舞台裏シリーズ
ブログ記事

舞台裏シリーズ

羅い舞座 京橋劇場 2023年10月公演
「剣戟はる駒座」舞台袖レポート

2023年10月27日 15時37分44秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は、羅い舞座 京橋劇場での剣戟はる駒座公演に密着しました!

20231011日取材)

 

 

 

 

■開演前

午前11時。

 

舞台裏にお邪魔すると、津川祀武憙(つがわ しぶき)座長が神棚へお供えをしているところでした。

 

 

 

 

 

 

 

舞台には今日のお芝居で使う大道具がスタンバイ。

 

 

 

 

今日のお芝居は「七つ岩」です。

 

 

 

 

4階の楽屋を訪ねると、大量の食材が。

 

 

 

代表の晃大洋(こうだい はるか)さんが、みんなの食事の仕込み中でした。

 

「今晩からゲストさんが来られるので、おでんを仕込んでいます」

 

おでんはゲストの方を含めてなんと30人前!

 

大鍋には下茹で中のスジ肉が(美味しそう…)

 

 

 

大きな冷蔵庫にはメニューが細かく書かれています。

 

 

 

毎日が楽しみになるようなものばかりですね!

 

 

 

 

「おはようございます! お願いします! 一生懸命! ありがとうございます!」

5階から、大きなかけ声が響きます。

 

津川鵣汀(つがわら いちょう)座長に続いて、みんなが復唱。

このかけ声は津川竜初代座長が考えたものだそうで、10年ほど前から毎朝行っているそうです。

 

 

 

 

 

■お芝居支度

 

それぞれの持ち場につき、お芝居の準備を始めます。

 

舞台に一番近いスペースに、両座長の化粧前があります。

 

 

津川鵣汀座長

 

 

 

 

お手元には、とてもキラキラした手鏡。

 

「好きなゴルフメーカーのロゴなんです」

 

 

とても凝っていてステキですね!

 

 

 

お芝居の台本も見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

3冊とも今月の特別公演のお芝居。

大量のセリフを数日で頭の中に入れないといけない。

覚えるコツは「ひたすら読んで覚える!」だそうです。

にしても、すごすぎません???

 

 

 

お隣には、津川祀武憙座長。

 

 

 

つい先ほど届いた着物を開封。

 

 

 

「今度のお芝居用です」

 

 

 

 

 

 

続いて4階の楽屋にお邪魔。

 

 

劇団若手 津路桜日(つじ おうが)さん

 

 

爽やかな笑顔です!

桜日さんは大学時代からパントマイムをしていて、劇団に出会い、入団されたそうです。

 

 

 

 

 

津山斗輝矢(つやま ときや)さん

 

 

 

撮影に合わせて鏡の中でかっこよく決めていただきました!

斗輝矢さんは劇団を離れている身だそうですが、今月は助っ人として参加されていました。

 

 

 

 

晃丈夕葵(こうじょう ゆづき)さん

 

 

 

晃永樹里杏(あきなが じゅりあ)さん

 

 

 

 

樹里杏さんはディズニーが大好きだそうで、メイク道具の中にもディズニー関連のものがたくさんありました!

 

 

 

 

晃愛あられ(あきな あられ)さん

 

 

 

 

 

晃栄美社甫(あきさか みずほ)さん

 

 

 

 

 

 

晃菜 千寿(あきな せん)さん

 

 

 

 

千寿さんは親のお手伝いがきっかけで1年半前に入団。

使っているアイシャドウは、なんとしまむら!

発色がよくてとてもきれいです。

 

 

 

 

晃愛 桃(あきな めるも)さん

 

 

桃さんは小学3年生のときに剣戟はる駒座の舞台を見て、入団を決意したそう。

女優陣の中で一番年下の新人さんです。

 

 

 

 

はる駒キッズたちも朝から元気いっぱい。

 

全員で7人ご紹介〜〜

 

 

世羅(せいら)ちゃんと八大(えいと)くん

 

八大(えいと)くんは5か月、世羅ちゃんは今月の25日で7歳になります。

 

 

 

観綺(かんき)くん

 

 

 

 

 

 

上から順番に、永聖(とあ)ちゃん、幸斗天(さとり)ちゃん、玉園(たお)ちゃん。

 

 

 

 

 

そして聖子(あこ)ちゃんです!

 

 

子どもたちはおもちゃで遊んだりお手伝いをしたり、楽しそうに過ごしています。

 

 

 

 

ご飯の様子を見守る永聖ちゃん

 

 

 

 

 

キッチンに近い個別の楽屋では、洋さんがお芝居の支度中。

 

 

 

その楽屋をパシャリ。

 

 

 

 

 

さて開演10分前

舞台では前説が始まりました。

 

 

 

お芝居に出演する世笑ちゃん。メイクもばっちり!

 

 

 

 

 

両座長も着付けにかかります。

 

 

 

 

 

 

座長の着付けを手伝う樹里杏さんも準備OKです!

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ! 本日は誠にありがとうございます! 剣戟はる駒座です!」

 

 

 

 

斗輝矢さんのアナウンスが終わり、いよいよ幕があがります!

 

 

 

 

 

■第一部お芝居「七つ岩」

幕開け、いきなりシリアスな展開に。

 

 

 

借金取りに追われた母娘。

七つ岩まで逃げてきたものの結局見つかってしまい……

 

 

 

 

そこへ旅の虚無僧(津川祀武憙さん)がやってきて小判を渡す。

 

 

 

 

1場終わり、場面転換。

大道具の移動は、みんなで協力して行います。

 

 

 

 

 

 

第2場

土地の親分(鵣汀座長)の登場。

 

 

いかにも悪そーです(笑)

 

 

 

祀武憙座長とのアドリブで、客席から笑いが起こります。

 

 

 

 

虚無僧がおばあさんの息子だということがわかり、感動の再会に。

 

 

 

舞台袖で早着替え。

 

 

暗いところでもすぐさま着替えられるのはすごいですね!

 

 

 

感動の場面から一転、再び危険が迫る……

 

 

 

 

 

寺子屋の先生(晃丈夕葵)を守ろうとしたお妙(晃永樹里杏)は、虚無僧を刺してしまう。

 

 

 

 

 

深手を負いながらも、親分を斬る虚無僧。

 

 

 

 

 

ともや(世笑)を抱く虚無僧。

 

 

 

これにてお芝居終演です!

 

 

 

 

 

 

■舞踊ショー準備

 

お芝居が終わり、すぐさまショーの準備にかかります。

 

たくさんの照明器具をセッティング。

 

 

 

 

 

 

ここで座長の香水をご紹介。

 

 

鵣汀座長は3つの香水を使っておられました。

 

 

 

 

 

 

上から順番に、AQUA SAVONCHANELのエゴイスト プラチナム、JIMMY CHOO 。

 

「立役と女形で使い分けてます」(鵣汀)

 

 

 

 

祀武憙座長はCHANELALLURE HOMME SPORTを使用。

 

「これ使ってる役者さん、多いんじゃないかな」(祀武憙)

 

 

 

 

 

今回気になったのが

みんなの化粧雨にお約束のように「スタバ」があること。

 

 

 

お聞きすると、お客様から皆さんへの差し入れとのことでした!

「おいしい!」

「スタバ好きだからうれしい」

皆さん喜んでおられました^^

 

 

 

 

 

女形の着付け中の鵣汀座長

 

 

 

 

 

祀武憙座長はトップの群舞(イヨマンテの夜)の衣装に

 

 

 

 

 

こちらにはなにやら見覚えのあるイラストが……

 

 

 

 

 

 

みんな大好き「谷町シンジ」ですね〜〜!

(後ほど登場!)

 

 

 

 

 

 

鵣汀座長の歌詞カード。

1枚ずつラミネートされています。

 

 

 

 

 

 

 

4階の楽屋に行くと、ご飯の準備に動きがありましたw

 

 

玉ねぎのみじん切りが火にかけられて…これは?

 

「昼ご飯がキーマカレーで、おでんは夜の分なんです」(晃大洋)

 

なんとおでんだけではなく、キーマカレーも同時進行!

 

 

 

 

その頃の舞台。

あられさんのアナウンスで、舞踊ショーの始まりです!

 

 

 

 

 

 

■第二部 舞踊ショー

 

 

群舞「イヨマンテの夜」からスタート。

 

北の民の衣装を意識した出立ちで。

 

 

 

 

 

続いて鵣汀座長の女形。

 

 

 

 

お芝居の時と雰囲気がガラッと変わって、しっとりと。

 

 

 

 

 

 

皆さんの早着替えの様子。

 

 

 

 

晃栄美杜甫さん

 

 

 

 

 

 

 

晃菜千寿さん

 

 

 

 

 

 

 

晃永樹里杏さん

 

 

 

 

 

 

 

鵣汀座長は2本目の女形支度。

 

 

あっという間に着付け完成。

みなさんとても慣れていらっしゃいます。

 

 

 

 

 

剣戟はる駒座が得意とするコント。

客席から笑いが止まりません。

 

 

 

 

 

永聖ちゃんも準備バッチリ!

 

 

 

ポーズをとってくれました♡

 

 

 

 

 

あられさんは準備が終わったら、照明のチェックを行っていました。

 

 

 

 

 

 

樹里杏さんは笠をかぶっての登場です。

 

 

 

 

 

夕葵さんは立役姿で粋に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女形の準備をする祀武憙座長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出番前の斗輝矢さん

 

 

 

 

 

みなさん楽しそうに舞っていますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鵣汀座長の歌コーナー♪

 

 

 

 

お芝居や舞踊だけでなく歌もバッチリ

もちろんトークも抜かりなし。

多芸すぎますよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

祀武憙座長は舞扇を使って先ほどとは違う雰囲気に。

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台袖で待機中の桜日さん。

 

 

 

 

 

出番が終わるとすぐ次の準備にとりかかります。

 

 

 

 

 

 

 

男女の群舞

 

 

 

 

着物の柄がすてきですね!

 

 

 

 

 

 

刀を持った鵣汀座長。

 

 

 

勇ましい姿がとてもかっこいいです。

 

 

 

 

 

はる駒キッズ、出番前に1枚。

 

 

 

みんな気合が入ってますね!

 

 

 

ほっぺに背番号、口もとにはヒゲを描くのが

谷町一家のトレードマークです。

 

 

 

 

 

 

 

 

祀武憙座長 立役の支度中。

 

 

名入りの着物を身に着けて、いざステージに!

 

 

椅子に座って板付きで登場です。

 

 

 

 

 

 

片付けも同時進行で行っていきます。

 

 

 

 

 

そして、おまちかね

谷町シンジ(晃大洋)一家の登場ー!

 

 

 

 

お客様も大きな拍手で迎えます。

 

 

 

 

歌に合わせてリズムをとっている姿はとてもかわいいですね〜〜

 

 

 

 

 

 

さていよいよラストスパート

 

 

 

 

 

皆さん「剣戟はる駒座」と名前が入った着物を着ていきます。

 

 

 

 

劇団のキャラクターだそう。かっこいい!

 

 

 

 

 

ラスト舞踊は、豪華3本立てでGO!

 

 

 

 

 

 

 

 

全員息もぴったり!

楽しそうに踊っておられるのが、舞台袖にもびしびし伝わってきます!

 

 

 

 

 

 

お客さんたちのボルテージも最高潮

大きな拍手で、舞踊ショー終演!

 

 

 

終演の挨拶には子どもたちも一緒に。

 

 

 

「ありがとうございました!!」

 

舞台を大地になぞらえて元気いっぱい駆け巡る

剣戟はる駒座公演お昼の部、これにて終演です!!

 

 

 

 

 

■津川鵣汀座長メッセージ

コロナ禍から脱出して、本来の形でできるようになってきました。

楽しいところには人が来ます。また、大衆演劇は多くの人が関わります。

役者だけでなく、皆様と一緒に大衆演劇と劇場を盛り上げていきたいです!

 

 

 

 

 

■津川祀武憙座長メッセージ

折り返しでイベントも控えているので頑張っていきたいと思っています。

ぜひとも京橋羅い舞座によろしくお願い申し上げます!

 

 

 

 

 

■剣戟はる駒座プロフィール

平成9(1997)年に初代総座長・津川竜が旗揚げ。
劇団名の「剣戟」はお芝居全般を意味し、お芝居をしっかりやっていくスタイルの劇団。
その名の通り「嵐劇団」から受け継ぐお芝居やオリジナルお芝居など充実している。
座長のこだわりが随所に見られる舞台に定評がある。

平成25年(2013年)9月「はる駒座Group」として 津川竜が総座長、長男である津川鵣汀 が座長となる。

令和元年(2019年)9月、当時副座長であった津川祀武憙が座長に昇格、二枚看板として新たに始動。

 

 

 

 

 

 

羅い舞座 京橋劇場 2023年9月公演
「劇団九州男」舞台袖レポート

2023年9月24日 15時44分06秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は、羅い舞座 京橋劇場での劇団九州男公演に密着しました!

(2023年9月14日・16日取材)

 

 

 

■開演前

午前11時。

羅い舞座京橋劇場の舞台裏にお邪魔すると、舞台でリハーサルが行われているところでした。

 

 

 

 

「はい、次はラスト舞踊ね」

「芝居の立ち回り、合わせとこか」

 

座長・大川良太郎(おおかわ りょうたろう)さんの声かけに座員さんたちは瞬時に対応します。

 

 

 

 

その裏では、お芝居で使う小道具の製作。

 

 

こちらの竹はなんと塩ビのパイプでできていて、ノコギリで豪快に切っていました!

棟梁「刀を当てたら、竹が切れる仕掛けです」

 

 

 

 

リハーサルが終わると、各自の準備を始めます。

 

 

 

こちら、4階にある個室の楽屋。

 

メイク前の後見・金沢伸吾(かなざわ しんご)さんをパシャリ。

 

 

メイク用品のケースは、中が仕切られていて使いたいものがすぐに出せるようになっていました。

伸吾「みなさんこれを使っていると思います。収納がしやすいんですよね」

 

 

 

 

5階に戻って、桜井翔一郎(さくらい しょういちろう)さん。

 

 

桜井さんの化粧前は舞台袖。そこを選んだのには、彼の仕事が関係していました。

 

翔一郎「照明を担当していて、なるべく近いところでしています」

 

なんと、役者をしながら照明も担当されていたのですね。

劇団九州男の照明は凝っていると評判。

翔一郎「プログラムを組んでいますが、舞台を観ながら微調整します」

今回のショーもどんな風に照らされるのか楽しみです!

 

 

 

 

場所を移動して、再び4階の楽屋に。

 

晴天昊輝(はるたか こうき)さん

 

 

昨年の6月に入団。

岡山で劇団九州男の舞台を観て、入団を決めたのだそう。

お芝居では子分役などで出演、舞踊ショーでは投光を担当しています。

 

 

 

 

朱雀颯太(すじゃく  そうた)さん

 

 

 

昨年4月に入団。

岩手で行われた大川良太郎座長の特別公演を観たのがきっかけ。

元々日舞を習っていたそうで、舞台化粧も手慣れたもの。

舞台以外に劇団の音響を担当します。

 

 

 

右端の大きい入れ物にはおしろいが入っていました。

役者さんのメイクにはおしろいは欠かせないものなので、とっても大容量ですね。

 

 

 

 

 

紫月音はる香(しずき はるか)さん

 

 

 

2021年8月、大衆演劇が好きで、未経験からこの世界に飛び込んだそう。

舞台以外に、座長の着付けのほか、お芝居の投光も担当しています。

 

 

 

 

隣では、むらさき要(かなめ)さんもお化粧中。

むらさき要さんはキティがお好きだそうで、楽屋には大きなキティちゃんの御座が敷かれていました。

 

 

 

宝塚歌劇ファンでもある要さん。

休演日には宝塚の公演へ行くのが楽しみだそうですが、最近はなかなか時間が取れないそう。

 

みなさん好きなものに囲まれながら、てきぱきと準備を進めていきます。

 

 

 

 

「あれ?椿千春(つばき  ちはる)さんは…」

 

「ああ、彼は舞台の後ろにいますよ」

 

「え!舞台の後ろ?」

 

 

 

なんと、椿千春さんの化粧前は本舞台の上。舞台裏で準備をされていました!

 

 

 

椿「道具を担当しているのと、早着替えもあるので、ここが便利なんです」

 

お芝居の映像を見ながら準備されていて、椿さんの熱意が感じられます。

 

近くにはナッツの食べ物が。

「ナッツお好きなんですか?」と尋ねると、引き出しから大袋がどんどん出てくるw

 

 

 

椿「化学調味料とか甘味料とか見ちゃうんですよ。それらが入ってないのを食べるようにしています」

食べ物や飲み物にもこだわっているという椿さん。さすがです。

 

 

 

 

お次は、5階の舞台袖スペースに、九蝶香おり(くじょう かおり)さん

 

 

座長の妹であり、幼い頃から舞台に。

舞台以外に座長のマネージャー役としても大忙しの毎日。

 

 

 

 

そのお隣には、雪乃聖菜(ゆきの せいな)さん

 

 

 

香おりさんの長女で、座長の姪っ子。

小さい頃から舞台に立ち、現在18歳。娘役はもちろん子役もこなします。

 

 

 

 

お話を聞く途中、あちこち移動していたのですが、驚いたのが機材や道具の量。

楽屋や廊下にたくさん置かれていました。

 

 

 

おびただしい数のかつらケース。

 

 

 

 

荷物はまだまだあり、必要なものだけを持って来ているそうですが、

「かつらだけは思いついた時にかぶりたいので、ほぼ全部持ち込んでます」と、座長談。

 

 

 

 

 

 

かつらケースにはユーモアな名前が書かれているものが多く、くすっと笑ってしまうものもあります。

 

 

 

ちなみに赤色のものはむらさき要さんのものだそうです。

多くの道具を間違えないように工夫されているんですね。

 

 

 

 

そしてここで思わぬ出来事が。

なんと良太郎座長が体調不良で病院に向かうことに。

 

急遽セトリを変更しなければいけなくなりました。

直前の変更は、椿さん曰くよくあるのだそう。

 

 

 

開演時間が迫っている中、みなさんが協力してセトリを組み直します。

 

お昼12時。

舞台の幕が上がります。

 

 

 

■開演〜第一部はお芝居から変更してミニショーへ

 

 

 

 

トップバッターは椿千春さんと桜井翔一郎さんがつとめました。

 

 

 

 

続いて紫月音はる香さん。

 

 

 

準備が完了した伸吾さんは、音響や照明をチェック。

 

 

 

 

舞台上の金沢伸吾さん。

 

 

 

 

 

朱雀颯太さんは、フード付きの着物で登場。

 

 

 

 

雪乃聖菜さん

 

 

 

 

舞踊で使っているバックはファンの方からいただいたものだそうです!

 

 

 

花がぎっしりついたハート型のバッグ。

手作りでしょうか?めちゃめちゃ可愛い。

 

 

 

 

 

むらさき要さん。

布さばきがとてもきれいでした。

 

 

 

 

 

一本目とはガラリと雰囲気を変えて、客席から登場した椿千春さん。

 

 

 

 

 

実はこの刀は、むらさき要さんのものだそうで、

「私のやん!」とクレームが入っていました(笑)

 

 

 

 

九蝶香おりさんは舞扇を使った舞踊を披露。

 

 

 

 

桜井翔一郎さんもトップの時とは違う雰囲気に。

 

 

 

 

晴天昊輝さんと続き…

 

 

 

 

第1部ショーのラストは「嗚呼、夢神輿」!

 

 

 

 

みなさんがとても楽しく踊っていて、お客様の盛り上がりも最高潮!

 

 

こちらにピースしてくださいました♪

 

以上で第一部ミニショーが終演です!

 

 

緊急事態で一時は騒然、変更に次ぐ変更になりましたが、

みなさんそれを全く感じさせない、パワフルな舞踊を披露されていました!

 

 

ここで取材班は撤収。

お芝居の取材は後日改めることになりました。

(その後、座長も無事戻られ、夜の部は出演されたとのこと、本当によかったです!!)

 

 

 

 

 

【9月16日お昼の部「良太郎・椿・翔一郎祭り」】

 

 

■開演前

 

午前11時。

舞台ではお芝居のリハーサル中。

 

 

 

みなさん傘を持っています。

今日は傘を使った立ち回りのようです。

 

 

 

座長の化粧前スペースへお邪魔しました。

今日は座長・椿・翔太郎の3人祭りということで、いつもより多めに出演予定。

 

本日の衣装がずらり。

 

 

大量に用意されていますが、これ、1回の公演で着る分…ですよね??

 

 

 

化粧前の大川良太郎(おおかわ りょうたろう)座長。

 

 

DVDで今日のお芝居のセリフの確認中。

 

このあと、別日のお芝居の台本を繰らないといけないそうで、しばらくお声かけは控えることに。

 

 

 

「よろしくお願いします!」

 

 

 

開演前の挨拶に来た椿千春さん。

今日の「祭り」のメインの1人です。

 

 

 

 

 

今日のメイン3人目、桜井翔一郎さん。

 

 

開演5分前。空気が引き締まっていきます。

 

 

 

支度中の九蝶香おりさん

 

 

 

 

「客電、客電」

 

着替えながら座長がスイッチをオフ。

 

 

 

「皆様、本日はようこそ、よーこそ!!

劇団九州男、羅い舞座京橋劇場公演にお越しくださいまして、

まことにまことに〜、ありがとうございます!!」

 

劇団九州男の公演をご覧になった方であれば、この座長による開演前のアナウンスはもうお馴染みのことと思います。

 

このアナウンスを、座長がどこで言っているかというと

 

 

なんと、舞台の上。

 

 

お客様の反応も、めーっちゃ、聞いておられます。

 

 

次に観劇する時は、もっと大きな声援を送らねば…笑

 

 

 

舞台袖に戻る前に、棟梁さんに一礼。

 

「よろしくお願いいたします!」

 

 

 

この挨拶をもって、いよいよ開幕です!!

 

 

 

 

柝頭を打つ雪乃聖菜さん。

 

 

 

 

このガイコツマイクは、柝頭を打つためのマイクだそう。

 

 

とにかく、劇団九州男は機材マニア?と思うほど、機材がいっぱい。

大きなものから小さなものまでめちゃめちゃある!ので

追い追いご紹介してまいります!

 

 

 

 

 

■第1部お芝居「男の人生」

 

 

序幕 草津一家 二代目(桜井翔一郎)就任を祝う宴席。

 

 

 

 

テツ(椿千春)から間違った時間を教えられ、遅刻してしまう伊三郎(座長)。

 

 

 

 

 

客人の大親分が助け舟を出すも…

 

 

子分たちに追い出されてしまう。

 

 

抵抗しまくる伊三郎

 

 

全員「この芝居は1時間で終わらせないとって言ってたでしょ!」

 

座長「いやだいやだ、出ていかねえw」

 

 

 

舞台袖。音響につく香おりさんと、照明を担当する聖菜さん。

 

 

モニターがいっぱいで、飛行機のコクピットのよう。

 

 

こちらはお芝居の台本。

 

 

手書きの台本をスキャンしてタブレットで管理しています。

 

 

 

幕をあける合図の柝(き)を打つ翔一郎さん。

 

 

 

 

機械音で代用されることが多くなった拍子木の音。

デジタル化が進んでも、昔ながらのやり方を大切に残されています。

 

 

 

 

 

第2場 伊三郎の家

 

 

かんざしのプレゼントに喜ぶ妻りく(九蝶香おり)

 

 

 

「俺がさしてやろう」

 

ぷすっ

 

 

「違う違うw」

 

 

 

そんな平穏な時間も束の間…

 

 

 

 

 

第2場が終わって、第3場へ。

 

場面転換中も、幕前でお芝居が続けられているため、暗がりの中で道具を移動させます。

 

 

 

 

第3場 伊三郎の悲劇の始まり…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ大詰め。

喧嘩支度の座長

 

 

着替えながらも、伊三郎の怒りと悲しみをまとったまま。

ビリビリと鬼気迫るものがありました。

 

 

 

舞台では大きな木のセットが組まれます

 

 

 

めちゃめちゃ高くて、ファインダーに収まりません。

4メートル?もっと?あるでしょうか。

 

 

 

大詰め 伊三郎対草津一家

 

 

 

 

 

 

 

 

傘を使った立ち回り。

傘で見えない分、息が合っていないと難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大木のセットにぶつかった瞬間

 

 

雪崩のような紙吹雪が舞う

 

 

 

お芝居終演!

 

 

大急ぎで片付け、次の準備に向かいます

 

 

 

 

 

先ほどの大木のセット。

お芝居中は真っ暗で見えませんでしたが、天上の部分に、雪かごがセットされているのが確認出来ました。

 

 

こういう細かい演出の積み重ねが、盛り上がりをもたらすのですね。

 

 

 

舞台袖にはけながら、アナウンスする座長。

 

 

とにかくずーっと動き喋り続ける座長でした。

 

 

 

紙吹雪の掃除をする晴天昊輝さん。

 

 

これが終わると、ショーの照明につきます。

 

その前に、舞踊ショーの注意事項を説明するために…

 

 

チアガールに変身!可愛いw

 

 

 

こちらは舞踊ショーで使われる照明の機材。

 

 

幾つものライトがついて、まるで「照明の木」のようです。

 

 

 

 

■第2部舞踊ショーへ

 

さて、みなさん休む間もなく、舞踊の支度。

 

座長と、座長の着付けを手伝うはる香さん。

 

 

 

里見要次郎さん(関西大衆演劇親交会会長)の歌のタイトルがいっぱい描かれた浴衣。

名曲揃いでテンションが上がりますよね。

 

 

 

トップの舞踊は、プロジェクトマッピングを使用。

 

 

 

背景に大きな花火が上がります。

 

 

「たまや〜!」

 

 

客席の壁にも花火が。

 

 

 

 

 

続いて女形支度の座長。

 

 

 

割幕が開くと同時に大きな歓声が起こります。

 

 

 

 

 

2本目の女形支度。

着物に合わせてチークの色を変えたり、メイクも微調整。

 

 

 

 

 

 

金沢伸吾さんの舞踊はペンライトタイム。

 

 

 

 

 

「今日もきれいやでー!」

 

 

 

 

 

音響を担当する颯太さん。

 

 

 

 

 

良太郎・椿・翔一郎

今日の主役3人舞踊

 

 

 

 

 

立役メイクもその都度変えます。

衣装に合わせてラメを追加。

 

 

 

 

 

ここでいつもの「香水チェック」。

 

 

座長が使っている香水は…?

 

 

「4種類をブレンド!!」でした。

 

 

 

 

大きなフラッグを持った座長

 

 

めちゃめちゃデカい!

例によってファインダーに入りませんw

 

 

これをぶん回す!!

 

 

 

腕力どうなっているの〜〜

非力な取材班は座長のパワーに目を疑うばかりです@@

 

 

 

 

18曲あるので、いつも以上にハイスピードで進むショー。

楽屋もフル回転です。

 

 

紫月音はる香さん。

 

 

 

準備から終演まで、1.5倍速で見ているような舞台袖の光景。

みなさんめちゃめちゃスピーディ。

「うちは早替えが多いので、これくらいじゃないと間に合わないんです」と九蝶香おりさん。

 

 

この日のラストは撮影禁止のためご紹介できませんが

(前日に急に「やろう!」と思いついて稽古した新作だそう)

広い舞台いっぱい使ったダイナミックな素晴らしいショーでした!

 

 

 

劇団九州男の送り出しのルール

 

 

まだまだコロナ感染が収束しない中ですが、速やかに安全に配慮して、行われています。

 

 

 

 

■大川良太郎座長メッセージ

 

今月は内容を濃くやろうというテーマで、

普段あまりやらないようなお芝居や舞踊ショーをたくさん出してます。

ご覧になったお客さまにどう伝わっているか、響いていただけているかわからないのですが、

少しでも喜んでいただけていればと思いながら、

劇九の良さを全面に出して頑張ってますので、ぜひお運びください!

 

 

 

 

 

■劇団九州男

昭和59(1984)年に現太夫元・杉九洲男(当時・大川九州男)が「大川劇団」として旗揚げ。現後見の金沢伸吾との二枚看板で人気を集める。平成4(1992)9月に劇団名を現在の「劇団九州男」に改名。平成15(2003)111日に杉九洲男の長男、大川良太郎が座長に就任。商業演劇やテレビなど多方面で活躍、人気を博している。

 

 

 

 

 

 

 

羅い舞座 京橋劇場 2023年8月公演
「劇団鯱」舞台袖レポート

2023年8月24日 18時37分09秒


客席からは見られない、楽屋や舞台袖での奮闘模様をお届けする舞台袖レポート。
今回は羅い舞座 京橋劇場より
劇団鯱公演の舞台袖に密着です!

(撮影:2023年8月22日昼の部)

 

 

 

■開演1時間前

 

午前11時。

朝陽政次(あさひ・せいじ)座長、兜獅子丸(かぶと・ししまる)若座長の化粧前を訪ねました。

「おはようございまーす!」

 

パソコンとスマホで作業中の若座長。

と、

後ろから覗き込む座長。

 

 

若座長「自分の踊る曲の編集をしているところです」

 

日々のプログラムを作るのも若座長の仕事。

化粧前のパソコンは常に開いている状態です。

 

 

 

 

今日は「翔也祭り」で、松川翔也(まつかわ・しょうや)さんがメインの1日。

昼夜お外題替えで、お昼のお芝居は「伊達姿大江戸三人衆」とのこと。

 

若座長「『伊達の新造』というタイトルでも知られるお芝居で、うちでは2年くらい前からやっています。

見せ場もたくさんある明るいお芝居です」

 

楽しみです♪

 

 

 

舞台には今日の舞台セットがスタンバイ。

 

 

 

 

こちらラストショーの「櫓のお七」で使う櫓のセット。

 

 

 

おでん屋のセット。

 

 

割り箸もセッテイング^^

 

 

 

 

舞台後方は劇団の荷物がどどん!と積まれています。

 

 

 

 

 

さて、京橋劇場の楽屋は5階と4階に分かれています。

4階のメンバーを、化粧前の並び順ご紹介。

 

 

獅童礼斗(しどう・あきと)さん。

 

 

礼斗「今日の役はおでん屋さんです」

 

 

 

 

兜天馬(かぶと・てんま)さん。

 

 

天馬「今日の役は、出てきてすぐ死ぬ役です(笑)」

 

ちなみに、よく焼けた腕はゴルフ焼け。

劇団鯱のメンバーはゴルフが好きで、お休みの時はみんなでゴルフ場に行くそう^^

 

 

 

 

本日のメイン・松川翔也(まつかわ・しょうや)さん

 

 

翔也「今日は主役で伊達の新造です」

 

 

 

兜蛇々丸(かぶと じゃじゃまる)さん。

 

 

蛇々丸「今日の役は、序幕はおでん屋の客で、次は子分になります」

 

 

 

美鈴華梨(みすず・かりん)さん。

 

 

華梨「今日の役は、主人公の妹です。出番はちょっとだけです(笑)」

 

 

 

華梨さんのアイシャドウが素敵だったので、見せていただきました。

 

 

アーティスティックなケース。

華梨「舞台化粧のものはなく、一般のメイクなんです」

 

 

ありそうでない、シックなカラーバリエーションが素敵ですよね。

 

 

孔槻麗華(こうづき・れいか)さんは本日は出演なしで、裏方仕事をされていました♪

 

 

 

 

続いて別の部屋に移動。

こちらには

美奈月好次 (みなつき・こうじ)さんがおられました。

 

化粧は終わり、お芝居の衣装の着付け中です。

 

 

好次「今日の役は茶店のおじいさんです」

 

スタッフ「とても古そうなお着物ですね。お芝居用ですか?」

 

好次「そうです。こういう生地はもう作れないので、結構高いんですよ」

 

ビンテージ着物と言ったところでしょうか。

 

 

 

獅童礼斗さんの着物も渋いです。

 

 

礼斗「これも芝居用で、松竹芸能で作っているものです」

 

いずれも古布ならではのいい色。

舞台でご覧になられましたら要チェックです♪

 

 

 

 

さてさて再び5階へ。

 

政次座長も化粧開始。

 

 

「おーい、8N取ってー」

 

 

「8N」とは舞台用のファンデーションの色番号のこと。

番号が増えるほど、色が濃くなって「8N」はかなり濃いのだそう。

 

 

座長「普通は6Nとか7Nで、8Nを使ってるのは僕くらいじゃないかな」

 

なるほど、濃いめのファンデーションが座長好みなのですね。

 

 

 

座長好みと言えばスヌーピー

化粧前にもスヌーピーがいっぱい。

 

 

 

 

色々なところにスヌーピーが潜んでいます^^

 

 

 

 

兜獅子丸若座長

 

 

そして

 

 

若座長と座長の間に、おにぎりあお丸くん。

 

 

定位置だそう。

どんな大きな音にもピクリとせず眠り続けるあお丸くんでした(笑)

 

 

 

 

 

 

■開演10分前

 

メンバーが次々と挨拶に。

「よろしくお願いします!」

 

 

「よろしくお願いします!」

 

この開演前の挨拶に立ち会うたびに、気持ちが引き締まる思いがします。

 

 

 

 

祭りの主役自ら開演を告げるアナウンス

 

 

 

これより第1部お芝居の開幕です!!

 

 

 

 

■お芝居「伊達姿大江戸三人衆」

 

序幕 おでん屋前

 

 

おでん屋に扮する礼斗さん。

オヤジ風のこしらえなのに、そこはかとなく格好いい(笑)

 

 

おでんを食べにやってきた御家人くずれの丹三(座長)と、放駒の長吉(若座長)。

 

 

 

犬猿の仲の2人。とうとう喧嘩を始める。

 

 

 

 

そのすきにおでんにがっつく百姓の新造が

 

 

偶然、喧嘩を止める格好に。

 

 

 

 

場面転換!

 

みんなで道具を動かします。

 

 

 

 

 

 

翔也さんは大急ぎで着替え。

 

 

 

 

 

舞台袖に濡れた雑巾が置かれていました。

 

 

 

座長「足袋が滑るので、舞台に出る前に踏むんです

ここはあまり滑らないんですけど、板の舞台は滑るんですよ。

僕だけ使ってたんですけど、今はみんな使ってますね」

 

なるほど、そういうことでしたか。

実は知らずに踏んで靴下が濡れてしまったことは内緒^^;

 

 

 

 

第2場 

 

丹三と長吉から「大親分」と勘違いされた新造。

ある日、絶えきれず…

 

 

 

 

逃げたつもりが…

 

 

またまたビギナーズラックが。

 

 

 

新造を探しに来た丹三と長吉

 

 ↑ 長吉の座る位置にご注目(笑)

 

 

 

 

再び、場面転換。

 

今度は股旅姿に変身。

 

 

黒足袋に、脚半、手甲。

装着がなかなか大変そうですが

「うちはみんな早いですよ」と座長。

下の写真は座長が草鞋を履いているところ。

 

 

草鞋の紐を結ぶのも大変そうですが

みなさんサクサクと着替え。

 

 

若座長も、この通り

 

 

 

仕事が早いのは裏方スタッフも同様。

 

先ほど座長が着ていた着物が、もう畳まれて袋の中に。

 

 

裏方スタッフ「これはもう着ないので、衣装ケースに仕舞います」

 

片付けられるものはどんどん片付けておく。

楽屋スペースを使いやすくする秘訣なのですね。

 

 

 

着替え完了。

おどおどした新造が、颯爽とした侠客に!

 

 

 

お芝居は佳境へと進み、

場面は新造のふるさとです。

 

 

 

 

 

 

出番を待つ間、音響に入る礼斗さん。

 

 

 

いよいよ大詰め。

 

新造の親の敵討の時がきた。

 

 

三人男が揃い踏み

 

 

 

 

ビシッと決めたところで

 

 

終演です!!

 

 

 

お芝居が終わる頃、

あお丸くんがようやく目覚め、

スイミングスクールに行っていたベビーあやのちゃんが帰ってきました。

 

 

ホラーゲームで遊ぶあお丸くんと、

お絵描きするあやのちゃん。

あやのちゃんは夏休み期間なので、お昼の部の舞踊ショーに出演です。

 

 

 

お父さん(若座長)の帯を畳むあお丸くん。

 

 

お手伝いしてえらいね〜〜👏👏👏

(いつもではなく、時々思い出したように手伝うのだそうです(笑))

 

 

 

 

■第2部舞踊ショーへ

 

ミキサーの前にはみんなのスマホがずらり。

 

 

蛇々丸「みんな音楽用のスマホを持ってるんです」

 

 

 

座長の化粧前の横に貼り出されている曲目表。

 

 

それぞれ女形と立役の曲リストだそうです。

 

 

化粧を仕替えながら、ポコチャ(配信アプリ)で配信する座長。

 

 

座長「配信は毎日やっています。

劇団としてやれることは全部やろうって思っているんで」

 

 

「ほい」

座長からスマホを預かったあやのちゃん

 

 

翔也さんにバトンタッチ。

 

 

真っ赤なギンギラギンの衣装。

 

これはもしかしてあの曲?!

 

そうです

 

幕開けトップは「マツケンサンバ」

 

 

みんなキラキラ衣装で参戦

 

 

礼斗さんは青

 

 

 

 

蛇々丸さんはオレンジ。

 

 

 

若座長も合流♪

 

 

 

 

美鈴華梨さん

 

 

 

 

松川翔也さん

マツケンからドレスへ

 

 

 

 

あやのちゃんお化粧スタート。

 

 

あやの「下地は自分でやって、それからはお母さん(麗華さん)にやってもらいます」

 

 

 

 

兜天馬さん

 

 

 

劇団鯱は群舞が多いので、全員ほぼ出ずっぱり。

大忙しですが、楽屋では笑いが絶えません。

 

 

 

裏方スタッフも、すぐに次の衣装を揃えます。

 

 

今日の中舞踊は「女ねずみ小僧」

 

ねずみ小僧に扮する翔也さん以外のメンバーはみんな黒紋服に着替えます。

 

 

兜天馬さん

 

 

 

 

兜獅子丸若座長

 

 

 

わずかな時間でも仕事。

若座長「明日の座長大会のプログラムを作成しています」

 

 

 

袴姿でパソコン操作。

傍に刀、その下がヴィトンのバッグ。

めちゃめちゃシュールでかっこいい〜〜

大衆演劇の楽屋ならではの構図ではないでしょうか。

 

 

 

 

■中舞踊「女ねずみ小僧」

 

 

松川翔也さん

 

 

 

 

右から 蛇々丸さん、獅子丸さん、天馬さん

 

 

 

舞台も白熱しておりますが、

舞台袖もすごいです。

 

 

音響と照明と影マイクと着替えを同時に行う華梨さん!

どんなに忙しくてもこの笑顔^^

 

 

 

 

あやのちゃんも支度完成♪

 

 

 

左からあお丸くん、あやのちゃん、政次座長。

舞台を見つめる祖父と孫の図。

 

 

 

 

政次座長とあお丸くん

 

 

 

 

群舞「エピソード0」

 

 

 

 

 

兜獅子丸若座長

 

 

 

 

獅童礼斗さん

 

 

 

 

 

個人舞踊の支度中の朝陽政次座長

 

 

 

愛用の香水は「ニコス スカルプチャー オム

 

 

座長「適当に選んだものですが、もう10年くらい使ってます」

 

 

 

 

舞台袖に控える美奈月好次さん。

 

 

 

あお丸くんの頭をなでなで♪

 

 

 

 

 

 

まもなくラスト舞踊「櫓のお七」。

黒子の格好をした天馬さん

 

 

 

こういうセットが売っているのですね^^

 

 

 

お七に扮する翔也さんの準備をみんなで手伝います。

 

 

 

一旦幕を閉めて、ラスト舞踊開幕!!

 

 

 

 

■ラスト舞踊「櫓のお七」

 

 

 

人形ぶりの翔也さんを支える座長

 

 

 

あお丸くん

 

 

 

あやのちゃん

 

 

 

 

お七を担ぐ蛇々丸さん。

お七の飛ぶタイミングと、音楽ともピッタリ合わせる

難易度の高い場面です

 

 

 

お見事!!!

 

 

 

座長も見守ります

 

 

 

吉三役の若座長との道行でクライマックスを迎え

 

 

 

櫓に駆け上がり半鐘を鳴らすお七

 

 

命をかけた半鐘が鳴り響く

 

 

これにてお昼の部、終演です!

 

 

舞台上も舞台袖も大奮闘の「翔也祭り」。

お疲れ様でしたーーー

 

 

 

 

■朝陽政次座長よりメッセージ

 

●まずは宣伝・ナイトショーで水鉄砲?!

8月公演残すところ3日。

8月27日はナイトショーで「水鉄砲」をやります。

みんなずぶ濡れになります(笑)。

お客様にはカッパをお配りしますし、

よかったら水鉄砲を持って来てください。

バンバン打ってめちゃ盛り上がりますのでぜひ!

*その他の演目は羅い舞座ブログでチェック

 

●群舞を多く

うちでは個人舞踊より群舞を多く組んでいます。

特に今月はラストショーを1日に3つ入れてるんで、

バッタバタですけど(笑)

個人的に誰々のファンというのではなく、

内容で見てくれるお客様舞台が好き・大衆演劇が好きという方に、

ぜひ見てもらいたいです。

 

●お芝居アーカイブ

劇団鯱のホームページでお芝居と舞踊ショーの演目を

写真付きで紹介しています。

演目アーカイブ

おかげさまで評判が良いようで、作ってくれている方へ感謝です。

また、ポコチャの配信もやっていますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

劇団鯱の演目アーカイブは順次更新中とのこと。

メンバーの詳しいプロフィールなども掲載されていますので

ぜひご覧くださいませ!

 

 

 

 

Top