舞台裏シリーズ
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舞台裏シリーズ

羅い舞座 京橋劇場 2024年10月公演
「劇団花車」舞台袖レポート

2024年10月26日 16時44分40秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は、羅い舞座京橋劇場で公演中の劇団花車 総座長姫勘九郎 & 二代目姫京之助祭りに密着しました!

20241013日取材)

 

 

■開演前

午前11時。

舞台袖には、今回の公演で使用する美しい鬘が並べられていました。

 

 

 

 

華やかで可愛い〜

 

 

 

 

綺麗にセットされています。

 

 

 

 

その近くで、二代目 姫京之助(にだいめ ひめ きょうのすけ)座長がお芝居のお化粧中。

 

 

 

 

丁寧にアイラインを引いています。

 

 

 

京之助座長が使っている手鏡はシナモンロール! 

すごくかわいいです

 

 

 

 

二代目「お客さんが作ってくれたんです」

 

 

 

 

その近くでは、姫元帥(ひめ げんすい)ゴッドがお化粧中

 

 

 

お化粧の傍で野球の中継を流していました!

 

 

 

4階の楽屋へ。

姫野百(ひめの もも)さんがアイラインを引いていました。

 

 

 

「時間がないので、仕事の中で推し活しています笑」

 

 

 

 

 

 

別の部屋では姫乃レオ(ひめの れお)さんが眉を描いているところ。

 

 

 

 

レオさんはトイストーリーが大好きだそうで、グッズが近くに置いてありました!

 

 

 

 

 

続いては、 姫勘九郎(ひめ かんくろう)総座長の部屋へ移動。

 

 

 

真剣な面持ちでアイラインを描いています!

 

 

 

勘九郎総座長の化粧台はすごくシンプル。

物をあまり持たない主義だそうです。

 

 

 

 

 

続いて訪れた部屋では、英虎博(はなふさ こはく)さんがお化粧中。

 

 

 

化粧台にはウルトラマンがたくさん置かれていました!

 

 

 

 

 

 

5階の舞台袖に戻ってみると、みなさん着付けや音響などの準備を始めていました。

 

虎博さんの着付けを補助する百さん

 

 

 

 

音響等の確認をしている夕月新吾(ゆづき しんご)さん

 

 

 

 

 

影アナウンスを行うレオさん

 

 

 

みなさんテキパキと忙しなく動いています!

 

 

 

二代目、鬘もかぶって準備万端!

 

 

 

 

舞台を見てみると、すでにセットが整えられています。

 

 

 

本日のお芝居は「釣り忍」

 

玄関には釣り忍がかけられています。

 

 

 

■お芝居「釣り忍」

 

あらすじ:

大店の息子であった定次郎(勘九郎総座長)と元芸者であったおはん(京之助座長)が、仲睦まじく暮らしています。

そこに、定次郎の血の繋がらない兄(虎博)が訪ねてきて、

「定次郎が店の跡取りとなったので、定次郎と別れてほしいと」、おはんに懇願します。

はじめは渋るおはんでしたが、自身の生い立ちや定次郎の将来を考えて、別れる決心をするのでした……

 

 

 

 

 

定次郎に袴を着せるおはん

 

 

 

二人で行う作業というのもあって互いの表情はどこかかたく、

見ていて胸が締め付けられます。

 

 

 

去っていく定次郎のほうを見るおはんの表情に

涙がでてしまいそうになります

 

 

 

 

お店の本家の人たちと話す場面

 

 

 

 

 

 

お面をつけて登場してきた定次郎の姿が印象的でした

 

 

 

 

 

跡は継がないと駄々を捏ねる定次郎と本家の人たち(新吾さんと百さん)の

ボケとツッコミに笑いが止まりませんでした笑

 

 

 

 

定次郎がもう家には帰ってこないと宣言して、家を去る場面

 

 

 

父と兄が必死に止める様子に胸が苦しくなりました

 

 

 

偶然再会したおはんと定次郎と定次郎の友人

 

 

 

友人の力もあって仲のよかった頃のようにテンポよい会話が繰り広げられ、笑いが止まりませんでした。

 

 

 

 

友人が去ってからは再びぎこちなさがあった二人ですが、

互いに一緒にいたいという気持ちを打ち解けあったことで、

今までの場面でもっとも柔らかな表情で二人は舞台を去っていきます。

 

 

 

 

 

お芝居終演。

急いで着付けをする京之助座長と補助するレオさん

 

 

 

 

 

幕が開いて、口上挨拶へ!

 

 

 

 

 

口上挨拶をしている間、新吾さんは着物などの片づけ中

 

 

 

 

 

舞台袖では舞踊ショーに備えて、姫野まゆ(ひめの まゆ)さんとブッチャーみなさんが帯の準備。

 

 

 

 

今日の舞踊ショーは、総座長と二代目が出ずっぱりで、1秒を争う早替えの連続。

 

まゆさん「帯をセットしておくことで、より早く着付けることができるんです」

 

 

 

 

 

 

こちらは勘九郎総座長の着付けスペース。

着物がズラリと並べられています。

 

 

 

 

とにかくすごい量!これを1回のショーで全部使う?!

すごく華やかでした

 

 

 

4階の楽屋では勘九郎総座長がお化粧中。

 

 

 

 

「お化粧でのこだわりはなんですか?」

総座長「みんなができない化粧をしたいって思っています」

 

 

 

 

5階の楽屋。二代目もお化粧の仕替え中。

 

 

 

 

二代目は最速10分でお化粧をすることができるそうです! 

すごくはやい!

 

 

 

 

化粧の後はすぐに着付け

 

 

 

 

レオさんと新吾さんがテキパキと手を動かしています

 

 

 

鬘を被ってバッチリ決めている勘九郎総座長をじっと見つめる京之助座長

 

 

 

 

 

おや?舞台の近くになにやら白い玉がたくさん置かれてあります。

 

 

 

 

今回の舞踊ショーで使われるものでしょうか?

 

楽しみですね。

さあ、いよいよ第二部舞踊ショー開演です!

 

 

 

 

 

 

■第2部 舞踊ショー

 

幕開けトップ

勘九郎総座長と二代目、スタンバイ完了!

 

 

 

 

 

 

華やかな衣装で踊る姿に見惚れます

 

 

 

 

 

 

一曲目が終わったあとは急いで着付けをする勘九郎総座長とそれを補助するまゆさん

 

 

 

 

 

着替えてすぐに灯篭を持って舞台に立つ勘九郎総座長

 

「お梶」

 

 

 

 

 

 

その後すぐに、藤十郎(二代目)も登場!

 

 

 

 

あまりのはやさに、客席からも驚きの声が上がりました♪

 

 

 

 

曲が終わってすぐにお着替え

 

 

 

 

可憐な姿にうっとり

 

 

 

 

 

勘九郎総座長も登場!

 

 

 

 

 

このシーンに客席から黄色の歓声が聞こえてきました!

 

 

 

次の舞踊の準備をする勘九郎総座長をパシャリ

 

 

 

 

 

京之助座長の着付け姿もパシャリ

 

 

 

 

忙しいなかでも和気藹々としています!

 

 

 

男前な姿で登場した京之助座長

 

 

 

 

文字が書かれている着物が特徴的です!

 

 

 

 

はんなりとした雰囲気の勘九郎総座長

 

 

 

 

滑らかな動きにうっとりしちゃいます

 

 

 

勘九郎総座長が踊っている間、京之助座長は再びお化粧変え。

 

 

 

 

 

舞台での美しい姿に見惚れちゃいました!

 

 

 

 

 

 

勘九郎総座長、サングラスが決まっています♪

 

 

 

 

 

勘九郎総座長、京之助座長、ゴッドによる3人舞踊

 

 

 

 

動作一つ一つが逞しく雄々しい!

 

 

 

 

虎博さんの浪曲舞踊も痺れました!

 

 

 

 

 

続いて姫元帥GOD。安定の「粋」です。

 

 

 

 

 

 

 

二代目と若手の群舞。

 

皆さん楽しそうで、こちらまで踊り出しちゃいそうになりました♪

 

 

 

 

 

舞台袖では音響を調整する百さんに

 

 

 

 

 

大量の着物や鬘をスピーディに片付ける新吾さん。

 

 

 

皆さんの動きの速さに驚かされました!

 

 

 

 

 

楽しいひと時もついに終盤へ…

 

ラスト舞踊「KAGUYA」

 

 

 

 

ラストショーに襖が使われていたことにびっくり! 

 

 

 

キラキラ✨の紙吹雪に包まれて…

 

 

 

 

 

白い玉から大量の紙テープがバッ!!

 

 

 

 

みんなでキメ!

 

 

 

 

 

 

最後は皆で大入の三本締め♪

 

 

 

 

 

「ありがとうございましたー!」

撮影しながらずっとワクワクが止まらない

ノンストップの華やかな公演でした!!

 

 

 

 

 

■劇団からのメッセージ

姫勘九郎総座長:

新体制になって初めての京橋、いい舞台を見せられるように色々考えています。

来ていただいて損はないと自信を持って言えるので、見に来てください!! 

見に来い!!(←命令!笑)

 

 

二代目姫京之助座長:

普通の日に、できるだけお客さんに来てもらえるように頑張ってます。

「お楽しみショー」と書いてあるところはサプライズみたいにできたらと。

その日その日にお客さんが驚くようなものができたらなって思ってます!

 

 

 

 

 

 

■羅い舞座チャンネル続々公開中!

劇団メンバーがワイワイトーク。

いいね&チャンネル登録よろしくお願いいたします!!

 

 

 

 

 

羅い舞座 京橋劇場 2024年9月公演
「剣戟はる駒座」舞台袖レポート

2024年9月26日 16時07分26秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています。

今回は、羅い舞座京橋劇場での剣戟はる駒座「鵣汀女形祭り」公演に密着しました!

202497日取材)

 

 

開演1時間前

午前11時。

舞台裏にお邪魔すると元気な掛け声が聞こえてきました。

 

「おはようございます!」

「一生懸命、心を込めて」 「ありがとうございます!」

「素直な心で」「すみません」

「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ、いらっしゃいませ!」

「心を込めて」

「ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます!」……

 

このかけ声は劇団の日課として毎朝必ず行われているもの。

全員の声を合わせての唱和は、間近で聴くと迫力がありました!

 

 

 

もう1つの日課がこちら。

舞台裏入ってすぐのところで、男性陣の皆さんで神棚のものの手入れ。

 

 

左:津川祀武憙(つがわ しぶき)座長、右:津山斗輝矢(つやま ときや)さん

 

 

 

 

津川鵣汀(つがわ らいちょう)座長は脚立に乗って、神棚の掃除。

 

 

 

 

 

 

 

「神様はできるだけ高いところに」を意識しているそう。

 

掃除が終わって、みんなで神棚に向かって手を合わせます。

 

 

 

 

一連の日課で、気持ちが引き締まりますね。

 

 

 

 

さて、こちらの青のかっこいい鬘は、届いたばかりの新品。

 

 

晃永樹里杏(あきなが じゅりあ)さんと、長女の津川世羅(つがわ せいら)ちゃんが一緒に使います。

 

 

 

 

世羅ちゃんが実際に被ってみました。

 

 

 

一気に大人っぽくかっこいい雰囲気に!

世羅ちゃんは現在小学二年生です♪

 

 

 

 

4階の楽屋のほうに行ってみると、

津川幸斗天(つがわ さとり)ちゃんと津川八大(つがわ えいと)くんがいました。

 

 

 

現在、幸斗天ちゃんは6才、八大くんは2才。

お二人の仲の良さが伝わってきますね〜

 

 

 

 

津川観綺(つがわ かんき)くんと津川玉鳳(つがわ たお)ちゃんからピースをいただきました!

 

 

 

 

観綺くんは5才、玉鳳ちゃんは4才です

 

 

 

 

 

別の部屋に移動してみると、斗輝矢さんがお化粧中。

 

 

 

一度は舞台を離れていたことがある斗輝矢さん。

でもまたみんなに笑顔を届けたいという気持ちから、再入団しました。

 

 

 

 

同じ部屋にゲストの壱成(いっせい)さん。

 

 

 

 

実は先月の舞台袖レポートにも登場している壱成さん。

もはやレギュラー?!(偶然です笑)

 

お化粧をしながら芝居の音声を流していました。

本日のお芝居は初めて演じるものだそう。

 

 

 

 

壱成さんの近くには前回と同じく手作りのネックレス

 

 

とても綺麗ですね☺️

 

 

 

 

女性陣のお部屋へ。

 

晃栄美箕杜甫(あきさか みずほ)さん

 

 

 

アイラインを描いていると、八大くんが突然ポーチを持って来ましたよ

 

 

 

「どうしたん? なに持ってきたのー?笑」

 

 

 

 

晃愛あられ(あきな あられ)さん

 

 

真剣に眉を描いている姿をパシャリ。

 

子役さんたちがいたこともあって、楽屋内はとても賑やかでした!

 

 

 

 

龍のかっこいい暖簾のこちらのお部屋は、勝龍治(かつ りゅうじ)総帥の楽屋

 

 

お化粧中で鼻筋を描いているところにお邪魔しました。

 

 

 

化粧台の近くには、ご家族の写真が飾られていました。

 

 

元はバラバラの写真ですが、旅回りをしているので、こうして一つにまとめているのだそう。

 

 

 

 

 

5階の舞台袖へ。

鵣汀座長、本日は女形芝居! 

 

 

 

丁寧に赤ラインを描いていきます。

 

本日のお芝居「江戸の暁 八幡祭 美代吉殺し」では美代吉役。

このお芝居は羅い舞座京橋劇場でしかできない演出があり、

観ることができるのは一年に一回、京橋劇場に帰ってきた時だけ。

超レアな日でした!

 

 

 

 

アイラインを描いていた祀武憙座長

 

 

 

自身の化粧をしながら観綺(かんき)くんのお化粧も見ていました!

 

 

 

観綺くん、今日初役です!ドキドキ〜

 

 

 

 

 

開演の時間が近づいてきました。

 

鵣汀座長の着付けを補助する晃丈夕葵(こうじょう ゆづき)さんと晃菜千寿(こうさい せん)さんをパシャリ

 

 

 

 

八大くんをあやす龍治さん。

 

 

 

ひ孫とひいおじいちゃんの姿に和みますね。

 

 

 

 

 

 

祀武憙座長、鬘を被って準備完了!

 

 

かっこいいです!

 

 

 

舞台袖に待機していた晃楽恋蝶(あきら こちょう)さん。

お綺麗な姿でピースをいただきました!

 

 

 

 

あられさんの影アナウンスで、お待ちかねの第一部お芝居開演です!

 

 

 

 

 

 

第1部お芝居「江戸の暁 八幡祭 美代吉殺し」

 

(あらすじ)

芸者・美代吉(鵣汀座長)から百両を用意することができれば一緒になると言われた縮屋新助(祀武憙座長)。

新助は家も全て売り払って百両を用意したものの、美代吉は既に百両を手に入れたため、約束を反故にします。

怒り狂った新助は、八幡祭で美代吉を待ち伏せし

実際に起きた事件を下敷きに作られたお話。

 

 

 

美代吉こと鵣汀座長の登場。

客席から大きな拍手とかけ声が聞こえてきました。

 

 

 

 

美代吉の情夫である三次こと壱成さんも登場。

 

 

 

 

 

その頃、舞台の裏側ではーー

 

 

自身の身なりを確認している笠を被った千寿さん

 

 

 

T–シャツに自身のサインを描いている祀武憙座長

 

 

 

鬘を整えている斗輝矢さん

 

 

 

舞台転換。みんなで大道具の移動させます。

 

 

 

青色の長い布は何に使うのでしょうか?

 

 

 

 

新助と美代吉が対面する場面

 

 

 

 

舞台袖から見ると……

 

 

こんな感じ!

なるほど「川」だったのですね。

舞台袖で棟梁さんが船に繋いだ縄を引っ張って動かしていました。

 

 

 

 

 

幕が閉まると壮大な舞台セットだった分、皆さん大急ぎで次のセットを始めています

 

 

 

鵣汀座長は息つく間もなくお着替え中

 

 

 

新助が美代吉のもとに来た場面

 

 

新助が美代吉に思いを伝え、百両を用意することができれば美代吉を娶ることを約束します。

 

 

 

 

 

 

 

その頃、舞台袖では着物の片付けをする恋蝶さん

 

 

 

次の出番に向けて準備をしていた千寿さん

 

目線&ピースサインいただきました!

 

 

しっとりした舞台とは対照的に裏側は賑やかでした☺️

 

 

 

包丁を構えた壱成さんをパシャリ

 

 

 

しっかりキメ顔いただきました!

 

 

 

 

舞台に立つと舞台袖での雰囲気とは一変して今にも美代吉を刺しそうな勢いで詰める三次。

 

 

 

 

この後、誤解を解いたあとに新助がお金を渡しにきます。

 

 

 

 

 

幕を閉める区切りのために、拍子木を持って待機している夕葵さん

 

 

 

 

 

転換の間、鵣汀座長は本日三度目のお着替えへ

 

 

綺麗な横顔にうっとり

 

 

 

 

いよいよ物語は終盤。

 

「おい、お前。美代吉を知ってるか。あいつはな嘘つきだぞ。あ!!」

 

 

子どもの腕を掴んで叫ぶ姿に、新助の狂気が滲み出ています。

祀武憙座長の凄みに、目を見開いて固まる観綺くん。

緊張感が解けてしまうので、絶対笑ってはいけない大事な場面。

観綺くん、お見事でした!

 

 

 

 

お侍さんからこっそり刀を盗みとった新助

危険な雰囲気を纏わせてはけていきます。

 

 

 

美代吉を襲う新助

帯を用いて表現された場面は大迫力!

 

 

 

必死に逃げる美代吉。

しかし向けられた刃から逃れられず……

 

 

 

その後、新助は男たちに捕まり、担ぎ上げられて退場

 

 

これにて第一部お芝居終了!

シリアスな展開に思わず見入ってしまい、しばらく言葉が出ませんでした。

(怖かったー)

 

 

 

 

芝居が終わり、口上挨拶へ

 

 

おしゃべり中の祀武憙座長と壱成さん

 

 

 

 

口上挨拶が行われている幕の裏側では、舞台の片付け。

 

 

せいらちゃんが手にしているのは血糊のボトル。

 

 

 

舞台袖では着物などの片付けが手際よく行われていました!

 

 

主に音響を担当していたのは裏方の鈴丸唄子(すずまる うたこ)さん

 

 

「取材くるんやったらこのTシャツ着てくればよかったー笑」

と、スマホでオリジナルのTシャツを見せてくださいました!

 

 

 

舞踊ショーに向けて鵣汀座長がお化粧の手直し。

 

 

一層はんなりとした雰囲気が、鏡越しから伝わってきます。

 

 

 

口上を終えた祀武憙座長もお化粧中

 

 

 

 

 

 

 

斗輝矢さんの影アナウンスで、お待ちかねの第二部舞踊ショーへ!

 

 

 

 

 

第2部舞踊ショー「鵣汀女形祭り」

 

開始一曲目はもちろん鵣汀座長。女形で登場!

 

「弁天小僧菊之助」

 

 

途中で、急いで衣装を替えて

 

 

再登場。

 

 

 

 

ここから女形のオンパレード!

 

艶やかでシックな装いから

 

 

 

天女のような女形になり

 

 

 

 

ドレスタイプの着物もよくお似合いです♪

 

 

 

 

 

短い時間の間に着付けなければならないので

舞台袖では複数人で補助につきます

 

 

 

 

鵣汀座長と祀武憙座長の可憐な相舞踊

 

 

思わず見惚れてしまいました!

 

 

 

祀武憙座長のかっこよさの詰まった舞踊

 

 

 

 

キュンキュンしちゃいそうです!

 

 

 

 

華やかな舞台の裏側では

音響の確認や着付けの補助や片付けなど、常に大忙し。

 

 

 

 

女性陣の皆さんも裏側で奮闘していました!

 

 

 

 

 

勝龍治総帥、登場。

 

 

渋くて漢らしい姿にうっとり

 

 

 

剣戟はる駒座さんでは、舞踊ショーの間にコントが入ります

今回は「もし昔の時代に携帯電話があったら」

 

 

他にも舞踊中に突然パンを食べ始めたり、笑いが広がります

 

 

 

 

 

舞台袖では、皆さんラストショーに向けて準備を始めています

 

 

 

晃大洋(こうだい はるか)さんも準備万端

 

 

周りを見て座員のかたにアドバイスしている姿が印象的でした

 

 

 

奥の方ではラストショーの振りの練習をしていました

 

 

 

 

 

 

舞台では壱成さんの優雅な舞踊。

 

 

 

そしてラストショー直前は世羅ちゃんの登場です。

 

 

 

小学生とは思えない大人顔負けのかっこいい舞踊でした!

 

 

 

 

その頃、舞台袖では大きな黒い幕と白い幕が準備されていました。

 

 

 

鵣汀座長も鬘を被って準備完了。

 

 

 

 

 

ラストショー「アマテラス」が始まります!

 

 

 

 

 

 

 

 

神秘的でダイナミックな舞踊

まるで、一つの物語を見ているような気持ちになりました!

 

 

 

最後は皆さんで大入の三本締め

 

 

 

 

最初から最後まで見どころ満載な1日でした!

 

 

 

 

津川鵣汀座長メッセージ

京橋劇場さんには、ほぼ毎年乗せていただいてます。

ここでしかできない演目がうちにはあるので、

そこも一つの特別感として見てもらいながら、

去年とここが変わったとか、

新たな発見をしてもらえるように頑張っています。

舞踊ショーも大事ですが、

うちは芝居で納得してもらえるような作品作りを心がけています。

役者もそれぞれ何かしら変化をつけ、

楽しんでもらえるようにやっていますので、

ぜひ皆さまお時間作って観きてくださればありがたいです!

 

 

津川祀武憙座長メッセージ

今月は僕の座長五周年がありまして、絶賛それに向けて稽古中です。

13日は「ミュージカル時代劇芝浜」で、

替え歌、踊り、お芝居という宝塚のミュージカルっぽい感じでやります。

14日は「寛永宮本武蔵伝」。

もしもこの時代に宮本武蔵が生きていたらというのをやります。

もちろんそれ以外も頑張ってますので、とりあえず五周年は来ていただいて(笑)、

それ以降も続けて来ていただければありがたいです!

 

 

■ユーチューブチャンネル公開中!

剣戟はる駒座メンバーによる楽しいおしゃべり動画公開中!

ぜひチャンネル登録の上、ご覧くださいませー!

 

 

羅い舞座 堺駅前店 2024年9月公演
「劇団華」舞台袖レポート

2024年9月24日 21時59分27秒

舞台袖レポートでは、楽屋や舞台袖など客席からは見られないところの様子をお届けしています!

今回は、羅い舞座 堺駅前店での劇団華公演に密着しました!

2024910日取材)

開演1時間前

午前11時 取材班到着。

 

楽屋へ続く通路には、両サイドに衣装箱やかつら箱が、綺麗に天井近くまで積まれています。

ベビーブルーで統一された たかひろ座長の衣装箱。

 

 

 

なんかいい匂いがして来ました😋

 

楽屋を覗いてみると、

美波天(みなみ てん)さんがラーメンに舌鼓を打っていました😋

 

 

そこに現れた

中村喜道(なかむらきどう)副座長も・・・「俺もラーメン食べたいっ!!」

お湯を注いで

3分待ちますw 本日は、焼豚ラーメンのようです😋

 

 

 

市川かずひろ太夫元兼座長の化粧前。

この日は諸用の為、まだ楽屋には到着しておられません。

化粧前の横にはモニターが。

かずひろ座長は時代劇も好きだけど、洋画が大好きでよく観ているそうです!

今ハマっているのは「ヴァイキング〜ヴァルハラ〜」という海外ドラマ。

洋画やアニメなどからもアイデアをもらって、お芝居に創作して味付けをするそうです!!

 

 

 

その横には・・・

市川たかひろ座長の化粧前✨

 

 

座員の皆さんが化粧を始める前に、やよいさんがそれぞれの化粧前に新しいタオルを用意してくれています✨✨

 

 

 

肥前隆次(ひぜんりゅうじ)さん は、早々に化粧や準備を終え、開演時間を待っています。

 

 

 

 

そうこうしていると、たかひろ座長も楽屋に到着し、化粧を始めています。

座長に化粧のこだわりを尋ねると

「僕は、これと言って特にこだわりは無いですね。濃すぎず、薄すぎず、自然な感じで。」

「(化粧をするのが)めちゃくちゃ遅ので、早めに来て、いつものこの時間なら化粧を終わらせています。」と座長。

 

 

 

市川実蕾(いちかわみらい)さん も、皆さんの衣装の準備等を終え、化粧を始めます。

「かずひろ座長が勧める映画は、絶対ハズレ無しで面白いんです!!」と実蕾さん😊

 

 

 

 

開演時間が近付くにつれ、舞台袖が慌ただしくなってきました!

 

 

 

 

そしてようやく、諸用で遅れていた かずひろ座長も

「ごめんね〜!今日はヨロシク〜!!」

と、楽屋に到着。

お芝居の化粧を始めます!!

 

 

 

たかひろ座長自ら、開演の口上挨拶❗❗

 

 

開演直前の幕裏。

いよいよ開演です❗❗❗

 

 

 

 

 

■第一部   ミニショー 

 

隆次さん 天さん 実蕾さん による 舞踊からスタート✨

 

舞台袖では 

喜道副座長とたかひろ座長が仲良く音響を操作しています(^^)

 

 

 

中村喜道副座長 登場✨

 

 

 

その頃楽屋では・・・

 

たかひろ座長も

やよいさんに着付けを手伝ってもらい

準備完了!!!

 

 

 

市川たかひろ座長 登場✨✨

ショーの合間にも舞台袖のカメラにむかってピースをしてくれるお茶目な座長w

 

 

 

ミニショーを終え、幕裏では、急ピッチでお芝居の準備が進みます!!!

 

 

かずひろ座長も衣装に着替えて芝居の準備!

 

準備が出来たら、「ちょっと、食べてみて〜!」と、買って来たキンパを皆に勧めて回りますwww

 

 

たかひろ座長、芝居の化粧を始めました。

 

 

隆次さん、お芝居の開演をアナウンス!!

 

 

 

 

 

 

■第二部  お芝居  「稲妻双紙」

 

 

この地に入り込んでいる稲葉小僧新助という盗賊を召し捕らねばならん、 そしてまた一つ、辻斬りの一件も

早く解決しなければ! と見回りをする奉行所の役人 村上とたつ吉。(喜道副座長&天さん)

 

 

そこに上役の大川(かずひろ座長)が現れ、「奉行所の面子にかけて、なんとしても稲葉小僧新助を召し捕れ!」と凄む。

 

 

稲葉小僧新助は楽屋で準備中😁

 

 

この地を治めるお奉行様、に自分より早く稲葉小僧を捕まえると言った、自分より下の立場の村上の事が、が気に食わない上役の大川。

 

 

 

 舞台袖で次の出番を待つ喜道副座長&天さん

 

 

 

闇夜の中、頭巾の男に左平(実蕾さん)が斬られてしまう。

 

偶然、その場に鉢合ってしまった稲葉小僧新助(たかひろ座長)。頭巾の男と小競り合いになる。

 

 

 

稲葉小僧新助が去った後、十手を持った役人 村上たちが現れる。

「稲葉小僧新助の仕業に違いない!とうとう人を殺めよったか!」と大川。

「稲葉小僧新助は、盗みはすれど非道はせぬ。と聞いている。この刀傷は侍のもの、つまり辻斬りの仕業に違いない!」と村上。

 

 

 

ついに稲葉小僧新助を召し捕った村上。

 

 

シリアスなお芝居ですが、幕裏では笑顔で記念撮影www

 

 

「有言実行だな。ワシも鼻が高いわ!」と大川。

 

たつ吉と新助は同郷の馴染みだった。

 

稲葉小僧新助の田舎では母は亡くなり、病に倒れた新助の父を妹がひとり面倒をみている事を伝える。

今すぐにでも田舎へかえりたい新助。

「俺が縄を解いてやるから、親父と妹の元へ行ってやれ!」と新助に両親を助けてもらった恩があるたつ吉は、縄を解いてやる。

 

「なぜ縄抜けをした!」

「理由(わけ)を聞こう!」と村上。

 

 

「事情はわかった!」「新助、約束だ!三日後にここへもどって来れるか?約束が出来るのなら逃してやろう!」

道中、役人の目もあるからと羽織と金まで渡してやる村上😥泣けます!!

 

 

 

しばし休憩中の大川(かずひろ座長)をパシャリ✨  こっそり撮らせていただきました😁

 

 

せっかく捕まえた稲葉小僧新助を逃したと知る大川。

「一旦捕まえた罪人を逃したのか???」

 

「盗人の言うことを信じ、騙されたんだ!」 村上の額を割る大川。

村上の額を割られ、「もう堪忍袋の尾が切れた!」とたつ吉。しかし「ここは耐えろ!堪忍じゃぞ!」と村上。

 

 

 

 

舞台は稲葉小僧新助の田舎の家に。

新助の妹(実蕾さん)と父親(隆次さん)

 

新助の突然の帰郷に驚く妹。

 

「何をしに帰ってきた! ワシらを捨て田舎を捨て、出ていったお前が何を今更!」と父。

「江戸で一旗上げようと出て行ったが、どこも雇ってはくれず、金も騙し取られ、そんな折、助けてもらったのが泥棒の親方だった。」

「気づいたときには遅かった。それからは泥棒稼業。今じゃ稲葉小僧と呼ばれる男になっちまった。。。」

役人に猶予を与えられ、「最後の親孝行」として帰ってきたと、今までの事情を父に話すと、父も新助の苦労に同情する。

 

追われの身、長居もできないと去ろうとする新助。

そこを何者かが銃で撃った。

 

「この杖をついて行け」と父と妹。

「役人との約束がある。どうしても行かねばならぬと、俺の分まで、長生きしてくれ!」と村を後にする稲葉小僧新助。

 

 

 

 

約束どおり、負傷しながらも、新助が帰って来た!

新助に、三日前の辻斬りの疑いもかかっている事を伝え、改めて別人の犯行だと確信する村上。

 

「何か覚えてる事はないか?」と村上。

新助は犯人と鉢合った事を思い出し、「侍だった!」と伝える。

その時のもみ合いになった際、とっさに抜き取った印籠を差し出す。

 

 

「この印籠の紋所は・・・・まさしく、上役大川様!」

 

 

 

バレてしまってはと、斬りかかる大川。

見事、大川を成敗した村上!!!

 

そこへ、新助が去ったあと父も亡くなったと妹が頼りにやって来た。

 

 

罪人の身、一緒に暮らすことは出来ないと新助。

 

事情を知り、「お前が帰って来るまで、ワシにその妹の面倒を見させてくれないか?」と村上。 

 

「あとの事は心配ない!」と村上。その場を後にする、稲葉小僧こと新助✨✨

どこまでも人情あふれる男前、村上でした!!

 

これにて お芝居 終幕です✨

 

 

 

 

お芝居が終わりこの日は、喜道副座長が、ご来場のお客様へお礼&ご挨拶。

「昨日は、日本中でここ堺が一番暑かったそうです!」

「37℃を超えてましたからね〜もう熱です!」

この日もかなり暑かったです(^_^;)

 

 

 

 

肥前隆次さん、ショーの準備を始めます。非常にコンパクトな化粧前ですね!

 

 

 

天さんもショーの化粧を進めています。

 

 

たかひろ座長もショーの準備中✨✨

 

 

喜道副座長 化粧を終え赤い着物で準備中✨✨

 

衣装に着替えて、いよいよショーが開幕します❗❗❗

 

 

 

 

 

 

 

■第三部 華の舞踊ショー

 

 

天さん たかひろ座長 隆次さん の郡舞で華やかにスタート!!

 

 

 

中村喜道副座長 女形で登場✨

 

 

美波天さん 紫のロングの髪が素敵です!!

 

 

 

今度は みさきさんがたかひろ座長の着付けをお手伝いされています✨

 

 

 

かずひろ座長もショーの準備を始めています。

化粧のこだわりを尋ねると

「全然無くて、毎日変わってると思います。日によってこーしてみよう、あーしてみようと試行錯誤を繰り返しています!」と座長。

まだまだ絶賛進化中です!!

 

 

続きまして、 市川実蕾さん 立役での舞踊✨✨

 

 

 

 

市川たかひろ座長 女形で登場 可愛らしい舞踊です✨✨ 

 

 

 

 

お揃いのヒョウ柄衣裳で群舞✨✨  「ゴールド・フィンガー」

 

 

 

 

 

市川かずひろ太夫元兼座長  女形でしっとりと舞踊✨✨お美しい✨✨

 

 

 

続いて 肥前 隆次さんと

たかひろ座長 での相舞踊✨✨

たかひろ座長はとても身軽でまるで飛ぶように踊ります✨✨

 

 

 

美波 天さん 立役で渋くキメます✨    「雑草」

 

 

 

 

続いて 肥前隆次さん こちらも立役で舞踊✨  「夢芝居」

 

 

 

 

たかひろ座長  紫の着物に金髪が映えます✨✨ 「Thanks~さらば、よき友~」

 

 

 

 

中村喜道 副座長  黒ラメのかっこいい着物で舞踊✨✨    「アメリカ橋」

 

 

 

かずひろ座長  扇子を持って立役で舞踊✨✨     「人生一路」

 舞台袖のカメラに笑顔☺ 有難う御座います!!  

 

 

 

 

 

■ラストショー   「日本橋から」

 

 

天さんと隆次さんの相舞踊からスタート✨✨

 

 

舞台袖でスタンバイ たかひろ座長&喜道 副座長✨ 

 

たかひろ座長も舞台袖でニッコリ✨✨

 

 

 

これにて、本日の公演は終幕です!!

重厚なお芝居とまさに華やかなショー!!

笑顔あふれる素敵な公演でした❗❗❗

 

 

 

 

送り出しを終えた皆さんが楽屋へ帰って来ました。

皆さん、素敵な笑顔、お疲れ様でした❗❗❗

 

 

 

市川たかひろ座長メッセージ

「ウチも少ない人数ながら、一生懸命やっているんで、ドキドキ・ワクワクと、楽しんでいただき、そして最後に来てよかったな!と

思っていただける様な劇団にしたいですね!」

 

たかひろ座長は、常に裏では座員さんにちょっかいを出していて、とってもチャーミングなイメージでした😊

 

市川かずひろ 太夫元兼座長メッセージ

「どんな世代のお客さんが来られても、楽しんで頂けて、あー良かった!また来よう!っと思っていただける劇団にしたいです。

元気をもらって帰ってもらえる様な劇団にしたいです!」

 

かずひろ座長には、他に見もたくさん、大衆演劇に纏わる熱いお話をしていただきました。

 

本日は、有難う御座いました❗❗❗

 

 

 

かずひろ座長

「ご飯、食べて帰ってよ〜!もう用意してるからっ!」

「ウチの肉うどんは絶品だから、ぜひ食べて帰って!!」

めちゃくちゃ美味しかったです😋 思わず、また食べに来ます!!って言ってしまいましたwww

ごちそうさまでした❗❗

 

 

劇団紹介

平成17(2005)年に市川かずひろ現太夫元座長が旗揚げ。
2017年2月、長男の市川たかひろが二代目座長襲名。
華やかで楽しい、お客さんを笑顔にできる劇団をめざし、
今日もお客さんの笑顔で劇場に華を咲かせる。

 

29日(日)の千秋楽まで堺駅前店で元気に公演中!!!

 

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