舞台裏シリーズ
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舞台裏シリーズ

羅い舞座 京橋劇場 2025年10月公演
「剣戟はる駒座」舞台袖レポート

2025年10月22日 19時57分44秒

舞台レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今日は、羅い舞座 京橋劇場での剣戟はる駒座公演に密着しました!

20251010日取材)

 

 

■開演前

午前11時。

舞台裏にお邪魔して、津川鵣汀(つがわ らいちょう)座長とお話していると日課の掛け声が。

皆さんさすがの声量で迫力があります。

神棚の前で津川祀武憙(つがわ しぶき)座長が神棚のもののお手入れをされていました。

 

 

 

 

全国を回るのでいろいろなお札が集まるのだそう。

 

 

 

 

 

舞台では今日のお芝居の立ち回りの確認をされていました。

 

 

 

 

 

4階の楽屋では皆さん続々とお化粧の準備をされています。

晃大洋(こうだい はるか)さんと津川世羅(つがわ せいら)ちゃんは今日は外部でのお仕事だそうで、大忙しで準備されていました。

世羅ちゃんはシナモロールが好きだそうで、お化粧前にはシナモロールのグッズがたくさん!

 

 

 

 

 

 

お隣の晃永樹里杏(あきなが じゅりあ)さんのお化粧前は

ラブブやおぱんちゅうさぎなど流行りのかわいいものでいっぱい。

 

 

 

 

 

でも「ミニーちゃんが一番!」

隠れミニーちゃんがいろんなところに。

カツラケースにも!

 

 

 

 

 

 

 

津川玉鳳(つがわ たお)ちゃん

 

 

 

 

 

津川永聖(つがわ とあ)ちゃん

 

 

今は9才で、来月に10才になります!

 

 

 

 

 

勝龍治(かつ りゅうじ)さんの楽屋にお邪魔したら、もうお化粧が終わってました!

早っ!

 

 

 

 

楽屋の入り口には傘袋が。商売道具の傘、大事にされています。

 

 

 

 

 

 

 

5階、舞台袖の鵣汀座長と祀武憙座長のお化粧前。

 

 

 

 

お二人の楽屋着がお揃いなのかと思ったら違うみたい。

鵣汀座長の背中の文字は自分で刺繍したそう。

祀武憙座長は普段はTシャツ派で通いの時だけこの楽屋着だそうです。

レアなお姿ゲットです!

 

 

 

 

 

鵣汀座長は映画を見ながら、祀武憙座長は配信をしながらお化粧をしていきます。

 

 

 

 

 

祀武憙座長の配信はコロナ禍に始めたらしく、5年くらいになるそう。

 

 

 

 

 

 

振り返ると津山斗輝矢(つやま ときや)さん。もう、お着替え終わってました!

 

 

 

 

 

 

 

皆さんがお化粧をされている間に、舞台ではセットの準備が。

京橋劇場の棟梁は一人!この広さを一人で管理しているスーパー棟梁です!

そして、今日一番の衝撃はお芝居に登場する茶屋の入り口のセット。

 

 

 

 

まさかの折り畳み式でした!笑

 

 

 

斗輝矢さん、晃愛あられ(あきな あられ)さん、晃栄美杜甫(あきさか みずほ)さんの幕前での挨拶、斗輝矢さんの影アナウンスでお芝居「泣き虫捕物帖」開演です!

 

 

 

 

■第一部お芝居「泣き虫捕物帖」

 

とある茶屋に、出世するため江戸に向かっている十手持ちの一行(鵣汀座長、あられさん、美杜甫さん)が通りかかる。

そこへ茶屋の亭主(龍治さん)が「目に言う」と書かれた冊子を持ってきます。

 

 

 

 

「目に言う」?→めにゆう→メニュー

 

 

茶屋のメニュー表でした笑

4人のコミカルな掛け合いに笑いがこぼれます。

 

 

しばらくして登場したのは、出世を夢見て江戸に向かっているぼろぼろな姿の太助(斗輝矢さん)と太助に声をかける女(夕葵さん)。

大切な100両を持って、田舎から出てきてここ3日何も食べていないという太助に女は茶屋でご飯をおごると言います。

 

 

出てきたご飯に目を輝かせて一生懸命かきこむ太助。

めちゃめちゃかわいいです。

 

 

 

ですが、女に騙され、食い逃げと疑われる挙句、大事な100両まで盗られてしまって困る太助。

 

 

 

 

そこへ侍(祀武憙座長)がやってきて助けてくれます。

 

 

 

太助に優しくも力強い声で話しかける侍。かっこいい

 

 

 

 

 

第一場が終わり、座員総出で舞台転換。

 

 

 

あっという間に河原になりました。

お話は3年後へと変わります。

 

 

 

幕が開いて、灯篭と並ぶ鵣汀座長。

 

 

 

「わし気づいたんやが、この灯篭と変わらへん。」

と、草鞋まで脱いで背比べをしています笑

 

 

 

 

ところ変わって、十手持ちとなった太助は世間を騒がせている辻斬りの「むささび源十」を追っていました。

その最中、3年前太助から100両を盗んだ女・千代と再会。

「むささび源十」となった侍とも再会し、物語の雰囲気は一気に変わります。

 

 

 

いよいよ立ち回りのシーンへ。

 

 

 

幕が開く直前まで立ち回りの確認をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

迫力満点の立ち回りが終わり、お芝居が終演。

 

 

 

はる駒座さんのお芝居は、なんとピンマイクを使っていません

主にこの集合マイクだけ

 

 

 

もう、ほぼ地声です!すごいですよね。

立ち位置の緩急がつけやすいためこのマイクにこだわっているそうですが、

現在他の劇団で集合マイクを使用しているところは少ないらしいです。

集合マイクを使用するために発声を大事にされています。

なので、喉のケアは大切。皆さんいろいろな方法でケアをされているそうです。

 

 

 

 

お芝居終演後、すぐに鵣汀座長の口上。

 

 

 

口上も終わり、舞踊ショーの女形の準備が始まります。

 

 

 

 

筆に迷いがない!あっという間にお顔が完成。

 

 

 

 

 

着付けも終わり変身完了!

 

 

鵣汀座長

 

 

 

 

 

祀武憙座長

 

 

 

両座長のあまりの美しさとお芝居とのギャップで撃ち抜かれました笑

 

 

 

 

■第二部舞踊ショー

はる駒座さんの舞踊ショーは映像を投影しながらのパフォーマンス。

曲の世界観に引き込まれます。

か、かわいい

 

 

美しい

 

 

本当に同一人物ですか?笑

 

 

途中でコントも挟まります。

 

 

 

 

 

美しくて、かっこよくって、語彙力を奪われますね。

 

 

 

 

お次はあられさん。

 

 

 

 

歌うのかと思ったら、歌わず終了😂

 

 

 

鵣汀座長の立役の舞踊。

 

 

まさかの背中側で納刀しました!

背中ですよ?!かっこよすぎます

 

 

 

鵣汀座長早替えでの群舞。扇までキラキラです。

 

 

 

 

 

祀武憙座長の立役の舞踊。

 

 

 

かっこいい~と思っていたら、

「変わります舞台、津川祀武憙が歌います。」

 

 

へ?「歌います」?

振り返ったら、

 

 

 

舞台袖で着替えながら歌っていました!びっくり!

 

 

 

ショーも後半へ。

鵣汀座長、お面を6つも!

 

 

 

龍治さんの舞踊。

傘の柄がとってもきれい!

 

 

 

 

 

袖ではラストショーの準備が着々と進んでいます。

 

 

 

 

いよいよラストショー「極め付け織田信長」が始まります。

鵣汀座長は織田信長を、祀武憙座長は森蘭丸と明智光秀を演じます。

 

 

赤い衣装を身にまとった鵣汀座長。

強者のオーラが漂っています。

 

 

 

 

曲が変わって一転明るい雰囲気に。

 

 

 

 

兵士の姿のあられさんと斗輝矢さんが以前流行した「本能寺の変」を踊っていると

「ちょっと古いぞ」と明智光秀の祀武憙座長が

 

 

 

 

 

さて、ついに本能寺の変が始まります。

信長のもとに走ってくる森蘭丸。祀武憙座長早着替えです!

 

 

 

明智光秀になったり森蘭丸になったり大忙しです。

 

 

プロジェクターで映し出される炎、照明。

 

 

 

大迫力の立ち回りに圧倒されているうちに終演。

 

 

 

 

すごかった……

 

 

 

そうこうしているうちに夜の部のお芝居のセットの準備まで終わっていました。

送り出し後、すぐにカツラのお手入れ。

 

 

皆さん仕事が速いです。

 

 

 

最後に、取材中にちゃっかりいただいたカメラ目線のお写真をどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お疲れ様でした

ありがとうございましたーー‼️

 

 

 

■津川鵣汀座長メッセージ:

まだまだ大衆演劇というものが知られていないので、たくさんの方に知っていただいて、足を運んでいただきたいと思っています。剣戟はる駒座は今年は11月で関西公演が終わってしまうので、来年帰ってきた時に皆さんに楽しんでいただきたいです。また近くにいたら観に来てください!

 

 

 

 

■津川祀武憙座長メッセージ:

羅い舞座京橋さんと縁があり、今月の25日にリアルバースデーで長女(世羅さん)の誕生日公演を予定しています。劇団としても今月一番の大きなイベントとして頑張っているので、もしよろしければ観にきてください!

 

 

 

 

 

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羅い舞座 京橋劇場 2025年8月公演
「劇団鯱」舞台袖レポート

2025年8月23日 14時37分01秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は、羅い舞座京橋劇場での劇団鯱 座長祭りに密着しました!

202589日取材)

 

 

■開演前

午前11時。

朝陽政次(あさひ せいじ)座長のもとに挨拶へ向かうと台本を読み込んでいる様子。

 

 

 

 

読んでいるのは、815日に行われる兜蛇々丸さんの誕生日公演のお芝居「インサイドアウト」の台本。

 

 

本日は座長祭りということで、座長の着付けスペースにはたくさんの鬘が用意されていました。

 

 

 

こちらは昼の部の分で、夜の部ではまた違う鬘を使います。

すごい数ですよね!

 

 

劇団鯱の舞台裏で驚いたのは道具の多さです。

 

 

 

アクセサリーに

 

 

 

小道具類も。

 

 

 

 

これらの写真以外のところにもたくさん置かれていました!

 

 

 

舞台では、兜天馬(かぶと てんま)さんが本日のラストショーの蹴破りで使うもの準備中。

 

 

 

 

実は劇団で使うたびに毎回貼り直しているそう!

 

 

 

 

午前1130頃。

皆さんぞくぞくとお化粧の準備を始めていきます。

 

4階の楽屋にて、

獅童礼斗(しどう あきと)さん

 

 

 

 

 

松川翔也(まつかわ しょうや)さん

 

 

 

 

 

 

兜天馬さん

 

 

 

 

御三方とも今回のお芝居では、町人の役で登場します。

座長との掛け合いが楽しみです🎶

 

 

 

天馬さんの化粧前に色違いの鯱のストラップが飾られていました。

 

 

 

かわいいです☺️

 

 

 

兜蛇々丸(かぶと じゃじゃまる)さん

 

 

 

 

本日の役は若旦那。

 

 

 

男性陣の反対側では、美鈴華梨(みすず かりん)さんがお化粧中。

 

 

 

 

本日の役では親方の妹役をするそうです。

 

 

 

 

手鏡がキラキラしていて可愛いです

 

 

 

四年間使っているものだそう!

 

 

 

 

華梨さんの近くには子どもさんたちがのんびりしています☺️

 

あまとくん

 

 

 

もうすぐで2才になるそう!

 

 

 

 

その隣で眠っているのはあさひくん

 

 

一ヶ月になります☺️

かわいいねがおにとろけますね。

 

 

 

座員の皆さんのお化粧が終わり、舞台の準備に取り掛かっていきます。

 

 

 

 

舞台袖では天馬さんがライブ配信をしながら

お芝居で使う鉄砲に弾丸を詰めています。

 

 

みなさん、動きに無駄がない。

 

 

 

こちらお芝居の衣装に着替える翔也さん。

 

 

 

 

あっという間に着替えていきます。

 

みなさん、めっちゃ早いです。

 

 

 

 

 

舞台は滑りやすくなっているため、舞台袖に雑巾が置かれています。

 

 

 

 

靴下を履いていると当然靴下が濡れるので、要注意です(笑)

 

 

 

こちらはラストショーで使用される背景幕。

 

 

かっこいい〜。

蹴破りのものと同じで、こちらも劇団さんが自分たちで描いて作ったものだそう。

 

既にラストショーへの期待が高まりますね!

 

 

 

舞台袖近くでは若座長 兜獅子丸(かぶと ししまる)さんがお化粧中。

 

 

 

本日は親方役で登場します。座長との掛け合いがたくさんあり見所です!

 

 

 

お化粧が終わったら着付けに入っていきます。

 

 

 

 

獅子丸さんの後ろでは、座長が化粧をしながら蛇々丸さんと誕生日公演のお芝居の打ち合わせをしています。

 

 

 

 

 

座長祭りのお昼のお芝居「大工のトメ」では、珍しく三枚目の役。

 

 

 

 

普段のキリっとした雰囲気とはギャップの可愛いらしい雰囲気になっていきます。

 

 

 

 

 

完成したのがこちら!

 

 

 

茶目っ気たっぷりのカメラ目線いただきましたw

 

 

 

 

開演まで残り数分。

 

 

 

 

舞台のほうはセットがバッチリです。

今回は転換がないためこのセットでお芝居が進んでいきます。

 

 

 

着替えを終えた座長。

 

 

 

 

箒を持って舞台の配置につきます。

 

 

 

 

翔也さんの影アナウンスでついにお芝居「大工のトメ」開演です!

 

 

 

 

 

 

■第1部お芝居「大工のトメ」

 

 

トメ(朝陽座長)と親方(獅子丸さん)の掛け合いから始まります。

親方の片手に持っているのはツッコミで叩くときの棒。

 

 

 

 

 

舞台袖では、折れやすいためかその棒を量産中!

 

 

 

 

 

 

周りの町人から傘などを貸してほしとお願いされるトメ

 

 

 

 

しかし、断り方をいろいろと間違えて親方に怒られます笑

 

 

 

 

ハイテンポなやりとりに笑いが起きています。

 

 

 

 

 

 

二人のやりとりに客席だけでなく、舞台袖でも皆さんこの笑顔☺️

 

 

 

 

 

 

 

舞台のすぐ近くでは子役さんたちも座って見ていました。

 

 

 

 

 

舞台の裏側では鬘状の風船が準備。

 

 

 

一体どこで使うのでしょうか…?

 

 

 

 

親方がトメに、妹(華梨さん)と結婚する予定の若旦那(蛇々丸さん)が本気なのかを確かめるための芝居に協力してほしいという話をする場面ですが……

 

トメは優雅に片手にタバコを持って、コーラを飲んでいます笑

 

 

 

 

親方「ここで飲むもんじゃねぇだろ!」

トメ「幕開いて40分出っぱなしよ? コーラぐらい飲ませてよ~」

 

 

 

 

トメ「にぎり!」

 

おにぎりあお丸くん「はぁ~い!」

 

 

 

 

 

おにぎりあお丸くんがコーラやタバコを回収していきます!

 

 

 

 

 

若旦那に芝居を打つ場面

 

次々とややこしい人物に変身するトメ。

 

 

 

 

 

おにぎりあお丸くんも活躍!

 

 

 

 

 

 

いろんなパターンでの座長の登場に客席から笑い声が聞こえてきます!

 

 

親方が若旦那にネタバラシをした場面で、着流し姿のトメが登場!

 

 

 

 

華麗に登場したと思いきや暑くなってすぐに羽織っていた着物と鬘を外しだします笑

 

 

 

 

 

お芝居の中のお芝居も終わったところで、これにて終演!

 

 

 

 

 

翔也さんの影アナウンスの間に口上の準備をしていきます。

 

 

 

 

獅子丸さん、ストレッチをしてからスタンバイ!

 

 

 

 

↑ マイクがひとりで立っているのがポイントです笑

 

 

 

 

 

口上では皆さん、賑やかに楽しく話をしています。

 

 

 

 

 

一方、舞台裏では座長の急女形の準備。

座長の着付けスペースでは、お化粧の間に鬘や着物と裏方さんたちが準備をしています。

 

 

 

 

こちらは踊りの小道具

行燈と

 

 

提灯を準備。

 

 

上の方では中に電気を仕込んでいますが、下のほうでは蝋燭を入れて実際に火を付ける使用になっていました。

 

 

 

女形の衣装を着る座長。

 

 

 

 

開演まで残り少しということもあり、二人がかりで着付けを進めています。

 

 

 

 

座長がもろもろの準備をしていた頃、女性陣の皆さんは空き時間に稽古中。

 

 

 

 

ノートにメモをとっています。

 

 

 

 

ちなみにその近くではあまとくんがぐっすりお休み中😴

 

 

 

 

 

 

皆さんの準備が終わったところで

 

 

 

 

第二部舞踊ショー開演です!

 

 

 

 

■第2部舞踊ショー

 

開始一曲目は座長による女形舞踊からスタート。

 

 

 

 

 

本日はなんといっても座長祭り。

出番がとても多いため、舞台のすぐ横に鏡とライトがスタンバイされています。

 

 

 

 

 

途中から座長も合流しての群舞へ。

劇団鯱定番の「東京、宵町草」もこのままおこなわれます!

もちろん主役は座長!

 

 

 

 

続いては兜天馬さんの舞踊

 

 

 

 

舞台裏では座長の女形着付けが急いでおこなわれています。

 

 

 

終わった後はすぐに出番!

 

休憩時間に用意されていた灯りを持っての舞踊です!

 

 

 

使った着物は裏方さんがすぐに畳んで端にまとめてあります。

 

 

 

 

 

女形の出番が終わったあとは立役へ。

短い時間のなかでお化粧も立役専用に変えています。

 

 

 

 

舞台はメンバーの個人舞踊。

 

兜蛇々丸さん

 

 

 

 

松川翔也さん

 

 

 

 

 

 

獅童礼斗さん

 

 

 

 

みなさんかっこいい〜

 

 

 

 

 

 

そして次の群舞に備えて集合。

 

 

 

 

飛んで跳ねての激しい舞踊に盛り上がりがすごいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

続いては座長の袴舞踊!

 

 

 

黄色の袴の背中に描かれたお城が特徴的です!

 

 

 

袴から袴への衣装替え!

 

 

 

連続での出番のため裏側もバタバタ!

 

 

 

袴舞踊の「山河」

 

 

 

 

 

ラストのような豪華さですが、まだまだ舞踊ショーは続いていきます!

 

 

 

 

舞台袖から皆さんの活躍見守る美奈月好次(みなづき こうじ)さんをパシャリ

 

 

 

舞台でも華麗に踊られていました!

 

 

 

 

 

続いては、兜獅子丸さん

 

 

 

 

 

ラストショーまで残りわずかとなりましたが、ギリギリまで座長が舞台に出ています! 

 

 

 

 

 

 

終わったあとはラストショーに向けて股旅衣装に着替えていきます。

 

 

 

 

ラスト前は美鈴華梨さんの舞踊でお客さんの盛り上がりを最大まで上げていきます。

 

 

 

 

 

いよいよラストショーが始まります!

幕の後ろでは皆さんが待機中。

 

 

 

ここからは正面からどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初から最後まで座長大忙しいで迫力ある公演でした!

 

 

座長の挨拶をもってお昼の部の公演は終了です!

 

 

大入御礼!

皆様お疲れ様でしたーー!

 

 

 

■朝陽政次座長メッセージ:

芝居、団体舞踊、音響と、個々だけでなく劇団全体の総合力を上げて、ひとつひとつの舞台の質をよくできるように頑張っていますので、ぜひ足を運んでください。

 

 

 

 

■兜獅子丸若座長メッセージ:

メンバーひとりひとりの個性の濃さを大事にしながらも、同じ方角を向いて一致団結して日々公演をしています。特にお芝居に力を入れているので、ぜひ観にきてください!

 

 

 

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羅い舞座 京橋劇場 2025年6月公演
「劇団輝」舞台袖レポート

2025年6月22日 15時23分07秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は、羅い舞座京橋劇場での劇団輝公演に密着しました!

202567日取材)

 

 

 

開演前

午前11時。

葵たけし(あおい たけし)座長がすでにお化粧中。

 

 

 

 

その近くには、桃色さくら(ももいろ さくら)さん

 

 

 

13歳だそう。

 

 

 

 

匠志雄大(きょうし おうだい)さん

 

 

 

今月に行われる雄大さんの襲名記念での客席の調整を行なっていました。

 

 

 

 

こちら4階の楽屋。

ゲストの真田きみや(さなだ きみや)座長が準備中。

 

 

 

 

舞台袖に戻ると、三兄弟の皆さんに挨拶をする輝縁結登(きえん ゆいと)くんの姿がありました。

 

 

 

 

 

奥から順に、

武幻龍大(むげん りゅうだい)副座長。

 

 

 

 

お芝居の録音を流してセリフの確認をしながら化粧をしていました

 

 

 

 

雄大さん

 

 

 

 

 

 

そして、覇士大虎(はくと だいご)若座長です。

 

 

 

 

 

今日のお芝居「悲恋地獄」は大虎さんの誕生日公演のときに行われた演目で、今回で2回目になるそう。

目を開けた状態で演じる盲目の役、その見せ方も見どころの一つなんだそう。

 

 

 

 

化粧を終えたさくらさんの着付けをする鈴風ふみ(すずかぜ ふみ)さん

 

 

 

 

その傍で結登くんが鬘の準備を終えて待機しています。

 

 

 

 

 

帯を置きスペースを見てみるとさくらさんの名前が書かれた可愛らしい団扇がありました😀

 

 

 

 

 

着付けも終えたさくらさんは音響の準備へ

 

 

 

 

スマホを使って音源を出しているので

たくさんのスマホが音響機器の近くに置かれています

 

 

 

 

 

 

舞台。お芝居のセットが準備されています。

 

 

 

 

結登くんもお手伝い。

 

 

 

 

 

セットの裏側には階段が作られていました。

 

 

 

この階段が、お芝居で活躍します♪

 

 

 

 

 

劇団輝にとって京橋劇場は今回が初乗り。

広い劇場なので、照明もたくさん購入したとのこと。

 

 

 

ちょっとわかりづらいですが、

今、電気が点いているのが劇場のもので、それ以外が劇団のものになるそうです。

 

 

 

 

 

さて、主役の大虎さんも準備バッチリ!

 

 

 

 

被っている鬘は新品だそうです。

気合いが伝わりますね♪

 

 

 

 

 

雄大さんの影アナウンスでいよいよ第一部お芝居「悲恋地獄」開演です!

 

 

 

 

 

 

 

1部お芝居「悲恋地獄」

 

 

 

 

鬘を被ってスタンバイする雄大さん。

 

 

 

 

音響には龍大副座長が入ります。

 

 

 

 

 

さて、舞台は序幕。

清次郎の叔父(座長)が清吉の女房のおあき(ふみ)に清次郎(大虎)と別れるように伝える場面。

清次郎はおあきと別れないと言い、叔父とは縁を切ることに。

 

 

 

 

 

目が見えない清次郎が出掛けていくのを見送る場面。

 

 

 

 

仲睦まじく、幸せそうな空気が流れています。

 

 

 

 

舞台袖では龍大副座長が着付けの確認をしています。

 

 

 

 

その横で結登くんが着物のお片付け。

今回のお芝居では何度か着替えが行われるので、

鏡の近くに着やすいようにまとめられています。

 

 

 

 

 

 

おふさに頼まれ、おふさの夫の定吉(龍大)に部屋を貸した清次郎とおあき。

清次郎の留守に、定吉とおあきはただならぬ関係に……

 

 

 

ここから話の流れが大きく変わっていきます。

 

 

 

 

 

つる(雄大)とかめ(さくら)が、おふさ(真田きみや座長)に、夫の定吉が間男していることを教えて、小遣い稼ぎをしようとする場面。

 

 

 

 

 

 

おふさが驚きのあまり、かめを桶で頭を叩こうとします。

 

 

 

 

客席からは見えないと思いますが、実はこの時、桶の底板が外れておりました(笑)

 

 

 

 

怒りながら去るおふさ。

「やったー!」「引っかかった!」と喜ぶつるとかめ。

 

 

 

 

舞台から戻ってきたさくらさんに、皆さんが「がんばったね」と声をかけていました☺️

 

 

 

 

場面転換。

皆さん手際よく舞台道具を動かします。

 

 

 

 

 

 

おあきに別れないでほしいと頼み込む清次郎。

しかし、定吉に蹴られ、諦めろと責めたてられます。

 

 

 

 

 

惨めに泣く清次郎の頭の中で、叔父の言葉がこだましました。

「人を頼るな、杖を頼るな。自分の足で歩けるようにーー」

その言葉を、何度も唱えて歩く清次郎。

徐々に自分の足で歩けるようになっていきます。

 

 

 

 

 

二人がいる場所に訪れた清次郎。

「おあきを返してください」と言いながら、包丁で定吉に襲いかかります。

 

 

 

 

 

 

 

もう一度一緒になろうと言うも、おあきは清次郎を拒絶。

 

 

 

 

ついにはおあきも刺してしまいます……

 

 

 

 

「これから先は、私と二人で悲恋地獄へ……

という言葉を最後に、お芝居は終演。

広い舞台の端から端まで走り回っての二人の死闘に、何度も拍手が起こりました。

 

 

 

 

 

お芝居が終わったあとは口上挨拶です。

 

 

 

 

 

その間、化粧替えをする龍大副座長。

 

 

 

 

お化粧前は綺麗に化粧品が並べられています^^

 

 

 

 

マカロンみたいで可愛いですね^^

 

 

 

 

雄大さんは、つけまつ毛をつけるところ。

 

 

 

 

 

 

大虎若座長も、化粧にかかります。

 

 

 

 

 

 

お芝居で使用した着物を手際良く畳む結登くん。

 

 

 

 

 

 

第二部舞踊ショーの開始時間が近づいてきました。

さくらさんが音響の調整を始めています。

 

 

 

 

 

舞台のほうには幕とベンチが準備されていました。

 

 

 

 

幕には皆さんの名前が書かれています。

 

ふみさん曰く

「(みんなの名前がバラバラなのは)個性を大事にしようということで、みんな自分の好きな名前をつけました。

一回覚えたら忘れられないと思います(笑)」

 

 

 

準備ができた雄大さんときみや座長。

 

 

 

 

仲良しピースをいただきました😆

準備も整い、いよいよ第二部舞踊ショー開演です

 

 

 

 

 

2部舞踊ショー

 

一曲目は団扇を使用した盛り上がる舞踊でスタート!

 

 

 

 

 

続いてはたけし座長による舞踊

 

 

 

 

 

雄大さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大虎若座長

 

 

 

 

 

 

 

真田きみや座長

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台袖近くの鏡には。舞踊で使用する着物が順番に置かれています。

 

 

 

とても開演中とは思えない、片づき方です。

 

 

 

舞台でも裏でも、皆さんとにかく走り回ってます!!

 

 

 

 

 

音響をしながらかけ声をかけるさくらさんに、

 

 

 

 

どんどん着物を片付けます結登くん。

 

 

 

 

 

 

第二部ラスト舞踊でもやっぱり動く動く!!

 

 

 

 

 

お芝居から舞踊ショーまで、すごい運動量。

袴群舞の息の合った迫力あるラストに終始舞台が盛り上がっていました。

 

これにて本日の公演は終演。

皆様、本当にお疲れ様でした!!

 

 

 

 

元気いっぱい!!

 

 

 

 

葵たけし座長メッセージ

京橋は初乗りなので今月もうまく成功するように、そして次もお客さんに来てもらえるように頑張ります!

 

 

 

■劇団輝プロフィール

葵たけし座長が旗上げ。葵一門の芸を大切にしながらも、独自の感性でキャッチしたアイデアをもとに次々と幻想的な世界を創り出し、前進を続けている。座長の三人の息子(覇士大虎・武幻龍大・匠志雄大)を使った座長のオリジナル狂言には定評がある。
舞踊ショーでは、できる限りお客様の色々なリクエストを大切にし、即興で舞台を構成するなど、他にはない舞台作りを心掛けている。
「限られた公演時間の中で最大限楽しんでほしい」と語る座長の強い信念は、三人の息子たちをはじめとする劇団の時代を担う若手たちに確かに受け継がれている。

 

 

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