劇団あやめ公演 舞台裏に密着!
客席からは見られない、舞台袖からのぞく、
舞台をつくる奮闘模様をご紹介いたします。
(取材日:2023年5月25日)

開演30分前、ミニショーの準備が始まります。
当日の衣装や道具もあらかじめ準備してあるので準備万端。

 

「櫓のお七 人形振り」衣装準備中の貴妃 咲之阿国

「櫓のお七 人形振り」衣装準備中の貴妃 咲之阿国

 

 

楽屋の壁はカツラでいっぱい。

 

姫猿之助座長のメイクポイントをお伺いしました。

 


「几帳面で完璧じゃないと気になってしまう性格で、化粧にも道具にもそれがあらわれてますね。
人間の顔は左右で違いがあるのですが、それを左右対称にしています。アイラインを引くのもいつもと同じようにを心がけて、まぶたのしわにラインが入るのが嫌ですね(笑)ずっと同じやり方ではなく、化粧の仕方を変えるときは道具からガラッと変えてしまいますね。」

 

 

 

きれいに整理整頓された道具から座長のこだわりを感じます。

 

 

準備万端、咲之阿国さんがマイクで開演を伝えます。

 

 

 

楽屋のいろんなところに手書きの香盤表。

 

 

劇団自前の音響&照明機器がある舞台袖にて段取りの確認。

 

(右:ゲスト出演中 新生劇団春 三代目姫川竜之助座長)

 

 


ミニショースタート

幕を開けるのも座員の仕事です。

 

 

 

慌ただしく衣装の着付けを手伝いながらも、余裕の表情。
みなさん仲良く楽しい楽屋風景です。

 

左より 初音白猿、千鳥

 

 

姫猿之助座長の日課、舞台に出る前のお祈り。

 

 

「僕、人見知りなんです、座長に向いてないのかもしれません(笑)。だから、毎日出番前にはお祈りが日課です。毎日同じことを繰り返すことで安心できるんでしょうね。化粧や道具も安心したいからこだわるのかもしれません。額に入れている写真は座員達の家族なんです。座員を預かる立場ですし、みんなで一緒に舞台をつくる気持ちなんです。」

 

 

ミニショーラスト「櫓のお七 人形振り」

左より 姫猿之助、咲之阿国

 

座長も交代で音響、照明機器の操作

 

 

つけ打ちもします!

 

 

つけ打ちをする座長の横では、
幕を閉める紐を引き、雪籠の紐も揺らします。

 

 

 

 

ミニショー終了。
次のお芝居に向けて、衣装を変えて、舞台の転換が始まります。

 

 

 

初音白猿さんへ座長からのアドバイス。
真剣そのもの。

 

 

 

座長もヤクザの親分 素盲の金五郎に変身。

 

 

 

 

女 忠太郎役咲之阿国さん

 

 

 

おはま役 千鳥さん

 

 

 

 

 

お芝居「瞼の母 女忠太郎」開演

 

おとせ役ひよこさんも音響に照明と大活躍。

 

 

突然のハプニング!!
開演中に舞台上での記念撮影(汗)

 

 

 

一幕終了。

幕間の限られた時間でみんなで一斉に舞台転換。

 

 

幕の裏では立ち回りの再確認

 

 

 

二幕目へ

女忠太郎(咲之阿国)の立ち回り

 

 

 

 

 

 

 

 

お芝居終演

口上挨拶 お疲れ様でした!

 

 

続いて第3部舞踊ショーへ。

 

舞台袖にある音響と照明機器。
舞台の状況を見ながら座員総出で舞台の演出を行います。

 

 

出番を待つ虎

 

 

 

 

 

咲之阿国さんの開演の声とともにショーのスタート!

 

 

咲之阿国、初音白猿の相舞踊

 

 

 

千鳥
歌いながら、照明の操作。

 

 

 

 

 

 

若手リーダー 初音白猿

 

 

 

 

姫猿之助座長 衣装準備中。

 

 

 

 

貴妃 咲之阿国

 

 

 

 

座長 姫猿之助

 

 

 

マスゴッドひよこ

 

 

 

虎登場!

 

 

 

 

浪花恋しぐれ
姫猿之助、咲之阿国
花道から登場

 

 

 

ゲスト 三代目姫川竜之助座長

 

「いーどぅしサーサー」

沖縄の衣装と音楽に合わせてラストショー

 

 

 

 

 

 

ラストショーの後は口上挨拶

 

 

 

送り出しへ…
お疲れ様でした!

 

 

 

【座長&劇団員紹介】

普段お化粧される、個性あふれる化粧前と一緒にご紹介。
※化粧前:化粧や支度を整えるための鏡台。楽屋内での個人スペース。

 

座長
姫猿之助(ひめえんのすけ)

 

 

貴妃 咲之阿国(しょうの おくに)

 

 

 

若手リーダー 初音白猿(はつね はくえん)

 

 

 

 

マスゴッド ひよこ

 

 

 

 

千鳥(ちどり)

 

 

 

 

 

【劇団紹介】

劇団あやめ 姫猿之助座長

「劇団結成して12年。先輩方から『10年続けて、そこからや』という言葉を、若い頃は理解できずに旗揚げしましたが、今となっては僕も同じことを言いますね(笑)座長というより監督や演出のような感じで、座員達にアドバイスしてきて、やっとみんなの個性が出てきました。今までの大衆演劇にないエンターテイメントを表現できるように、ますます劇団あやめの色を出していきますので、応援よろしくお願いいたします。」

 

座長 姫猿之助(ひめ えんのすけ)

 

 

【劇団からのインフォメーション】

今年も開催『Ennosuke’s greatest show』
2023年12月29日 大阪弁天町世界館にて開催致します。
新感覚4D演劇 Ennosuke’s greatest show

公式Twitter
https://twitter.com/EnnosukeS

 

 

【劇団あやめ 次回羅い舞座出演予定】

2023年8月 堺駅前店