舞台裏シリーズ
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舞台裏シリーズ

羅い舞座 京橋劇場 2024年1月公演
「南條隆とスーパー兄弟」舞台袖レポート

2024年1月26日 16時58分22秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は、羅い舞座 京橋劇場でのスーパー兄弟公演に密着しました!

2024110日取材)

 

 

 

開演1時間前〜メンバー紹介

 

午前11時。

まずは4階の楽屋にお邪魔しました。

 

 

一城風馬(いちじょう ふうま)副座長

 

 

 

浅草のお店で買ったという、名入りの鏡。

 

 

東京に行った時、みんなで一緒に買われたそうで、ほとんどの方がこの鏡を使用していました。

手鏡からも仲の良さが伺えますね。

 

 

 

 

そして、プレジデントの南條勇希(なんじょう ゆうき)さんが到着。

 

「おはようございまーす」

 

 

 

風馬さんと勇希さんは、劇団に入団する前からお付き合いがあるそうで、なんと今年で20年目!

 

 

 

楽屋着に着替えて、メイクにかかります。

 

 

 

 

若手メンバーの部屋へ。

 

一條嵐志(いちじょう あらし)さん

 

 

嵐志さんは中学生から大衆演劇を始めて、南條劇団に入団して8年だそう。

大好きな方たちのポスターやグッズをたくさん飾っていました!

 

 

 

一條拓真(いちじょう たくま)さん

 

 

アニメを見ながらメイク中。

劇団の中ではお笑い担当として、いつも場を明るくしているのだそう。

取材時も笑いが絶えませんでした^^

 

 

 

 

 

続いて、5階の楽屋に。

花形の一條春己(いちじょうはるき)さん。

 

 

 

鏡の前にずらっと並んでいるのは、MACのリップ。

 

 

 

 

春己「舞台用のはほとんどが原色なんです。微妙な色が欲しくて」

カラーバリエーションが豊富な一般のメイク用品を愛用しているのだそう。

 

 

 

花形の光條貴留亜(こうじょう きるあ)さん。

 

 

鏡には「寝太郎」の文字が。

 

 

春己さん曰く、貴留亜さんはよく寝ているのだそうですw

 

 

 

 

お隣には龍魔裟斗(りゅう まさと)副座長。

 

 

 

メイク台の上には、かわいらしいおむすびが。

 

 

 

子供たちからのプレゼントだそうです。

 

 

 

 

 

 

三代目南條隆(なんじょう たかし)座長

準備を終えたところで、ピースしていただきました!

 

 

 

こちらは三代目が使っている鏡。

「隆」と名前が入っているのがいいですね。

 

 

 

 

 

そして、龍美麗(りゅうびれい)総座長が到着!

 

 

 

化粧前には、大きな宝船が。

 

 

前の日の晩、劇団鯱の朝陽政次座長とともに今宮戎にお参りに行かれたそう。

総座長「その後、みんなに飲まされまして……

(書いても良いですとのことで、仲良しエピソードとして書かせていただいております^^;)

 

 

しかし、そんなコンディションとは思えないくらい、さくさくメイクを仕上げていきます!

 

 

 

一条椿(いちじょう つばき)さん

 

 

音響の確認と着付けを並行して行っていました!

 

 

 

南京弥(みなみ きょうや)さん

 

 

香盤をチェックしながら準備。

 

 

 

光條久るみ(こうじょう くるみ)さん

 

靴下がとってもキュートです。

 

 

 

北条めぐみさんは4階で着付けされていました。

 

 

 

 

 

一条花火(いちじょう はなび)さん

 

 

 

総座長の着付けのお手伝いされているところを撮らせていただきました^^

 

 

 

 

天生蛍(てんしょう ほたる)さん

 

 

 

今日のお芝居「雪の渡り鳥」ではお市役です。

 

 

 

 

 

取材をしていて感じたのが、みなさんとっても仲がいいこと。

お話していると自然と輪が広がっていきました!

 

 

 

 

ここで子役の方たちをご紹介。

 

左から、コピーたかしくん、だんじゅうろうくん、るなちゃん、かほちゃん

 

 

 

 

二代目 和竜也(かず りゅうや)くん

 

 

 

美波(みなみ)ちゃん

 

 

 

さらちゃん

 

 

 

ゆずのちゃん

 

 

 

くれはちゃん

 

 

 

コピー影虎くん

 

 

 

みんなとっても仲良く遊んでました!

 

 

 

 

「よろしくお願いします!」

 

 

 

みなさんが総座長に挨拶に来られ、舞台の幕が上がります。

 

 

今回の公演は、

  • 第一部:ミニショー
  • 第二部:お芝居
  • 第三部:舞踊ショー

の構成になっています!

 

 

 

 

第一部:ミニショー

1曲目は女優陣とプレジデントによる群舞。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一條嵐志さんは扇を持って登場です。

 

 

 

 

一城風馬副座長

 

刀を使いながらの舞踊はとってもかっこよかったです!

 

 

 

お面をかぶってでてきたのは拓真さん。

 

 

陽気な舞踊にみなさん自然と笑顔になっていきました。

 

 

 

会場があたたかくなってきたところで、第一部が終演!

 

幕が下りた舞台には、お芝居で使う大道具が姿を現しました。

 

 

 

こちらは総座長の早着替えの準備。

 

早着替えをするのには準備が欠かせません。

 

 

 

 

お芝居で使う小道具なのですが、本物のおかしを準備していました。

 

 

本物にしないと子どもたちからクレームが入るのだとか(笑)

 

 

 

 

総座長の着替えも終わり、第二部が開演します!

 

 

 

 

 

 

第二部:お芝居「雪の渡り鳥」

 

飴屋さん(椿さん)のところには今日も多くのお客さま。

 

 

 

銀平(総座長)の登場。

 

 

 

 

帆立一家の四天王・岩角の多次郎(三代目)もやってきます。

 

 

 

帆立一家は大鍋一家に無理難題を吹きかけ、銀平はそれを買ってしまいます。

 

 

卯之吉(貴留亜さん)が助っ人として向かおうとしますが……

 

 

 

喧嘩に行く前、五兵衛(プレジデント)はお市(蛍さん)と卯之吉の結婚を決めてしまいます。

お市は銀平と恋仲。悲しみのあまり泣き出すお市……

 

 

 

 

場面転換!

殺陣の確認を舞台で行います。

 

 

三代目はルイボスティーで体を温めていました!

 

 

寒い時期は、白湯かルイボスティーを飲むことが多いのだそう。

 

 

 

 

帆立一家に乗り込む銀平。

 

 

ついに帆立一家の親分との一騎打ち!

 

 

 

 

帆立一家の親分を倒した銀平は、卯之吉から結婚の話を聞き「お市を頼んだ」とその場を去ります。

 

 

 

再び場面転換!

裏では京弥さんが子供達と紙吹雪を作っていました^^

 

 

一つ一つ手作業で行っているそうです。

 

 

 

舞台では入念に立ち位置の確認。

 

 

総座長は旅人の姿に着替えます。

 

 

 

 

大鍋一家のピンチに駆けつける銀平。

 

 

 

帆立一家に単身で乗り込んだ卯之吉を助けるべく、銀平も向かいます。

迫力のある殺陣のシーン!

 

 

帆立一家の親分を倒したのは卯之吉でしたが、その罪を銀平は背負うことに決めます。

 

お役人は三代目!

この日は二役務めていました。

 

 

お市との別れのシーン。

 

 

 

 

雪が降っていてとても切ないですね…

これにて第二部お芝居終演です!

 

 

 

 

 

■香水拝見

 

ここでみなさんが使っている香水をご紹介します!

総座長の香水は、CHANELPLATINUM EGOISTE

 

 

香りが独特で、記憶に残りやすくするためにこの香水を使っているのだとか。

昔は香水が苦手だったそうです。

 

 

 

 

三代目はこちら!

 

 

 

CHANELGABRIELLEDIORJ‘ADOREを使い分けているそうです。

 

 

 

魔裟斗副座長もCHANELN5HUGO Bossの二つ使い!

 

 

女形と立役で使い分けています。

 

 

 

 

風馬副座長はGUCCIFLORAChloeを使っていました!

 

 

 

 

どちらもファンの方からのプレゼントだそうです!

 

 

 

さて、楽屋ではみなさん舞踊ショーに向けて準備の真っ最中。

 

まもなく開幕です!

 

 

 

 

第三部:舞踊ショー

 

風馬副座長率いる群舞で、賑やかにスタート。

 

 

 

 

 

プレジデントの女形。扇を使っての舞踊です。

 

 

 

三代目も女形で登場!

 

 

出番が終わると、すぐさま裏で着替えます。

 

 

 

次はマイクを持って舞台へ!

歌声でお客さんたちを魅了していました。

 

 

 

 

その頃、二人がかりで美麗総座長の女形の準備を進めます。

 

 

 

とってもきれいですね!

 

 

 

 

風馬副座長は先ほどとは雰囲気を変えての登場!

 

 

 

帯も撮らせていただきました!

 

 

大きいリボンがかわいいですね。

 

 

 

風馬副座長は4階で着付けしているので、移動も駆け足です。

 

 

 

口紅を塗っている春己さん。

 

 

 

着付け中の魔裟斗副座長。

 

 

 

帯の形がきれいですね!

 

 

 

 

 

花形のツーショットをいただきました!

 

 

 

 

副座長同士の相舞踊ではお面を使っていました!

 

 

 

 

 

 

個人舞踊の支度中の総座長。

大判の菊模様が華やかです。

 

 

 

 

 

三代目は傘でがらりと雰囲気を変えて。

 

 

 

そしてラストショーのキラキラな衣装へと早着替え。

 

 

 

ハチマキもつけます。

 

 

 

 

 

本日のラスト舞踊BE MY BABY

 

 

 

 

 

表方メンバー全員による群舞は、京橋劇場の広い舞台さえ狭く感じるほど。

 

 

 

BE MY BABY」に「祭り」のリミックスされていて、とてもかっこいい~

 

 

 

 

会場のボルテージは最高潮!

これにてお昼の部、終演。祝・大入!!

 

 

 

 

 

龍美麗総座長メッセージ

 

去年90周年を迎えて、劇団を2つに分けて活動しています。

なのでスーパー兄弟での公演がかなりレアになっていくと思います。

ぜひ南條劇団とチーム劇龍を応援していただいて、特にスーパー兄弟の応援をしていただけたら嬉しいです。

スーパー兄弟の人数でしかできないお芝居がたくさんあるので、

そういうのを見ていただけるように頑張りますので応援よろしくお願いします!

今月21日が総座長の日で、関東でしかやっていないお芝居「くぐつの絲」を関西で初めて行います。

チーム劇龍・三代目南條劇団による「乗っ取り公演」も行いますので、ぜひ来てください!

 

 

 

 

 

 

三代目南條隆座長メッセージ

羅い舞座京橋劇場のお正月公演という1年の始まりを、スーパー兄弟として立たせていただいています。

みんなで一生懸命力を合わせて舞台を盛り上げて、毎日頑張っていきたいと思います。

ぜひ、劇場に足をはこんでいただきたいです!

待ってます!

 

 

 

 

南條隆とスーパー兄弟一座の1月公演は29日お昼まで。連日エネルギッシュに公演中です!

 

 

■南條隆とスーパー兄弟

初代・南條隆が、昭和10(1935)年に熊本で「南條隆劇団」旗揚げ。昭和39(1964)年、二代目・南條隆が座長襲名。平成19(2007)5月、息子の龍美麗、南條影虎が共に座長襲名。「舞台では美しい夢を見せる」という初代からの伝統を守り華麗なショーを魅せる。平成27(2015)年影虎が三代目南條隆を襲名。20231月より若手育成を兼ねて2グループ制(南條劇団・TEAM劇龍)を導入。それぞれ切磋琢磨し、より良い舞台作りを目指す。

 

 

 

羅い舞座 堺駅前店 2024年1月公演
「春陽座」舞台袖レポート

2024年1月25日 11時46分41秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。
今回は、羅い舞座 堺駅前店での春陽座公演に密着しました!

(2024年1月17日取材)

 

 

 

■開演1時間前〜メンバー紹介

開演1時間前、午前11時。 舞台裏へご挨拶へ伺います。
舞台袖にはたくさんのお道具。

 

 

 

大きなラベリングで探しやすそうですね。

 

 

 

ふと舞台を覗くと・・・舞台の真ん中でどなたか横たわっています。

 

 

副座長・澤村煌馬(さわむら・こうま)さん。
スマホを片手に台詞の確認をしてるのかなと思ったら寝ておられました笑

 

 

 

 

そして楽屋へ。
本日の衣装にスチームをかけたり、メイクを始めたり。
みなさんそれぞれ本日のお芝居の準備を進めていました。

 

 

 

 

 

楽屋にもお衣装がたくさん。
ハンガーにかかっているのは前日に着たものだそうです。
すぐにしまわずに湿気を飛ばしています。

 

 

 

 

 

 

澤村心(さわむら・しん)座長。
誰よりも早くお化粧を始めました。

 

 

 

お化粧にこだわりはないけど、その日の気分でちょっとやり方や色を変えてみたりしているそうです。

座長「新しい化粧品が出てたら試してみたり。お客さんのシャドーの色を見てええな〜思ったり。」
楽しく研究されているんですね〜!

 

 

 

 

澤村かなさん。
やや遅れて楽屋入りされました。

 

 

 

 

 

お隣は澤村姫々(さわむら・きき)さん

 

 

 

 

 

親子で並んでお支度されています。

 

 

 

 

 

澤村愛夢(さわむら・あんず)さん

 

 

 

 

 

花形・澤村優夢(さわむら・ゆず)さん

 

 

 

 

 

責任者、初代座長・澤村新吾(さわむら・しんご)さん。
今年80歳を迎えられるそう。皆さんからは「先生」や「じいじ」と呼ばれておられました。

 

 

 

 

 

新吾さんのお化粧道具は一つ一つお皿に入れておられました。よくお見かけするトランク型では無いんですねえ。
新吾さん「ずっとこのやり方ですね。移動が多いから箱が便利なんだろうけど。」

 

 

 

 

 

本日のゲスト、劇団一旗 座長・早乙女紫虎(さおとめ・しこう)さん

 

 

 

 

 

煌馬さんが舞台から戻って来ました。
早速お化粧を始めます。

 

 

 

 

 

座長、開演20分前には誰よりも早くお支度完了です。

 

 

 

 

 

愛夢さんも準備バッチリです。
このカツラは毎回紐を結び直しているそうです。お手入れ大変ですね〜。

 

 

 

 

本日のお芝居は「刺青奇偶」
長谷川伸による名作です。

 

 

 

 

開演のアナウンスは新吾さん。
あらすじを語るだけで物語に引き込まれました。

 

 

 

 

幕が開きました。
人生に絶望したお仲(かなさん)。

 

 

 

 

 

半太郎を探す熊五郎(紫虎さん)

 

 

 

 

 

博打に明け暮れ、江戸を追われた半太郎(座長)

 

 

 

 

 

一旦幕が閉じ舞台転換。

 

 

 

 

 

昔ながらの裁縫箱にかなさんが針に糸を通しています。
この後の重要なシーンで使う小道具です。

 

 

 

 

 

姫々さんはこの後の台詞を復唱されていました。真剣そのもの。

 

 

 

 

煌馬さんと新吾さんがお芝居のことで和やかにお話しされていました。

 

 

 

 

 

体で恩を返そうとするお仲を一喝する半太郎。
「娑婆の男もっと見直せってんだ!」

 

 

 

 

 

そして総出でセット替え。
新吾さんはそれを見守りながらナレーション。

 

 

 

 

 

 

お仲の看病をするたけちゃん(姫々さん)

 

 

 

 

 

お仲の病状を聞いた半太郎

 

 

 

 

 

最後のお願いと、半太郎に刺青を彫るお仲。
先ほどの裁縫箱を使っていますね。

 

 

 

 

 

右腕にお仲が入れたさいころの刺青が。
舞台上で本物の墨汁を使って描いていましたよ。

 

 

 

 

 

鮫の正五郎一門(煌馬さん、優夢さん)に打ち据えられる半太郎。

 

 

 

 

 

半太郎に興味を持ち、話を聞く鮫の正五郎(新吾さん)
半太郎に大勝負を持ちかけます。

 

 

 

 

舞台袖、すっかり着替えてしまったかなさんが声だけで演じます。

 

 

 

 

 

お地蔵さんを通して聞こえるお仲の声。

 

 

 

 

 

涙、涙でお芝居終幕です。
ご挨拶に立つ座長。

 

 

 

 

ほとんど客席という場所まで出てきてお話しされていました。
途中、お客様と雑談で盛り上がったり。
真剣にお芝居に取り組んだ後、とてもほんわかした雰囲気でした笑

 

 

 

 

 

お芝居が終わってショーの準備中。
座長のお話を伺いました。

 

特に力を入れているお芝居について。

 

「その時の自分の年齢によって、同じ役でも感覚の違いがありますね。
今回の刺青奇遇を初めて演じたのが20代後半か30代前半なんですが、その時の年齢にしか出せない味を出すため、毎月やってても少しだけ変えてみたりします。

 

お仲が一目で惚れるというのはどういうことなのか。他の男と違う、生き様に惚れられるというのを一つ一つ丁寧に考えますね。
元々台本のあるお話に先生(新吾さん)が脚色を加えているんですが、台本に無いところは丁寧に考えて演じています。

 

30歳を過ぎると鮫の正五郎は憧れる役ですね。
年齢が伴わないとちょっと作った感じになるけど、年齢を重ねると自然体でできるようになる。
今回初代(新吾さん)は長い台詞を喋っていたけど、ほとんど台本に無いんです笑
そういうのを足していって役に人間味を加えていくんですね。

役者によって違って当たり前で、その方が芝居っておもしろい。
今しかできないやり口があるので、日々考えながらお芝居を作っています。」

 

 

お芝居へ誠実に向き合う姿勢がうかがえる、貴重なお話しお聞かせいただきました。

 

 

 

 

他のみなさんは続々とショーの準備を進めていました。
ピンクのガウンの煌馬さん。

 

 

 

 

 

ふわふわドレスの姫々さん

 

 

 

 

新吾さんはショーが始まる前にお帰りになりました。
お疲れ様でした!
夜の部では紫虎さんが演じる鮫の正五郎を最前列で見にくるとかこないとか。笑

 

 

 

 

 

お芝居が終わったからか、少し和やかな雰囲気。

 

 

 

 

 

ショーの始めは煌馬さん、優夢さん、愛夢さんの群舞。

 

 

 

 

 

姫々さん
アイドル〜〜!

 

 

 

 

 

座長、出番の直前。
ギリギリまで丁寧に着付けを進めます。

 

 

 

 

 

座長

 

 

 

 

 

こちらも出番の直前ですが、手拭いのほつれを切り取っていらっしゃいました。
細かいところも最後まで手を抜きません。

 

 

 

 

 

優夢さん

 

 

 

 

 

煌馬さん

 

 

 

 

 

紫虎さん

 

 

 

 

 

煌馬さん・優夢さん

 

 

 

 

 

愛夢さん

 

 

 

 

 

愛夢さん、お客様からかんざしをプレゼントされていました!

 

 

 

 

早速使うとのことで、ラストに間に合うよう急いでかつらを選んでいました。
可愛い!

 

 

 

 

 

優夢さん。お名前の刺繍が入った着物です。

 

 

 

 

 

煌馬さん

 

 

 

 

 

座長

 

 

 

 

 

紫虎さん

 

 

 

 

 

かなさん

 

 

 

 

 

ラストの群舞。

 

 

 

 

 

最後のご挨拶。

 

 

 

 

 

この後の夜の部では、同じ「刺青奇遇」で「鮫の正五郎」を紫虎さんが演じます。
新吾さんが演じた後なのでとても緊張しているのを散々いじられておりました笑

 

 

 

 

送り出し中、本日のごはんをどんどん運びます。
食べる場所は・・・舞台!!

幕が降りているとはいえ、食事中も気が引締まりますね。

 

 

 

 

 

本日は豚の角煮と煮魚。ご飯はみなさん丼に山盛りです!

 

 

 

 

 

たくさん食べないと、ハードな舞台がもたないですもんね…。

1月もあとわずか、しっかり食べて頑張ってください!

 

 

 

座長に今年の目標をお聞きしました。

「躍進ですね!

去年、子どもたちが花形と副座長に就任したので、劇団としても盛り上がるように、そしてたくさんの人に楽しんでもらえるように頑張りたいです。」

 

 

 

お客様にメッセージおねがします!

「今年も春陽座をよろしくお願いします!」

羅い舞座 堺東店 2024年1月公演
「劇団雪月花」舞台袖レポート

2024年1月24日 20時25分00秒

羅い舞座 堺東店

劇団雪月花公演の舞台裏に密着!
客席からは見られない楽屋や舞台袖をご紹介。

(撮影:2024年1月11日昼の部)

 

 

 

■お昼の部  開演1時間前

 

 

本日は、劇団を立ち上げて今年10月で10周年!!を迎える、劇団雪月花の舞台裏レポートです!!

音響や照明を操作する機器の数々✨本日の香盤表もクリップされています。

 

 

舞台袖には本日のお芝居で使用する小道具が準備されています。

 

 

通路が無くなりそうな量の衣装の数々❗❗圧巻です✨

 

 

ズラリと並ぶかつら箱。

ゲストメンバーの鹿島順一劇団・二代目座長、鹿島 順一(かしま・じゅんいち)さん 

三段目は脚立に乗らないと届かないので、よく使うかつらを二段目に、あまり使わないかつらを三段目に移動中!

 

 

裏方に回っておられる桜川 茉那(さくらがわ まな)さん。  差し入れのちらし寿司をチラリ!👀✨ 美味しそうです😊

 

 

 

ストレッチを始めた 座長 桜川 翔(さくらがわ しょう)さん 今月28日がお誕生日です❗

 

ルーティンですか?と尋ねると

「ジムにいってトレーニングしたりする日もあるんで、毎日ではないですね。僕は生まれつき体は柔らかいんですが、放っておくと

すぐ固くなるので時々やってます。」と座長。

 

ストレッチのあとは歯磨き✨✨

 

 

そしていよいよ化粧を始めます。

化粧のこだわりをたずねると

「丁寧にしたいなぁってくらいですかね?極力、余計なことをせずシンプルを心がけていますね。」と座長。

 

 

 

 

 

楽屋入り口のすぐそばでは、下町かぶき組の花形 飛雄馬(ひゅうま)さん が化粧を始めています。

 

「手鏡、使えないんですよ!」と言う飛雄馬さんの前には、いつものスタンドミラーが!

高さも調節出来るので便利そうです😊

 

 

 

 

 

上階の楽屋では・・・・・

近藤 光(こんどう みつ)さん も化粧を始めています。

化粧前はスチールラックに組み込まれていて2階建てです❗

「棚を利用すればものが置きやすいんです。」と光さん😊

 

 

 

 

鹿島順一劇団の雷 鉄命(みかづち としや)さん も化粧を始めています。

「よく考えたら、これも撮られてるって事ですよねっ、恥ずかしいなwww」と化粧前の後ろの壁をみてみると・・・

 

バッチリ撮らせていただきました。

今のいちばん推しですか?と尋ねると

「推しでは無いんですけどね、まぁ・・・好きですねw」と鉄命さん😊

 

 

 

 

鉄命さんの後ろには 桜川 明音(さくらがわ あかね)さんの化粧前。ピンクの衣装箱にピンクの化粧前✨✨

椅子に座って化粧をしているのですが・・・・・・

 

よ〜く見たら、椅子の上に正座をしていました。言われるまで気が付かなかったww

「よく面白がられるんですw」と明音さん😊

はい、珍しいと思いますw

 

 

 

 

二代目を中心に、座長、飛雄馬さん、茉那さんで楽しく談笑しながら化粧や準備を進めています😊

※ゲスト結局1人話や隙間風の話やウンコを踏んだ話などなどwww

 

 

 

衣装に着替えて準備をする鉄命さん。

その奥では  あまつ 秀二郎(しゅうじろう)さん が、ゆったりめに準備を開始😊

秀二郎さんの化粧前には、かわいいガチャピンのタオルが😊✨

 

 

光さんも鉄命さんと談笑しながら、衣装に着替えて開演を待ちます。

 

 

 

座長、白い袴姿で準備中✨✨

 

 

 

明音さんの口上挨拶で、いよいよ開演です❗❗

 

 

 

 

■第一部 顔見せミニショー

 

 

座長 桜川 翔さん✨✨

光さん と 鉄命さん も加勢✨

白い袴姿✨✨キマっています❗❗

 

 

 

 

続いて 鹿島順一劇団・二代目座長、鹿島 順一さん 生歌で登場✨✨

 

 

 

座長、先程の衣装と変わって、華やかな衣装にお着替え中✨

準備の出来た 座長&飛雄馬さんで自撮り中✨

 

 

 

近藤 光さん 登場✨

 

続いて 飛雄馬さん✨

 

 

 

第一部 締めは再び、座長。  客席から登場です✨✨

帯には素敵な名入の根付が✨✨

 

 

 

 

ミニショーが終わり、幕裏では急ピッチでお芝居の準備が進みます。

座長 あっという間に全身入れ墨姿に!!

 

 

 

 

 

■第二部 お芝居「若き日の会津の小鉄」

 

 

名張屋(二代目) 仙吉 後の小鉄(座長) 小鉄の弟分(鉄命さん)

 

あっという間に弟分を殺られ・・・

 

小指一本落とされたが生かされた仙吉(後の小鉄)。

 

 

 

一場を終え、楽屋では二場の準備。

落とされた小指の手に包帯を巻いて二場へ・・・

 

 

仙吉の目の不自由な女房お吉(飛雄馬さん)  お吉の兄(光さん)

 

ちょっとコミカルなアドリブ絡みも挟みつつも、不甲斐ない義弟に愛想をつかし出ていく兄。

 

 

もう一度男を立ててくれと

日頃からこういう日があろうかと目の見えぬ身ながら縫い上げた、南無妙法蓮華経と書いた死装束を託し・・・

目の不自由な自分がいてはと、後顧の憂いが無きよう自ら命を絶ってしまう。。。

 

 

 

 

再びセットチェンジです。

 

 

 

 

 

三場へ・・・

秀二郎さん と  鉄命さん

 

明音さん登場✨

 

ユーモアに富んだ軽快な台詞回しがつづきます😊

鉄命さん アドリブ満載の楽しいコーナーでした😊www

 

 

助けた娘は実は、あの名張屋の娘だった!

 

 

 

いよいよクライマックスへ

 

時を経て、再び対峙する二人。

実は仙吉の度胸、器量に目をつけていたと名張屋。

「お前に斬られるのは本望、1人娘を見守り、名張屋の後を継いでくれ!」と。

二代目の台詞や芝居に惹き込まれてしまいます✨✨

 

意志を継ぎこれから先、仙吉は「会津の小鉄」として生きていく❗❗

決して「こてっちゃん(ホルモン焼き)」と呼ばれぬ様に!(二代目)😊😊😊

 

重厚でシリアスな中にもユーモアを散りばめ、とても楽しく観劇できました!

あっという間にお芝居終演です😊

 

 

 

 

お芝居が終わり、ご来場のお客様へ口上ご挨拶。

 

 

 

 

楽屋では、ショーの準備が始まります。

 

鉄命さん

ショーの準備をする光さんの横には、お人形さんのように柚葵(ゆずき)ちゃんがおやすみ中😊

 

 

 

準備万端の飛雄馬さん✨✨

 

 

 

 

 

 

■第三部 舞踊ショー

 

明音さん 飛雄馬さん 光さん 鉄命さん による群舞から華やかにスタート❗❗

 

 

 

 

続いて 秀二郎さん 渋い舞踊です✨✨

 

 

座長 綺麗な緑色の衣装に着替えて・・・

生歌で登場です❗❗

 

 

 

再び群舞✨ 明音さん 光さん 鉄命さん

 

 

続いて 飛雄馬さん 花魁姿で舞踊✨✨

 

 

鉄命さん 本日は芝居もショーも出突っ張りの大活躍です😊

着替えの回数も特に多いのに流石です!!

 

 

光さん 女形で登場✨✨

 

光さんのソロから 明音さん 飛雄馬さん 鉄命さんが加わり群舞へ✨✨

 

 

 

その頃楽屋では、座長が女形の化粧を始めまています。

 

妖艶でお美しい舞踊です✨

 

舞台袖から。目が合っちゃいました😊

 

 

 

 

続いて 明音さん 可愛らしい舞踊✨✨

 

 

 

 

 

帯にはレインボーの「翔」の文字がキラリ✨

座長 衣装を着替え再び女形で舞踊✨✨

客席からの登場です。

 

 

 

 

秀二郎さん 生歌で登場✨✨

 

 

 

 

いよいよラスト!  舞台袖に皆さん、女形で集結しました✨✨

 

 

 

 

■ラスト・ショー   曼珠沙華(マンジュシャカ)

 

 

 

女形5人での群舞、圧巻のラスト・ショー、お見事でした😊✨✨

舞踊ショーこれにて終演です❗❗

 

 

 

 

 

 

 

 

送り出しを終え、座員さんたちが楽屋に戻って来ました。

「驚いた顔しちゃったw」と光さん😊お疲れ様でした❗

 

飛雄馬さん お疲れ様です❗😊

 

鉄命さん 明音さん お疲れ様でした❗❗

 

 

 

 

座長 お疲れ様でした! そして、10周年&今月のお誕生日、おめでとうございます❗❗

 

 

10年を振り返ってみてどうですか?

「全く実感がないです。通過点。旗揚げした時とあんまり気持ちが今も変わってないんです。

5年位かかってやっと色んな舞台に立てる様になって、さぁ、ここから行くぞ!行くぞ!!となった矢先に

ここ数年のコロナ渦で停滞してしまったんで、まだまだ必死で頑張ってる状態は変わらないです!

劇団としては、まだ新しい劇団という気持ちなんで、とにかく上を目指して頑張っていきたいです!」

 

 

■桜川翔座長よりメッセージ

「前回も言いましたが、兎に角、今まで雪月花を観たこと無いお客様も、一度観に来ていただきたいと思います!

みんなで必死で頑張ってる舞台を観に来て欲しいと思います!来て下さい!」

 

 

 

■劇団雪月花プロフィール

平成26(2014)年10月に桜川翔座長が長野県の大衆演劇信州大勝館にて旗揚げ。

劇団名の「雪月花」という言葉から美しさにこだわりを持ち、劇団員皆、美しい劇団を目指している。

お客様が求めていることを見極めて、お客様の満足を第一に考えた舞台を展開する。

 

 

 

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