積み上がっていくという……^^;

 

 

 

 

 

おもちゃの刀をブンブン振り回す虎駿くん。満面の笑みです!

 

 

 

 

 

取材班「うわぁ~切られたー!」

 

 

 

 

舞台袖の方に戻ると光さんがお化粧中。

 

 

 

 

瞼に線を引いているところです。

 

 

 

 

すぐ近くには縁起のよさそうなコーナーが。

 

 

 

 

可愛らしい開運グッズたちですね〜

 

 

 

 

 

舞台ではすでにお芝居の大道具が準備されています。

 

 

 

 

 

 

舞台袖近くにいた虎駿くん。

おもちゃの刀の代わりに、今度は桜の枝を持っていました。

 

 

 

 

 

 

着替え終わった光さんが音響の確認中。

 

 

 

 

その間、オシャレ&流暢な英語のアナウンスが流れました。

「Thank you for coming to see Mikaido-Gekidan…」

コロナ前に海外のお客様を意識して録音したアナウンスだそう。

 

 

 

 

英語のアナウンスのあとは、代表の影マイクで、開演です!

 

 

 

 

虎駿くんと手を繋いでいる姿にほっこり。

 

 

 

 

 

皆さんお待ちかね、これより第1部お芝居「遊侠三代」の開演です!

 

 

第1部お芝居「遊侠三代」

 

 

一休みしている川北長治親分(総座長)のもとに財布を盗もうと忍び寄るおこも(富士野竜花さん)。

 

 

 

 

 

おこもから事情を聞く親分と子分の長吉(虎之介さん)と政吉(光さん)。

 

 

 

 

情け深い親分はお金と握り飯をおこもに渡します。

そして、とあるお願いをおこもにします。

 

「仲間とともに俺の父っつぁん、探しちゃくれないかい」

「歳の頃なら五十と二、三。津軽訛りで、おさねぇ時に木登り落ちて、ついた傷が右目のところにある」

 

 

 

 

親分とおこもが去ったあとは空気が一変。

 

 

 

 

重々しいBGMと共に、川向こう(風吹あさとさん)と人斬り仁平(代表)が登場。

川北長治の始末を仁平に頼んでいます。

 

 

 

 

その頃、舞台袖では……

 

 

音響についている光さんと

 

 

 

 

 

富士野竜子(ふじの りゅうこ)さんをパシャリ。

 

 

 

 

 

音響の後ろから見守る総座長と虎之介さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着付け中の総座長をパシャリ。

 

 

 

補助をしているのは、先ほど音響をしていた竜子さん。

 

 

 

 

 

舞台は第2場へ…

 

 

親分の命をもらいに川北一家を訪ねてきた人斬り仁平。

 

 

 

 

 

長吉が飛びかかるも返り討ちに。

とても適う相手ではない。

このままでは親分が危ない……

 

 

仁平が去ったあと、長吉が親分の代わりに行こうとしますが、

家族がいる長吉を行かせたくない親分。

 

 

 

 

 

「血肉を分けた親兄弟よりも、盃を分けた親分の方が大事」

親分を欺き、行ってしまった長吉。

 

 

 

 

その後を見つめる政吉。

 

 

 

 

 

ここで舞台が暗転。

 

 

 

舞台裏では次のセットの準備に皆さん大忙し!

 

準備が終われば、いよいよ物語は大詰めへと進みます。

 

 

 

大詰め。

長吉と仁平の一騎打ち。

劇場全体に緊張が走っています。

 

 

 

 

舞台袖でもあさとさんと虎駿くんの一騎打ちが!

 

 

 

 

こちらは穏やかな空気が流れており、ほっこり☺️

 

 

 

 

 

 

ふたたび舞台。親分と仁平の死闘が続きます。

 

 

 

 

迫力満点の殺陣に息をするのも忘れてしまいそうになります。

 

 

 

ふと動きを止める親分と仁平。

 

 

 

 

「似てる。歳の頃なら五十と二、三。津軽訛りの旅鴉」

 

「似てる。歳の頃なら二十と五、六。津軽に残した倅の長治」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しい再会、ついに決着……

 

 

 

 

 

自身の着物を長吉にかける親分

 

 

 

 

「血肉を分けた親兄弟よりも、盃を交わした親兄弟のほうが大事、か」

 

 

 

 

 

親分の無事に涙する政吉。

 

 

 

 

 

 

 

近くで一部始終を見ていたおこも。

親分が自身の羽織を仁平にかけるよう頼みます。

 

 

 

 

「川北長治の親分さんこそ、日の本一の、親分だねぇ!」

 

 

 

 

終幕。とてもシリアスなお話に、涙が止まらなくなりました。

常に緊張感のある演技、迫力ある殺陣にも圧倒され、見どころ満載な芝居でした。

 

 

 

 

 

「ありがとうございました、ありがとうございました……」

 

舞台袖で影アナウンスをするのは

 

 

 

 

雪まみれの人斬り仁平。

 

 

 

 

さて、舞台口上の間、他のメンバーは舞踊ショーの支度にかかります。

 

こちら4階の楽屋。

舞踊ショーに向けてお化粧をしている風吹あさと(ふぶき あさと)さん

 

 

 

 

 

「これ撮ってください。俺の推しの健康センターなんです笑」

 

 

 

あさとさんはブームになる前からサウナが大好きらしいです!

 

 

 

 

 

富士野竜花(ふじの りゅうか)さん

 

 

 

 

竜花さん愛用の手鏡。

 

 

 

 

とある劇団の座長からプレゼントしていただいたもので、

去年の誕生日のお芝居での役がイラストになっているそう!

 

竜花さん「私と言えばこれらしいです笑」

 

 

 

 

 

5階の舞台袖に戻ると、総座長が女形のお化粧中。

 

 

 

 

すごく綺麗です……(うっとり)

「アイシャドウのラメは何を使っているのですか」

「秘密です(笑)3種類くらい使ってます」

 

 

 

お化粧が終わったあとは着付け。

 

 

 

 

竜子さんが帯を結びます。

 

赤地に大きく描かれたのは巻物?

印象的な着物と帯です。

 

 

 

 

 

カメラを構えていると竜花さんがサービスショットをくれました! 

 

 

 

 

紫の鬘がお似合い。すごく綺麗ですね〜😍

 

 

 

いよいよ第2部、花の新歌舞ショー開演です!

 

 

 

 

 

 

第2部舞踊ショー

 

開始一曲目は総座長の女形。

 

 

 

 

美しく、しなやかな動きにうっとり☺️

 

 

 

 

踊り終わったあとはすぐに着替え。

 

 

 

 

着付けをする竜子さんの隣に虎駿くん。

 

 

 

 

 

鬘をセットして準備完了!

 

 

 

 

帯の大きなリボンもかわいいですね!

 

 

 

 

 

穏やかな笑顔で踊る総座長に自然とこちらも笑顔になってきます!

 

 

 

一息つくまもなく次の立役の準備に入る総座長。

今度はどんな姿になるのでしょうか。

 

 

 

 

立役姿の総座長。

 

 

 

 

金の花の刺繍入りの袴で、凛々しいの一言。

 

 

 

 

 

真之介祭り、出ずっぱり!

 

先ほどとは違った、ハードボイルドなかっこよさ。

 

 

 

 

 

 

なめらかな踊りでお客様を魅了する竜花さん。

 

 

 

 

自然と姿を目で追ってしまいます!

 

 

 

 

 

光さんは男らしくもたおやかに。お客さんの目も釘付けです!

 

 

 

 

 

 

 

刀を使ったあさとさんの舞踊。

 

 

 

 

腰を痛めているとは思えない(お大事に〜)、ビシッと決まったかっこよさです。

 

 

 

 

 

 

しっとりとした曲に合わせて踊る虎之介さん。

 

 

 

 

どこか哀愁漂う姿に惹きつけられます。

 

 

 

 

 

 

傘を使って踊る代表。

 

 

 

 

深みのある渋い雰囲気に痺れます。

 

 

 

 

 

 

総座長、光さん、虎之介さんの群舞。

 

 

 

お祭り男たちの楽しそうな姿に、気づけばこちらもノリノリに!

 

 

 

 

 

出番が終われば、舞台袖での仕事が待っています。

 

 

光さん

 

 

 

 

 

虎之介さん

 

 

 

 

 

あさとさん

 

 

 

 

 

順番に音響&かけ声を担当します。

 

 

 

 

 

 

いよいよ最終演目

ラスト舞踊「なでしこ桜」

 

桜の枝を持って優雅に登場。

 

 

 

 

振袖を翻しながらくるくると

 

 

 

 

桜の背景幕に花吹雪が降り注ぐ、華やかなエンディングです。

 

 

 

 

 

これにて「真之介祭り」、無事終演!

 

 

 

終演後、みんな揃って舞台挨拶です。

 

 

 

 

めでたく大入㊗️

 

夢のひとときが終わり、みんなで送り出しへ向かいます。

 

 

 

 

 

 

ちょうどその頃

「おつかれさまでーす」

きらり☆かのんさんが学校から帰ってきました!

 

 

 

 

 

ピースと素敵な笑顔をいただきました!

 

 

 

 

 

 

総座長を待つ間、

ラスト舞踊で総座長が羽織っていた着物を見せていただきました。

 

 

 

 

背中には総座長の女形の絵が描かれている特注品です。

 

 

 

 

紐の部分には1つ1つ異なるアクセサリーが。

 

 

 

チェーンに刀や蜻蛉など。

これらは照明の幸太郎さんが付けたものだそう。

総座長の持ち物は細やかなところまでこだわりが詰まっていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちら、総座長のお許しが出て撮影させてもらった

「送り出しから帰ってきて大の字になっている光さん」

 

 

 

表も裏も大忙しでしたもんね…

皆様本当にお疲れ様です🙏(まだ夜の部もあります!)

 

 

 

 

 

送り出しから戻ってすぐ、夜の部の打ち合わせをする総座長と幸太郎さん。

 

 

 

 

真剣な表情。

最初から最後まで、舞台に寸分の妥協のない総座長でした!

 

 

 

 

 

見海堂真之介総座長メッセージ

 

俺が右足を負傷し、あさとさんが腰を負傷し。そんな中でも相変わらずの全力投球、命懸けで毎日頑張っています。

いつくたばるかわからないので(笑)、早いうちに来てください!

 

 

 

 

 

■見海堂劇団プロフィール

1975(昭和50)年、代表・見海堂駿が「見海堂 駿&座 笑泰夢」を東京で旗揚げ。

平成23(2011)年、息子の見海堂真之介が座長襲名。

平成24(2012)年、劇団名を「見海堂劇団」と改名、真之介座長が総座長に。

オリジナルの迫力あるお芝居や、創意工夫が凝らされた華やかな舞台を展開し、観る人の心をつかんでいる。

 

 

 

6月公演は29日お昼まで。

羅い舞座YouTubeチャンネルも要チェックですよ〜!!

 

 

 

 

 

 

 

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