舞台裏シリーズ
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舞台裏シリーズ

羅い舞座 京橋劇場 2023年7月公演
「優伎座」舞台袖レポート

2023年7月28日 16時18分48秒

羅い舞座 京橋劇場

優伎座公演の舞台裏に密着!
客席からは見られない楽屋や舞台袖をご紹介。

(撮影:2023年7月5日昼の部)

 

 

 

 

■お昼の部 開演1時間前

取材班が到着すると、市川英儒(いちかわ えいじ)座長と座員さん達は舞台上で本日のお芝居の最終チェック中でした。

シンプルなセットでどんなお芝居が始まるのか?

楽しみです!!

 

 

 

今までほとんど雑誌等の取材はお断りしてきたと言う優伎座 市川英儒座長。

挨拶させていただくと、とても気さくに応じていただきました。

恐る恐る?なぜ取材NGだったのかを聞くと・・・

「はずかしがり屋で、めんどくさがり屋で、人見知りだし、気を使うから。ただそれだけ!」

と笑顔で答えてくれました。

 

 

 

「そろそろ化粧始めましょう!」とお声がけいただき、座長の楽屋へ。

 

 

本日のお芝居 演目は「新月の闇」 

座長曰くややこしい、しんどい芝居との事💦

 

 

 

化粧が始まります。

 

 

先ず、最初に思ったのが化粧前のシンプルさ!無駄な物が一切無い。

 

 

 

しかも1つ1つ使ったものは一旦片付けて、また使ったら片付ける。

これはお母様の教えで、当たり前の様に身に付いているそうです。

だから化粧前は、常に綺麗な状態✨

 

 

 

 

座長に初舞台はいつですか?と尋ねると

「小さい時から舞台には立っているけど、本格的に役者になろうと舞台に立ったのは16歳かな。」と。

中学校までは1度も転校も無く、週末や休みの日に舞台に立っていたそうです。

 

 

 

「ここ撮ってくださいね~」

「コレをやらないと僕は役者出来ない!」と座長。

 

 

これでもかって位、思いっきり顔をリフトアップして吊り上げるそうですwww

 

 

 

 

右手の置いてあるのは、座長曰く「高い水」と食物繊維(オレンジ色の筒)

 

 

「高い水(ファストプロウォーター)」は、健康の為 箱買いしてるそうです。

 

 

 

 

左右には、浅井海斗座長(浅井グループ)から頂いたシーサーが!

 

 

 

 

そして、どこへ行っても楽屋にはいつも、1番の大親友だったという浅井研二郎さんとのお写真を飾っているそうです。

 

 

化粧中もいろんなお話を聞かせていただきました。

 

 

 

 

 

若座長  市川侃汐朗(いちかわ かんしろう)さんが挨拶に来られました。

 

 

座員さん達の楽屋も座長自ら案内していただきました。

 

 

 

 

若座長  市川侃汐朗(いちかわ かんしろう)さん

 

 

 

 

 

エース英昇龍(はなぶさ しょうりゅう)さん

 

 

 

 

副座長 英風舞(はなぶさ ふうま)さん

 

 

 

 

花形 英亞乱(はなぶさ あらん)さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして7月マンスリーゲスト なおとさん

 

 

なおとさんに英儒座長の印象は?と尋ねると

「怖そうですけど、めちゃめちゃ優しいです。」と。

「今年の5月に長期でお世話になってから仲良くして頂いてます。」

「僕の師匠、松井誠さんの事を英儒座長は、小学生の頃から知っているそうなので、よく昔の師匠の話を聞いてます。」と なおとさん。

 

 

 

 

 

特別ゲスト 劇団KAZUMA 藤美一馬(ふじみ かずま)座長

 

 

英儒座長とは10代の頃からのお付き合いだそうです。

座長の印象を訪ねると

「いつも気遣ってくれていて、周りの事も考えてくれるすごくいい座長さんです。」と。

 

英儒座長も一馬座長を

「こんなにジェントルマンな役者は他にいない。すばらしい座長です。」と舞台で言っておられました。

 

※当日は、劇団KAZUMAより 龍美佑馬(たつみ ゆうま)さん 有扇愛梨奈(ゆうせん ありな)さんも

参加されてました。

 

 

 

 

 

開演が迫り、舞台横で支度が始まります。

 

 

 

 

「男前に撮って下さいね!」

 

 

 

十二分に男前です✨

 

 

 

 

自撮り大好き若座長その1

 

 

 

 

 

いよいよ第1部お芝居の開演です。

 

 

 

 

■お芝居「新月の闇」

 

シンプルなセットで台詞を軸にお話が進みます。

 

 

 

舞台袖で出番を待つ 藤美一馬座長

 

 

 

 

ここで一場終了。

 

 

 

 

各員、衣装を替え、二場への準備。

 

 

 

舞台の横には英儒座長のカツラ箱が並んでいます。

 

 

 

 

 

 

一幕の綺麗に結われた髪とは変わり、ざんばら髪のカツラ。

 

 

 

 

二場が始まります。

 

座長共演。

 

 

 

 

 

座長、気迫の演技を舞台袖ではお孫さんも見守ります。

 

 

 

 

 

 

座長の台詞量の多さにも驚きですが、何より鬼気迫る演技に圧巻です。

 

 

 

 

舞台袖 劇団KAZUMA 有扇愛梨奈さんと藤美一馬座長

 

 

 

幕裏では最終の殺陣の打ち合わせ。

 

 

いよいよラストへ

 

 

 

市川英儒座長

 

 

 

市川侃汐朗若座長

 

 

親子の対決を舞台袖で皆が見守ります。

 

 

若座長の真っすぐな眼差し。

 

 

 

 

 

果たして勝負の行方は・・・?!

 

 

とても硬派でシリアスなお芝居。

親子対決もあり、見ごたえたっぷりでした!!

 

 

 

 

■お芝居が終わりご来場のお客様へご挨拶

 

 

お芝居の扮装のまま、出演者揃ってご挨拶。

 

 

 

 

■舞踊ショーの準備が始まります。

 

 

 

 

座長 女形の化粧開始

化粧前には年季の入った黒と白のパレット2つ。

 

 

化粧のほとんどがこの二つで完成する魔法のパレット。

 

 

 

 

そして、

「今はもう使ってないけど、ずっと持ってる。」というブラシ。

 

 

「本格的に役者を始めた16歳の頃からの一品です!」

 

 

 

 

 

 

 

座長の女形は非常に綺麗で魅力的だと評判。

お化粧の秘訣は?と尋ねると

「秘訣なんて無い!笑」と一言。

 

 

「僕は、昔覚えた化粧しか出来ない。それをずっと続けてます。今の若い子達はすごいですね。」

「アイシャドウとかもやらないもん。」

 

 

 

指の腹で眉墨をぼかしていきます。

 

 

 

「口紅は苦手です。上手く引けない。」と座長。

 

 

 

 

そして特徴的な紫の付けまつ毛。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故、紫の付けまつ毛なのか?と尋ねたら

「僕はアイシャドウとかもしないので、紫の付けまつ毛を使ってみた時、照明や光の加減で自然に色が入るのが綺麗だなぁと思って、それからずっと使ってます。」と座長。

 

 

 

 

 

妖艶な女形舞踊

 

 

 

 

 

 

 

すぐに衣装を替えて

 

 

1曲挟んで再登場。

 

 

またまた大急ぎで着替えて・・・

 

 

1コーラスで群舞に参戦。

 

 

 

 

 

今度は立役へ。

なんと! 眉の部分だけを落として立役の化粧をはじめられました!

 

 

口紅を落として

 

 

 

肌色に近いファンデーションに

 

 

眉の形も女形と違います

 

 

 

着付けを終えて

 

 

舞台へ

 

 

 

 

どちらの姿も魅力的な座長です。

 

 

 

 

特別ゲスト 藤美一馬座長

 

 

舞台袖で棟梁とパシャリ✨

 

 

 

 

マンスリーゲスト なおとさん

曲はその日の気分で選曲するそうです。

 

 

 

舞台袖でのなおとさんと英亞乱さん

 

 

 

ショー前の侃汐朗若座長

 

 

女形のお支度で登場です

 

 

 

 

 

左より 英亞乱花形、市川侃汐朗若座長

 

 

 

 

 

 

 

英風舞副座長

 

 

 

 

 

 

左より エース英昇龍さん、なおとさん

 

 

 

 

 

 

■ラストショー「criminal」へ

 

 

 

迫力満点のラスト!!

 

 

 

自撮り大好き若座長その2

 

 

楽屋でも終始明るい若座長でした♪

 

 

 

 

本日は、座長には、本当にたくさん喋っていただきました。

 

 

 

今回は座長を中心にレポートさせていただきましたが、

来月はメンバーお一人お一人も迫りたいと思います!!

 

 

 

 

お客様が退場された後

舞台の上の紙吹雪をみんなでお片付け。

 

掃除が終わればようやく休憩。

2時間後にまた夜の部が始まります。










■優伎座プロフィール

平成17年2月、市川英儒が旗揚げ。兄に市川市二郎(三枡屋)、市川かずひろ(劇団華)がいる。劇団員全員が優れた技(芸)が出来ることを願って「技」の文字をもじり「優伎座」と命名。公演によって座長自身が脇役に回り、座員にチャンスを与えることで、劇団員全員の芸の向上を目指す。2022年、長男である市川侃汐朗が若座長に就任。新体制での活躍に注目が集まる。

 

 

■市川英儒座長よりメッセージ 

これからも優伎座をよろしくお願いします。

がんばります。

お近くの方は是非お越しください!よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

羅い舞座 京橋劇場 2023年6月公演
「見海堂劇団」舞台袖レポート

2023年6月22日 19時00分42秒

羅い舞座 京橋劇場
見海堂劇団公演の舞台裏に密着!
客席からは見られない、楽屋や舞台袖での奮闘模様をご紹介いたします。
(撮影:2023年6月9日)

 

 

■お昼の部 開演1時間前

 

取材班が到着すると、見海堂真之介(みかいどう しんのすけ)総座長もちょうど楽屋入り。

「おはようございます!」

早速、舞台に一番近いところにある総座長の化粧前に案内していただきました。

 

 

見海堂真之介総座長の化粧前。昨晩のうちに綺麗に整頓されています。

 

 

 

総座長「いつもは10時半に楽屋入りするんですけど、掃除機が壊れたので買いに行ってまして(笑)。

これから僕は風呂に入ってきますので、ちょっと待っててください」

 

え!これからお風呂ですか??

 

「はい、朝は必ず風呂かシャワーで、舞台に向けて気持ちをリセットするんです」

 

 

 

 

■開演30分前 お芝居の準備

お風呂から戻ってきた総座長。すぐに舞台へ向かいます。

 

「これから芝居の準備をします」と、背景幕の後ろ側にある道具スペースへ。

 

そこには総座長の刀コレクションがずらり。

 

 

総座長「今日は僕は悪役で、刀が大好きな親分なんです。これからその親分の家のセットを組みます。

舞台のことは自分でやらないと気が済まないので」

 

 

このお芝居のために、棟梁が作ってくれたという刀を並べる棚。

 

 

さて、総座長が選んだ刀は、どれもこだわりの逸品ばかり。

 

 

どの順番に置くかを決めて…

 

 

棚にかけていきます。

 

 

 

刀の他に、印籠と槍もセッティング。

 

 

この槍には、ちょっとした細工を、棟梁にお願いしました。

どんな仕掛けかはお芝居で^^

 

 

 

 

閻魔大王の前に飾ったのは、お芝居「丹下左膳」で使っている「妖刀濡燕(ようとうぬれつばめ)」。

 

 

刀と共に木箱入りの印籠も並べます。

 

 

 

ご覧ください

めちゃめちゃリアルなセットが完成!!

 

 

かっこいい〜〜

 

でも、こんなに刀を持っている一家には、恐ろしくて近づきたくないかもですね(笑)

 

 

 

 

 

舞台の準備が終わったら、今度は電話。

「これも日課です。みんなのお弁当を注文します」

 

 

どれを頼むかはその日によって決めるそう。

「僕が適当に何種類か頼んで、好きなのを選んでもらっています」

 

 

 

 

■開演10分前

 

ここでようやく化粧前に着座。

総座長「化粧よりも舞台の設定に一番時間をかけるんで、いつもこんな感じですね」

 

 

 

 

■捨てられない性格

お客様から頂いたものはもちろん、とにかくものを大事にする総座長。

使えなくなったスポンジも捨てられないので、こんな感じに…

 

 

まるでパンケーキ(笑)

 

 

 

総座長「羽二重もこれくらいボロボロになったくらいが、使いやすいんですよ」

 

 

壁に貼ってある「生命」という貼り紙も

「いただいたので貼っています」(総座長)

 

 

 

 

■座員集合

 

メンバーが舞台支度を終えて、舞台袖に集まってきました。

 

 

風吹(ふぶき)あさとさん

 

 

「今日は主役の千葉の喜太郎です。良い親分です」

 

 

 

見海堂獅子(みかいどう れお)さん

 

 

「今日の役は千葉一家の身内です」

 

 

 

 

見海堂斗士希(みかいどう としき)さん

 

 

「今日の役は仇役(総座長)の一家の身内です」

 

 

 

 

見海堂虎之介(みかいどう とらのすけ)花形

 

 

「千葉一家の美代吉役です」

 

 

 

 

富士野竜花(ふじの りゅうか)さん

 

 

「見ての通り、茶店のおかみさんでーす」

 

 

 

 

見海堂光(みかいどう ひかる)さん

 

 

ちょっと慌てて支度中

「今日は仇役の一家の身内です」

 

 

 

 

総座長が化粧中ですが

 

 

 

見海堂駿代表のアナウンスで

 

 

お芝居、開幕!

 

 

 

 

 

■第1部お芝居「千葉の喜太郎」

 

茶店前。千葉一家の美代吉が、北浜一家の身内とぶつかり、茶カスをかけてしまう。

 

 

 

場面転換。

 

 

 

 

 

化粧中の総座長も座布団を並べます。

 

 

 

 

 

 

 

千葉の喜太郎(風吹あさと)と美代吉(見海堂虎之介)

 

 

 

その頃楽屋ではーー

 

総座長、支度完了。

 

ジャーン。

 

 

ド派手な裾引き。

やっぱりだいぶヤバいタイプの御仁です笑

 

 

 

悪役の時は必ず持つと言う、年季の入ったキセル。

 

 

 

舞台前には必ずリポビタンとお茶で、気合い注入。

これも日課。

 

 

 

 

 

千葉一家から取り上げた刀を吟味する北浜一家親分(見海堂真之介)。

 

 

 

幕間で立ち回りを合わせます。

 

 

 

北浜親分と喜太郎の一騎打ち。

 

 

 

北浜親分が持った槍を…

 

 

「バキッ!」

 

喜太郎の刀がへし折り

 

 

 

見事、美代吉の仇討ちが果たされました。

 

 

 

 

さて、がっつり硬派でシリアスなお芝居ですが、舞台袖ではみんなリラックス♪

 

 

左より 富士野竜花、見海堂光、見海堂真之介、富士さおり、富士めぐみ

 

 

 

 

左より 見海堂斗士希、見海堂真之介

 

 

 

 

 

舞台サイドの照明は、LEDではなく自然な明かりのライトを使用。

 

 

これも総座長のこだわりの1つです。

 

 

 

 

 

 

■第2部舞踊ショー準備

 

ここで見海堂劇団の裏方のメンバーをご紹介。

 

照明と舞台道具の管理を担当するサンダーバード幸太郎さん。

 

 

18歳で入団。

現在、仕事の合間を縫って舞踊も稽古中です。

 

 

 

 

着付けの補助を務める富士めぐみさん。

 

 

 

入団4年目。

出ずっぱりの総座長の着物を素早く畳んで、次の衣装をそろえます。

 

 

 

 

富士野竜子さんは、ハヤシ(音響)と着付けとかつらのメンテナンス。

 

 

 

 

音響と照明を交代で担当している見海堂レディス。

 

左より 富士野竜子、富士野竜花、富士さおり、富士めぐみ

 

 

 

 

 

 

■メンバーの化粧前拝見

 

舞踊ショーの支度中の皆さんの化粧前へお邪魔しました♪

 

 

見海堂光(みかいどう ひかる)さん

 

 

「化粧は、最近薄くするようになりました。カラコンもやめて、

色もあまり使わないようにしているので、化粧品の数が減りましたね(笑)」(光)

 

 

 

 

 

 

見海堂斗士希(みかいどう としき)さん

 

 

斗士希さんは大のタイガースファン。

 

楽屋はタイガースグッズがあちこちに。

 

 

「今年は調子が良くて嬉しいですね♪」(斗士希)

 

 

 

 

見海堂虎之介花形

 

 

女形の化粧中。

 

「女形の化粧では、立役と比べて全体的に下げるようにしています」(虎之介)

 

 

 

赤みを帯びた下地で、ふわっと優しい表情に。

 

 

 

 

 

風吹あさとさん

「え、ここ撮るんですか?!」

 

 

あさとさんはヤクルトファン。

 

化粧前もスワローズシールがいっぱい。

 

 

 

 

あさとさんの横で、慌てて片付け始めた竜花さん(笑)

 

「どうぞ!」

 

 

竜花さんの化粧前。

左側は、かのんちゃんの学校行事のプリントたち。

 

 

 

 

 

 

 

見海堂獅子(みかいどう れお)さん

 

 

「本当に撮るんですか?(笑)」

 

 

 

富士さおりさん。

 

 

 

さおりさんは「なにわ男子」の大ファン。

 

 

 

化粧前には個性(好み)が出ますね〜

 

 

 

 

今日は学校をお休みしたわっしょい海奏(かいと)くん。

 

 

「ちょっと体調が悪かったんですけど、今はよくなりました」(さおり)

 

 

 

 

 

見海堂駿(みかいどう しゅん)代表

 

 

楽屋では冬でも上半身裸で過ごしている駿代表ですが(みんなから裸族と呼ばれてます笑)

撮影のために服を着てくださいました。

「今日は暑いねえ〜w」(代表)

 

 

 

毎日、総座長が手書きする香盤表が。

 

 

 

これを元に、光さんがパソコンで作成して配ります。

 

 

 

 

 

さて、総座長の支度が整い、いよいよ舞踊ショーの始まり始まり〜!

 

 

 

 

 

■第2部舞踊ショー

 

幕開けトップは総座長と花形の女形舞踊。

 

左より 真之介、虎之介

 

 

 

音響につく 見海堂光、見海堂獅子

 

 

見海堂光

 

 

総座長 見海堂真之介

 

 

富士野竜花

 

 

風吹あさと

 

 

見海堂獅子

 

 

見海堂斗士希

 

 

見海堂虎之介

 

 

 

ショーの合間に、明日の芝居の音を揃えます

 

左より 見海堂光、見海堂虎之介

 

 

 

 

立役の支度中の総座長。

 

 

「この着物の柄と、半纏の背中の女性が着ている着物の柄が同じなんです」(総座長)

 

 

 

本当だ!粋な揃えです。

 

 

総座長 見海堂真之介

 

 

 

 

さて、ラスト舞踊前に、竜花さんが神妙な顔で総座長のところにやってきました。

 

 

「実は、かのんちゃんがなにわ男子のコンサートのチケットに当選したんです。それが土曜日で…」

 

「お願いします!!休ませてください!!」(竜花&さおり)

 

 

 

 

「これも撮っておいてください」と総座長。

「考えときます」

 

無事お許しが出てコンサートに行けますように…笑

 

 

 

 

 

■ラスト舞踊「Episode.0

 

このラスト舞踊のために特注で作った甲冑

 

 

ものすごく動きが制限されてしまい、大変だそう。

「手が挙げられないんです(笑)」(総座長)

 

 

 

 

 

いざ、舞台へ。

 

 

 

 

 

終演!

 

 

 

お疲れ様でした!

 

 

 

 

 

 

お見送りから帰ってきたら、真っ先に棟梁へお礼のご挨拶。

 

 

無事に幕を閉じることが出来たことへの感謝を忘れない総座長でした。

 

 

 

 

同じ頃、見海堂キッズたちが学校から帰ってきました♪

「ただいまーっ」

 

左より あっぱれ水晶(みずき)、お祭り野郎(おまつりやろう)、きらり☆かのん

 

 

 

 

総座長は衣装を脱いだらすぐに棟梁と打ち合わせ。

 

 

舞台のことを話している時の生き生きとした顔。

初乗りの羅い舞座京橋劇場で、まだまだ見逃し厳禁の演目が続きます!

 

 

 

 

■見海堂劇団紹介

1975(昭和50)年、代表・見海堂駿が「見海堂駿&座 笑泰夢」を東京で旗揚げ。平成23(2011)年、息子の見海堂真之介が座長襲名。2012年、劇団名を「見海堂劇団」と改名、真之介座長が総座長に。オリジナルの迫力あるお芝居や、創意工夫が凝らされた華やかな舞台を展開し、観る人の心をつかんでいる。子役たちも大活躍!良い舞台を見せたい・楽しませたいという気迫に溢れ、ただいま上昇爆進中。

 

 

■見海堂真之介総座長より

長々とお付き合いありがとうございます。

舞台はもちろんのこと、舞台裏でも、少しでもお客様に楽しんでいただけるよう

精一杯頑張っています。

お見送りの時、お芝居のことでお客様から感想をいただけたら、本当にウキウキで(笑)

やっててよかった!と思います。

羅い舞座京橋劇場は客席がよく見えます。

舞台からお客様の笑顔が見えると嬉しくなって、次の曲も、また次の曲も頑張ろうと思えます。

これからも観に来てくださるお客様、両親、劇団メンバーを大事にしながら

1日1日を大切に頑張ります。

羅い舞座京橋劇場で待っています!

 

 

 

 

羅い舞座 京橋劇場 2023年5月公演
「宝海劇団」舞台袖レポート

2023年6月9日 17時25分13秒

羅い舞座 京橋劇場
宝海劇団公演「大空祭り」の舞台裏に密着!
客席からは見られない、舞台袖からのぞく奮闘模様をご紹介いたします。
(撮影:2023年5月28日)

 

 

■開演30分前

開演30分前、
祭りの主役、宝海大空座長も化粧スタート。

 

座長 宝海大空(たかみ おおぞら)

 

宝海大空座長といえばお面を使ったショーも印象的。

箱からあふれるお面の数々…

 

 

宝海蘭丸さんもちび丸くんも気合十分!

 

宝海蘭丸(たかみ らんまる)

 

 

ちび丸(ちびまる)

 

 

宝海大心さん、宝海空也さんも
ミニショーの準備に余念なしです。

 

 

宝海大心(たかみ だいご)

 


宝海空也(たかみ くうや)

 

 

 

蘭丸さんの口上と共にミニショーが始まります。

 

 

 

 

 

■第1部ミニショー

作りこまれた舞台に大空座長の殺陣とお面を使ったショーがカッコいい!

 

 

 

 

音響&照明&木がしらと舞台袖も大忙し。
空也さんも座長の様子をみながら木がしらを打ちます。

 

 

 

座長の魅力が凝縮された特別なミニショーに、お客様も大興奮。

 

実はこのミニショーにはまだタイトルが決まってないそう。

大空座長に聞いてみました。

 

 

 

■座長が語る『大空祭りミニショー』について

 

「今までひとつのショーの中に僕のできることを盛り込んだことがなかったので、 やってみたかったんです。

稽古の時にはもっと良いものにできると思っていたのですが、 これをラストショーに持って行くには恥ずかしいと思ってミニショーにしました… ぶっちゃけ、始まるまでやる気がなかったくらいです(笑)

けど、やってみたら、途中でこれはイケるなと思いました(笑)」

 

 

手応えを感じた笑顔でミニショー終了!
座大空座長の笑顔は見ているこちらも嬉しくなりますよね♪

 

汗だくの大空座長が舞台袖へ走ってきます。

 

座長「今日は暑いよねー」

 

スタッフ「座長が頑張りすぎです!」

 

 

お芝居に向けて、休む間もなく準備が始まります。

 

 

 

 

 

 

宝海竜也園長は早々にお芝居の準備万端。

 

 

舞台上ではちび丸くんも雪の掃除を頑張ります。

 








■新作狂言『お役者仁義』開演!

 

 

幕間も次の幕に向けての打ち合わせ。

 

 

棟梁も座員さんもみんなで次の幕の準備です。

 

 

 

幕と幕の間が長くならないように、
舞台の準備が気になる大空座長。

 

 

二場開幕

 

 

 

 

三場に向けて足にも白粉をしっかり塗ります。

 

 

帯を結びながら舞台の進行をチェック。

 

 

座長の登場!

 

 

 

 

お芝居の途中、楽屋では空也さんが次のかつらを準備中。

 

 

次の幕は弁天小僧に扮した衣装で登場です

 

 

 

 

 

宝海真紀さんも照明&音響のサポート。

 

 

 

忙しい、次は男の衣装に着替えます!

 

 

 

 

 

 

 

『お役者仁義』終幕

 

 

「おつかれさまでした!」

 

 

 

 

■大空座長が語る『新作お役者仁義』について

「初めてのお芝居は皆んな手探りなので、 テンポ良く行った方がよい部分や、じっくりと間を作ったり、 曲を足したり、曲を使わない部分を作ったり、次に活かせる課題はたくさんありました。

けど、初めて演じるお芝居だったんですが、全く緊張しなかったんですよ。 きっと自信があったんです。

型にはまったお芝居で崩れにくいのもありますし、 役が僕にはまっていたんですね。 はまっていない役をするお芝居ほど緊張するものはないんですよ(笑)」

 

大空座長ハマり役の「お役者仁義」にみなさんご注目♪

 

お芝居が終わり、口上挨拶が始まります。

 

口上を務める宝海空也さん

 

この間、座長はショーに向けて化粧。

 

芝居の化粧を一旦落とし、新たに下地から塗り直します。

 

 

 

三代目ボーイ豆タンクくん。

お母さんの宝海愛輝さんにお化粧を手伝ってもらいます。

 

 

ちび丸くんのお化粧はお母さんの宝海蘭丸さんに。

 

 

 

宝海大空座長の衣装はお母さんの宝海真紀さんに帯を結んでもらいます(^ ^)

 

 

 

 

 

■第3部舞踊ショー

宝海大心さんのマイクで舞踊ショースタート!

 

 

 

幕開けトップステージ

 

 

ちび丸

 

 

宝海大空(割幕からの登場)

 

 

 

 

 

 

宝海蘭丸

 

 

この間、座長は女形から立役へ仕替え中。

 

 

宝海大心
メガネ男子にセッティング

 

 

師匠(宝海大空)とお弟子さん(宝海空也)

 

 

ちび丸 着付け中

 

 

三代目ボーイ豆タンク 準備万端。

 

 

 

宝海空也

 

 

 

座長 宝海大空

 

 

マイクをどうぞ。

 

 

大入御礼の三本締め
おめでとうございます!

 

 

三代目ボーイ豆タンク

 

 

ハンチョウを入れる空也さん

 

三代目を見つめる座長のまなざし。

 

 

座長 宝海大空

 

 

照明を調整する園長 宝海竜也

 

 

大空&大心

 

 

 

園長 宝海竜也

 

 

いよいよラストショー。

衣装の準備

 

 

照明について座長と園長の打ち合わせ

 

 

ラストショー「野ざらし」開幕

 

 

照明が気になる
リアルタイムに照明の調整中!

 

 

 

 

 

 


 

三代目もスタンバイ

 

 

 

余韻を残す情念と幻想のラストショー
是非とも劇場で体験してください。

 

 

 

 

 

■大空座長が語るラストショー「野晒し」

 

「今日も公演中の舞台を見ながら、照明を調整しながら公演をやっていました。

僕が主役の日なので、ガッツリ作り込んだ舞台をお客様へお届けしないといけないですが、 みんなの1ヶ月間の体力を考えて、作り込み過ぎず、 何かあったらリアルタイムに修正できように柔軟さを持ってやっています。

それが、毎日違う舞台をお届けできる大衆演劇の良さでもあると思います。

稽古の時には衣装合わせまでできないので、 当日みんなのかつらをみたら、稽古中に想像したものと違うこともありますし、 僕も当日になって変更することもあります。

今日のミニショーをラストに持ってこれないと思ったので、 前日に急遽思いついたのがこの「野ざらし」でした。 前日思いついた割には、まあまあ良かったと思っています(笑)

次に見てもらう時には、ここでは言えないですが、 こうしてみようというアイデアもあるので、 さらに喜んでいただけるように考えています。お楽しみにお待ちください!」

 

 

大盛り上がりの大空祭りは大幅に延長。
息つく間も無く送り出しへ、そして夜の部へ続いていきます…

 

 

宝海劇団の6月の公演先は羅い舞座堺駅前店です!


 

 

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